Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20240323 今季最後のO禅寺、激渋

(恐らく)今季最後のO禅寺へ。朝一は晴れていたがやがて雨の予報だからか人少なめ。受付をしてジロー池へ向かう。イチロー池真ん中に鵜避けのロープが渡してあったが、全く無意味な感じに見えた。普通に魚喰いまくってたし。最近鵜や青鷺が本当に凄い。どうにかしないとマジで潰れるぞ。
ジロー池の旧フライエリア側、やや右の方で始める。キャストの関係上フライはこちら側でないときつい。逆に言えば初めから選択肢が絞られているので、迷う要素がなくて有り難いとも言える。
まずは定番のタコから始めるが一向にバイトが出ない。1バイトあったが乗らず、以降反応なし。明らかに渋い。これ魚いる?金曜に放流してるはずなのだけれど、朝一なのにも関わらずこの反応の薄さは不安になる。鵜に荒らされ放題だから魚が警戒してしまって口を使わないのだろうか。


6:11
漸く1匹目をキャッチ。しかし続かない。


7:01
やっと2匹目。なんかアタリ少ないです。


7:07
と思ってたら追加。トラウトガムで。この子は太くて良いサイズなのでキープ。


7:46
かなり手前で食った気がする。タコフライで。よく引いた。この子もキープ。


7:51
小ぶり。

これ以降全然反応がなくなる。が、フライエリア中央くらいの人は爆釣している。どうやって釣ってるのかと思ったらドライのようなので真似してみる。確かにライズはちょくちょく出ているし、よく見ると表層に群れが見える。池中央付近の表層に溜まっているみたいだ。
実家から持ってきたスズミのタックルでドライを投げる。右端の方でライズしてる魚はスレてるのか全然反応しない。池中央付近の魚の方が反応が良い。遠くてフライを食ったのか付近でライズしただけなのかよく分からないが、ラインが持っていかれたので食ってるのだろう、と合わせるとヒット!しかしバラしてしまう。結局このパターンで4本ほど掛けたが、キャッチできたのは1匹のみ。


9:06
この子は良いところにフッキングできていたからかキャッチできた。スズミの竿は柔らか過ぎて使い物にならない。またもや、柔らかい竿だとちゃんとフッキングが決まらないというやつ。ダメだ。MMaxcatchのロッド、もう一本買おうかな。

この後はアタリが遠のき、たまに当たっても乗らない、乗ってもバラす、といった具合で全然キャッチできず。周りもそんなに釣れてなかったので渋かったことは渋かったとは思うのだけれど、自分としてはバラしが多過ぎたなという印象。


11:11
久々に追加。

手前の駆け上がり付近でバイトが出ることが多いが、全然反応がないのでちょっと沖に投げてみる。すると立て続けにバイトが出始めた。


11:32


11:35


11:40


11:54
これで上がり鱒。
単に手前ではなく沖に居たというだけの話だったのかもしれない。手前で釣れるもの、という思い込みが足を引っ張った。ドライを頑張って遠投していたことでキャストの感覚を大分思い出した感があって、それでルースニングでも遠くに投げてみようという気持ちになった。


40センチクラス2匹のみお持ち帰り。41と44だったと思う。


・最後やや沖でルースニングしたらアタリが出たので、単純に手前に居なかっただけかもしれない。手前に居るというのも思い込みでしかなくて、沖に居ることもあるので先入観を持たずにマーカーが見える範囲は広範囲に探るべき。フライはタコとトラウトガムだけでいけるかなという感じ。ドライもあった方が楽しめそうではあるが。

・棒ウキのようなインジケーターを試したが、セッティングが面倒な上フライの重さを一定に揃えないと使いづらく、全部自分でタイイングして重さを揃える所からやらなければならないので現実的に難しいのではないかと思った。
インジケーターに拘るよりどんどん数多く打ち直して、明確なアタリを拾うことに集中した方が結果的に釣果は伸びそう。どのみち咥えて持っていってくれないことには、軽く突っつくだけのようなバイトではマーカーに出せたところで乗らないので意味がない。主にデカい魚を狙うわけだし、そんな繊細なバイトを取ろうとする必要はないのではないかと思った。

・ドライは浮かべてるだけだと見切られやすいのかもしれない。他の人を見てると引っ張って動かして誘うのが正解のようだったが、自分のフライはリーダーがフロロのせいか引っ張ると沈んでしまいその手が使えなかった。セッティングを変える必要がある。リーダーも付けてないから上手くターンしなかった。

・実家から持ってきたスズミのロッドでは柔らか過ぎてフッキングが決まらなかった。今使ってる#4をドライ用にしてルースニング用に#6を買うべき?しかしドライが効く場面はそう多くないし毎回この手が通用するかは分からない。とはいえ、毎度マーカーを食ってくるやつは居るんだよな。

・今回もバラしが多かった。やはりフックが弱くて伸びてしまうことが多く、それを気にすると慎重なファイトをせざるを得なくなり飛ばれた際など外れがち。一般的なフライフックではここの魚を相手にするには弱過ぎるので太軸で作り直す必要がある。特にトラウトガム。タコももうちょっと軽いものを作りたい。

・ラインが足元の色んなものに絡まって、椅子に絡まってるのを気にしてる隙に飛ばれてバラしたりしたのでラインバスケットが必要。小まめにラインをリールに仕舞うようにすれば良いだけと言われればそうなのだけれど。要検討。

・フィンガーガードを使ってみたら快適だった。ヒットした際に思いっきりラインを引っ張っても火傷しないし、魚が走った際にはシュシュシュシュ!とスムーズにラインが出ていく。指ドラグ的な。ラインが結びづらくなるのが欠点だが。


今季最後なのにイマイチな釣果だった。バラしが多かったり色々課題が残る感じになってしまい非常に後味が悪いのだが仕方ない。今回の反省点を次回に活かしたい。ルースニングメインのなんちゃってフライとはいえ奥が深いな。次郎池は今回が4回目、フライメインにしてからは3回目。まだまだこれからでしょう。