Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20240315中潮 まだ下水、魚の気配なし


そろそろ港湾に魚戻ってないかな?と見に行ったが、運河は下水臭くてゴミも多く、おまけにクラゲも多くてダメな感じ。雨が降ったのは火曜日で、それから中二日経っているのにまだ下水が抜けきらないのか?後中で潮も結構動いていたと思うのだけれど、なぜか回復が遅い。そんなにも大量に雨が降ったのだろうか?こちら側がダメなら恐らく港区側はもっとダメだろうから、暫くどこに行っても釣れないだろうな。アミだけは大量に湧いていたが、奴らは流されてるだけなので水質がどうとか関係ないのだと思われる。アミにライズしてる魚も皆無だった。

唯一、去年の秋に反応の多かった明暗でワームを流していると何かの魚が食ってきたがどうしても掛からなかったので正体不明。間違いなくシーバスではない。ボラかウグイかコノシロか。クロダイやキビレの稚魚かもしれない。ワームじゃ掛からないからとシンペンにしてみるとバイトがなくなる。やはりソフトルアーの食わせ力は異常。

満潮潮止まりのタイミングで流れが全然なかったのも悪かったのだろうけれど、そもそも下水臭くて水が悪かったのでもしハクが入ってたとしても沖側に出てしまっていて、シーバスも抜けてしまったのだろう。雨が降る度に全てが台無しになる。そしてこれはこの先永遠に解消されることはない。

暫く潮回りが微妙だし前中とかだと一瞬で干上がって釣りにならないのでまた再来週。流石にもう魚も戻っているだろうと思う。


この日は久し振りにグランデージSTD83Lを持ち出したが、やはり穂先の糸絡みが多い。気の所為かと思っていたがやはり他の竿に比べて段違いに穂先の糸絡みが多い。ちょっとテンションが緩んだりすると100発100中絡む。ガイドが悪いのかと思ったが普通のガイドだし、ティップが柔らか過ぎるのかもしれない。柔らか過ぎてブレ過ぎるのでPEを拾って絡むのではないかと。もう少しハリのある83ML-5では同じような事象は発生していない。次回は15ラブラックス90Lでやってみようか。

バチパターンで河川のオープンにぶん投げる釣りばかりしていたせいで、壁ギリギリに平行に投げるとか橋の下に低弾道で入れるとかの港湾の釣りが目に見えて下手くそになった。港湾の静かな水面を見ているとバチルアーを投げたくなるがそれで釣れるようになるのはもうちょっとだけ先。

20240313中潮 河川バチ、やっぱり終了してた。



昨日の雨の影響もありそうだし、風も強いのだがもう最後なので行くしかない、ということで河川下流域へ。到着してみるとやっぱり風が強い。これはもう仕方ないので何とかやるしかない。雨の影響か、なんか水がやや下水臭いのも気になる(河口の方に水再生センターがあるからだろう)。これ釣れるのかな?

到着時、丁度満潮時刻くらいだが北風のせいで表層は流れている。バチの姿は見えない。とりあえずマニックスロー135から投げるがやっぱり引き波は厳しいか。プリンス曰く風の強い時こそ敢えて引き波でアピールした方が良くて、沈めても逆に目立たないという話だったが…やはり限度があるのでは?スロー135だと風でラインが持っていかれるので水面を滑ってくる感じになってしまう。駄目だこりゃ、ということで前々回反応のあった(マルタだが)空海スリム140に替える。しかし以前よりも更に北風が強く、アップに投げようとしてもまともな飛距離を稼げない。こんな手前で巻いてても流石に厳しいのでは、ということでマニック155にしてみる。このルアーはこんな状況でもぶっ飛んでいく。風が強過ぎるので最早マニック以外はまともに飛ばない。他に手段がないのでもうこれで何とかするしかない。アップだと沈んでいってしまうのでクロスに投げて、クロス〜ややダウンで食わせる感じで。こんなので釣れるとも思っていなかったが、繰り返しているとややダウンに入ったあたりでグンッ、とヒット!え、マジかよ。この状況で食うの?なんか小さそうだけど跳ねたのでシーバスっぽい。小さいしバレそう。寄せてくるとやっぱりセイゴ。抜き上げるとポロリしそうなので激流の中操作しづらいが何とかネットへ。


20:15
やっぱりマニックなのか…しかしよくこのサイズのルアー食えると思ったな。初めて155で釣ったけど、やっぱり細ければ長くても食うのだな。逆に言えば長くてもセイゴを排除する機能はないという。

この1匹しか居ないということはないだろう、と同じやり方で繰り返すがこれ以上は反応得られず。さっきのは交通事故的な感じだったのだろう。そもそも強風&激流の中でどうやって釣ったのか自分でもよく分からないので再現性がない。
20:30くらいからチラホラとバチが流れてきた。しかし何故か小さいバチが多く、やはりもう終わりなのだろうなという雰囲気。もう流しソーメンになることはないのだろう。空海スリムやマニック155を投げ続けたが、更に風が強くなってきたのもあり見切りをつけて21時前に納竿。
帰り際、河辺でカップ麺食ってる外国人の集団が居たが何だったのだろう?このクソ寒い中なぜここで?というかどこで買ってどこでお湯入れてきたの?謎だらけ。

閑話休題
前の潮から怪しかったが、やはり河川の(少なくともこの川の)バチ抜けはもう終わったのだろう。去年の港湾とかもそうだったが、終わったのかな?と思ったらそこで終わり。そこからまた持ち直すということはまずない。産卵したら死んでしまうのだからどんどん数は少なくなっていくのだし、最後の方はもうパターンとして成立しなくなっていくものなのだろう。他の川に行けばまだ可能性はあるかもしれないが、皆考えることは同じなので輪をかけて混雑するだろうしそこまでしてバチに拘る必要もないかな、ということで自分としては今年の河川バチはここで終了。というか前の潮で終わってたのだけれど。マニックに始まりマニックに終わった。河川はやっぱりマニックなのかな。
多少のズレはあれども毎年同じような感じで、1月末か2月頭から始まって3月初めには終わる。序盤の方が釣り易い印象がある。風が吹くと基本ダメだがやりようはある。ただ限度があるが。下流域はいつも風が強いし激流なので正直微妙。

この時期の河川でしか使わないルアーは仕舞って、港湾の準備を始めよう。これからが楽しい季節の始まり。



今年河川バチで使ってみたルアー、結局釣れたのはほぼマニックスロー135だった。

マニックスロー135
去年港湾で活躍したのだが河川でも大活躍。下げ始める前の流れがないタイミングで引波出してても釣れたし、下げが効いてきてからも引波出して流してたらシュボッと食ってきた。「河川では引波出してるバチなんかいない」とか言う人もいるけど関係ない。そもそも鉤が付いてるバチなんかいないわけで。今まで如何にナチュラルに食わせるかということばかり考えていたがそれは間違いで、大量に流れてくるバチの中から選んでもらうには引波でアピールした方が効果的なのでは、この釣りはアピールしてナンボなのでは、と考え方が変わった。135という長さもアピールできるポイント。115や95は河川では使う必要なし。色んなカラー使ってみたがどの色でも釣れた。

・マニック135
ノーマルの方、釣果は出ていないがこちらの方が飛距離が出るので使い所はありそう。ただ沈下速度を考えるとスロー135とは異なりアップでは使いづらい。クロス~ダウンで水を当てないと浮き上がらないので。

・マニック155
135を初めて使ったときは「こんなデカいルアー食うの?」と思ったが、135に慣れた今では155にもあまり違和感がない。同様に細いからだろうか。27.5gなのでLクラスのロッドだときついし、MLでも持て余し気味な投げ方になってしまうがそれでもぶっ飛んでいく。これも沈下速度速いので水を当てないと浮き上がらない故にクロス~ダウン専用。港湾でも活躍すると思う。欲を言えばスローの155が欲しいところ。ネットでしか売ってない。廃番ではないが年1でしか生産していないとのこと(135もそうだった気がする)。

ヒソカ120
去年売ってしまったがみんな釣れる釣れるというので買い直した。感想、やっぱり微妙。とにかく飛ばない。みんなこんな飛ばないルアーでどうやって釣ってるの?風が吹いたらヒソカ、とか言ってるけど風強い時にこれ投げても絶望的に飛ばないのだが…。風が強くて水面が荒れているような時に、リップ付きのフローティングミノーで一枚下を探る。シンキングだと沈んでいってしまうので誰でも一定のレンジを引いてこれるフローティングで、というコンセプトは非常によく分かるのだが、如何せん飛ばな過ぎるので使いづらい。

ヒソカ150
120より更に飛ばない気がする。オヌマンもウェーディングして投げてたような…。近距離特化のルアーなのだろうか。そうすると益々自分には合わないかも。
→河川のウェーディングだと沖ではなく手前でライズが出ることもあるようだ。流芯で流れてくるバチではなく、その場所で抜けたバチを捕食しているという状況?そういうシチュエーションで使うルアーなのでは。つまり護岸された都市型河川で遠投して沖のライズを獲ることを目的にしたルアーではない(護岸された河川でも手前でも出るときあるけど)。あれ、そういえばオヌマンのホームって多摩川だよな…

・ピクシス
マニックのパクリ。釣れなかったけど、マニックで釣れていた場面でこれを投げていたら釣れていたと思う。マニック偏愛なのであまりこれを投げるタイミングがない。

・フィール150
長さの割に16gしかないし、センター固定重心なので飛ばない。マニックスローと同じような使い方で釣れそうな気がするが、それならやっぱりマニック投げちゃうんだよな…要は短い時合いの中でローテーションしてる暇がない。

・パドル110
自分の周りではこれで釣ってる人が多かったので買ってみた。これでレンジを入れて流す…と思ったが難しい。上手く流せていたとしても分からないので、結局何も分からない。上級者向けルアーな気がした。これで釣れる人は何使っても釣れるのでは、と。

・ヒエイ123SF
飛ぶ飛ぶ言ってるけどそんなには飛ばない。しかしこれは港湾で使うかも。

・ランザ120F
シマノガレ、エクスセンスノガレこと、重心位置を内蔵したノガレ。あんまり飛ばないけどノガレよりは多少飛ぶかな程度。港湾で釣れそう。

・ブローウィン110S
軽いから仕方ないが思ったより飛ばない。無風ならそれなりに飛びそうだが無風でこれを投げるというのはまずあり得ないので…。

・スリムアサシン149F
去年売ってしまったが買い直し。廃番らしいのでまとめ買いした。これも正直そんなに飛ばないのだが、フローティングミノーとしては飛ぶ方かなという程度。

空海スリム140
マルタ1匹しか釣れていないが、水面が荒れていて引波が通用しない時にどう攻めるか、という感覚はちょっとだけ掴めた。

空海スリム120
軽くてあまり飛ばないので120サイズのミノーは使いづらいと思った。140だけあれば大丈夫。


色々無駄なものを買ってしまったが、結局釣れたのはド定番のマニックなわけで新製品なんか買う必要なかったなと。ただしもしかしたら使い所が出てくるかもしれないので下手に売らない方が良いかも。また買い直す羽目になるのは無駄だし、意外と港湾で使える場面があるかもしれないので。
とはいえ短い時合いの中で迷いをなくすことを考えるとやはりルアーの種類は絞り込んだ方が良いのだろう。まず短いルアーは使わない。アピールできないので。飛ばないルアーもなし。届かないので。風がなければ水面引波でアピール、風が強くて水面が荒れている時はミノーで一枚下を探る、これでダメなら諦めるという感じ。ロリベでボトム攻めるとかは考えない。来年もこんな感じでやっていこう。

場所は結局ずっと上流の方でやってれば良いのではないかと思った。バチ抜け過ぎてから下流域でやったが、恐らく下流域で抜けるということはなくて、ただ上流から流されてきてるだけのように感じた。それでも釣れるには釣れるようだが、激流過ぎてルアーがコントロールできないし時合いも一瞬で終わってしまう。風にも弱い。来年は上流だけでやってみようか。

20240302 O禅寺、強風の中フライで攻略

千葉県沖で地震が頻発している。この日も夜中に地震があったので眼が覚めてしまい、結局全然眠れないまま、そして釣りしてる最中に大きい地震が来たら怖いななどと思いながらもO禅寺へ向かった。駅に着くとタクシー乗り場にタクシーがいなくて、というか着いた時に丁度出たところだったので暫く待ち、開場に少し遅れて到着。もう朝一の行列が捌けた後だったのか、それとも今日はやや風が強いから人が少ないのかは分からないが初めて朝に店内の方で受付したかも。
早速ジロー池に向かい、旧フライエリア真ん中の犬小屋?のあたりへ。フライタックルを準備して始める。まずは前回も調子の良かったオクトパスボム(タコフライ)で。


6:31
幸先よくキャッチ。北風がやや強くてマーカーが見づらいが、それでもスッと消し込んだので分かり易いアタリだった。
リリースして直後、またマーカーが消し込んだので合わせると重い。これは明らかにデカいぞ。開始早々いきなり大物がヒットしてしまった。慎重にやりとりしてキャッチ。


6:36
後で測ったところ47センチだった。いきなりお持ち帰りサイズをゲット。大分気が楽になった。
この後もコンスタントに当たり続ける。


6:40
ちいかわ

6:45
またちいかわ

7:08
この子は体高が凄い。キープ。

7:13
ちいかわ

7:20
ちいかわ…ジロー池なのにイチローサイズが続く。この後自分の近くの魚を釣り尽くしてしまったのかアタリが途絶えた。更に風が強くなってきてマーカーが余計に見づらくなった。当たってるのかもしれないがアタリが取れないので分からない。


8:01
タコフライを地味な色に変えて、なんか久々に釣れた?でもこれはスレだったのかも。
なんか釣れなくなってしまったし、それ以上にこの位置だと北風直撃で寒過ぎるしキャストも困難なので右側へ移動。近くのルースニングの人はコンスタントに釣っていたので多分こっちの方が釣れそう。


8:34
良かった。やっぱりこっちの方が良いのかも。

8:40

9:09
確かこれくらいのタイミングで放流があって、以降コンスタントに当たるようになる。


9:22
40くらい。太くて良い魚。

9:26
ちいかわ

9:36
長さの割に体高がある

9:37
やや小ぶり

9:48
小ぶり…
放流ブーストはこれくらいまでで終わり、また渋くなってきた。要はスレてきてるのでフライを変えてみる。トラウトガムなんてどうだろうか。この手のテールが長いフライは当たっても乗らないのだけれど、短くすると多分食いが悪くなるんだろうな、なんて思いながら一投目、いきなりマーカーが消し込んだ。トラウトガム強っ。と思い合わせるといきなりダッシュし始める。うわ、これはまたデカいぞ。リールファイトに切り替えるために余っていたラインを一気に巻き取る。が、止まらずダッシュし続ける。ジジジジジジジジジジーーーーー!!!!とリールが爆音を立てながら物凄い勢いで逆回転する。リールの逆回転が止まられない。止めようとして押さえても勢い良く出続けるのでハンドルに指をぶつけてしまいちょっと怪我をした。漸く大人しくなったところでリールを巻きまくって、でもまたダッシュして引き出されて、を3回ほど繰り返したら弱ってきた。デカい魚はトルクはあるが歳取っているので体力はなくて、走り疲れると案外すんなり寄ってきたりする。寄せてきたところをそのままネットへ。



10:27
トラウトガムの威力、恐るべし。後で測ったところ52センチ。2匹目と長さは5センチしか変わらないのだが、こちらの方が明らかに太くて体高がえげつない。放流されたばかりの魚だろうか。もう沢山キープしてしまっているが、この魚は持って帰ろう。
流石に場を荒らしてしまったかと思ったが、トラウトガムで打ち続けているとまたヒット。


10:39
この後もトラウトガム凄いな、と思いながら続投すると連続でヒット。しかし悉くバラしてしまう。なぜだろう?と思ったらフックが伸びてしまっていた。またか。
やがてガムにもスレてきたのか反応が薄くなってくる。まぁフライとはいえこんなもんかもしれない。鵜の猛攻のせいもあっただろうけれど、昼間に近づくにつれ釣れなくなるのはどこも同じ。結局釣れるのは朝一と放流後だけ。


11:09

11:20

11:51
この日は割と水の透明度があって、魚の姿が見える時もあったけれどフライが結構見切られていた。バイトしても一瞬突っつくだけとか。これじゃ釣れないなという感じ。スレ切ってしまったか。最後に1匹釣りたかったが全然反応ないままタイムアップで納竿。


結果は6時間で21キャッチ。バラシが結構多かった。全部獲れていたら30弱くらいだったかな。前回多発した「フッキングが甘くてフックが伸ばされる現象」はアマゾンで買った4ピース#4のロッドを使っていれば起こらなかった。ちゃんとフッキングが決まって、デカいのも獲れた。やはり前回使っていたテレスコのロッドは柔らか過ぎたのだろう。グラスだったし。


6匹キープ。



デカい2匹は赤身だった。初めて赤身釣ったかも。いや、リリースした魚が赤身だったかもしれないが。




・FFマーカー、今までオレンジしか持ってなかったのでチャートとピンクも買ってみたところ、チャートが見易いかも。ピンクはなんかイマイチ。これは人によって見易いものがあるそうで、自分の眼はピンクよりチャートが見え易いのかもしれない。

今回使ったフライ

○オクトパスボム 白グリーン
○オクトパスボム 白ピンク
×オクトパスボム 茶カーキ
×ビーズヘッドマラブー 黒
△ペレットフライ
○トラウトガム
×エッグ 赤

ペレットフライはもっと釣れると思っていたけれど意外にもそうでもなかった。ガムの方が強い。ただ乗らないバイトも結構あったが。マラブーやエッグでは釣れなかったが、釣れなくなったタイミングで使っていただけかもしれない。

・変に選択肢を増やし過ぎても迷いが生じるだけなので基本的にはマラブー、タコ、エッグ、ガム、あたりでやっていこうという感じ。ドライも出そうだしまたマーカー食ってくるやつも居たが、安定はしなさそう。

・うちの親父もそうだったが、ルースニングはつまらない、といって引っ張りの釣りしかしない人も居る。それはそれで好みの問題だから好きにすれば良いが、やっぱりルースニングの人の方が釣れてる印象だった。引っ張りでやってる人もデカいの釣れてたが。要はミックスポンドなので魚はルアーを見慣れているし、ルアーが散々横の動きで誘っているので縦の動きの方が反応が良いというだけの話。虫よりペレットを食ってる魚たちなのでスローフォールに反応し易いし。

・強く引っ張る時は右手の人差し指を緩めないと火傷する。当たり前の話だった。

・ジロー池での魚のレンジはボトムなのかと思ったが、そんなこともない。表層を回遊しているのも見えたし、ルースニングで一応半日アタリは続いたので表層~中層で釣れる。攻めるべきポイントはやはり手前の駆け上がり付近。イチローのように沖の表層に溜まってる感じはしないが見えないだけかも。ルアーの人を見てても回収寸前でヒット、ですぐバラし、というのをよく見かけた。沖ではなく手前の駆け上がりに居るからだろう。

20240229中潮 河川バチ終了か?


中潮3日目、雨だしどうせ抜けないし釣れないのだが、どうせなら伝聞じゃなくて自分の眼で終わりを確かめたかった。

東風の予報だったが結局河辺に着くと北風。河沿いに沿って吹く形になるので北風か南風のどちらかにしかならないようだ。昨日よりはマシだがそれでもやや強い。まだ満潮前のはずだが北風のせいで表層は下流に向かって流れている。得意の引波は使えないのでまた空海スリム140やスリムアサシンを投げる。マットチャートのスリムアサシン、フローティングを買ったつもりなのに沈んでしまう。色違いのレッドヘッドなら浮くのでこっちを投げたが、帰ってから重さ測ったら22gだったのでこれシンキングなのでは…?ベリーには確かにFと書いてあるのだが。

たまに風が収まるタイミングがあって、その時だけはマニックスロー135を投げたりもしたが反応はない。下げが効いてきても当然バチの姿は見えず。一昨日で終わったのだろうな。それでも表層を意識してる魚がいないかと投げ続けたが、バチがいないのではそもそも回遊してこないだろうし、この状況ではもうパターンとしては成立しないだろう。当然周りも誰も釣れていなかった。21時納竿。

場所は違うが、前の潮では後中潮3日目でも抜け過ぎるくらい抜けていたので、この河のバチ抜けはもう終わったのだろうと思われる。満潮163センチというのが低過ぎるというのも原因の一つかもしれない。ただ前日も抜けていなかったのでそういう話でもなく、そもそも終わったというだけなのかも。次の潮でも多少は抜けるかもしれないが、間違いなくピークアウトしているので量は減るだろう。それが逆に丁度良かったりするかもしれないので、風が弱そうなら行ってみようと思う。ただ状況が悪そうならわざわざ行く価値はないかな。そろそろ港湾にも入ってきているかもしれないのでそちらもチェックしたい。


今年の河川バチの釣果はシーバス9匹、ウグイ2匹。1月終わりの早い時期が一番調子良くて、次の潮ではバチ抜け過ぎ、その次の潮ではバチ抜けなさ過ぎというか後中1日目で突然終了、といった感じで3回の潮回りで終わってしまった感じ。最初の潮の時に無理してでももっと沢山行っておくべきだったのかもしれない。そのもう一潮前となると抜けてないか、抜けてたとしても魚が少なそうだし、そもそも悪天候だったから釣りにならなかっただろう。自分の環境の中でやれる範囲でベストは尽くしたと思うし、得られたものも多かった。

オープンエリアにマニックを思いっきりぶん投げて、ゆっくり水面を引いているとドン!という、これがやりたいのだが、これは風の弱い時でないと通用しない。風で水面が波立っているような時は、細身のフローティングミノーをほんの少しレンジを入れて本来のアクションを殺す感じで巻いてくる。ただこれだと飛距離が出ない関係上手前しか狙えない。ここから先が課題だが、沖で同じようなことをやりたいならやはりシンペンになってくる。シンペンでは流れの中で思うようにレンジキープができない、というかできてるのかできてないのかも分からない。
プリンスも言っていたがバチの釣りの楽しさは表層で食ってくるところにあると思うので、波風で水面が荒れているような状況ではやりづらいし面白くもない。そういう状況では魚を出せてないので自分の考えが合ってるのか間違ってるのかも分からないままに終わってしまった。一応、想定していたやり方でマルタ1本だけは出せたのでイメージは何となく掴めたが。
表層がダメなら沈めて流せ、などという話もあるが、これもやはりレンジキープができないので例えばシンペンだと沈み過ぎて底を擦ったり、浮き過ぎて引波になってしまったり。これも仮に上手く流せていたとしても分からないというのが難しい。基本泥底とはいえ何が沈んでるか分からない東京の河川、ボトムまで沈めたら根掛かりするし。下流域だと牡蠣瀬もボコボコしているので危険。風がなければ引波、風が吹いたらフローティングで一枚入れる、とりあえずここまでをやると決めて、それ以外の状況というのは捨てても良いのではないか。そもそも条件悪い日に行かないとか。抜け過ぎも抜けないのもそもそも釣れないので何やっても無駄じゃないかと。あとは抜け過ぎだと思ったら次の日(もしできるなら)は少し下流に行くこと。

バチ抜け的に良いタイミングで釣りに行けるか、というのとやはり風が大敵。あとは場所取りの問題もあるが、これは自分の場合は広い場所とか不人気ポイントに入るので何とかなるかな。大まかにアウトサイドが良いとかインサイドが良いとか右岸左岸とかはあっても、その立ち位置じゃないと、というのはないので。QEDは遠いし混むらしいので恐ろしくて行ったことがない。行く気になれない。


・結局ヒソカなんかがマニック並にめちゃくちゃぶっ飛んでくれれば解決する話が多い気がする。無理なのでスリムアサシンか空海スリム140かな、自分の場合は。ブローウィン165は売ってないので却下。しかしヒソカなんて飛ばないルアーでみんなよく釣ってるな。

・プリンス曰くラインメンディングはしなくて良い、ルアーに余計な動きさせると違和感与える、とのこと。

・プリンス曰くアウトサイドよりインサイド側の浅い・流れ緩い方が釣り易いらしい。アウトサイド側の方がバチ流れてくるが、だからといって釣れるというわけでもないのか。実際対岸の方が釣れてる感じがあった。その分混んでたが。

・プリンス曰く風強い時に潜らせても逆に目立たない、敢えての引波でアピールして食うこともあるとのこと。これはもしやマニック155の出番なんじゃないか?

ここら辺の反省を踏まえて、一応次の潮もあるかもしれないが答え合わせはまた来年になってしまうかも。この時期にしかやらない釣りなのでイマイチ上達しないというか進歩がない。結局港湾みたいな釣り方で釣っちゃってるし。まぁ仕方ないか。
寒い日や雨の日が続いたせいで抜けなかったのではという話もあるが、後中1日目は爆風ながら抜けていたとの話なのでイマイチ整合性が取れない。昼間暖かい日の方が抜けるというのはあるにせよ。

20240228中潮 強風河川バチ、読みが外れる


昨日一昨日の爆風よりはマシだがそれでも強風。とはいえもうチャンスもあまりないのでダメ元で河川へ。この前バチ抜け過ぎだったエリアはもう終わりと考えて昨年一昨年行っていた下流域へ向かった。

到着すると先行者多数。こんな状況でもみんなやるのか…。やはり北風が強く、マニックなんかだと水面を滑ってきてしまう状況なのですぐに諦めて、空海スリム120を投げてみる。クロスくらいで早速バイト?と思ったがイナッコにぶつかっただけかもしれない。姿こそ見えないもののそれっぽい魚が時折パチャパチャやっていたので。

リップ付きのフローティングミノーをアップに投げてややレンジを入れ、かつ本来の動きを殺してあまりアクションさせずに巻いてくる、という戦法を取ろうとしたが、北風が強いのでそもそもアップに投げても全然飛ばない。ここに大きな矛盾を感じた。風が強いからこそこれを投げたいのに、風が強いと飛ばないという。近距離以外は捨てる感じでやるしかないのだろうか。スリムアサシン149F、空海スリム120、140、ヒソカ120、など同じような用途のを色々投げ、フィール150なんかも投げるがやはりシンペンはコントロール不能空海スリム140が1番良いような気がして、これを信じて投げ続けてみる。遠投(とはいえ全然飛んでない)するだけではなくやや手前も探ろうとやや手前のアップに投げて、一振りして重心移動を戻してスローに巻いてくると直後にガツン、とヒット。来た!レバーがオフになっておりハンドルが逆回転。スラッグが出てしまったが外れてない。危なかった。慌てて巻いて寄せる。すんなり寄ってきて、もう魚はすぐ手前。そんなに大きくはないかな。暗いのでライトで照らしてみるとリア一本しか掛かってない?バレそう。というか、これシーバスか?浮かせてみるとやっぱり…激流の中ネットインするのに手間取った。


20:31
またお前かよ…。マルタウグイ、50センチ弱くらい。空海スリム140で。

まぁ一応釣れたのでやり方は間違ってないのか?少なくともこいつにはバチに見えたのかもしれない。ということで同じやり方で続けてみたが、これ以外は全く反応取れず。上流では何本か上がっていたようだった。50センチくらいの瀕死のシーバスが流れてきたし。他の人は釣ってたということは魚は居たのだろうし、レンジかスピードが合っていなかったのだろうか。レンジで言えばもっと下だった?

しかし今日、そもそもバチが全然抜けていない。北風で下げのタイミングが早まってバチ絨毯になるのではないかと思ったのだが、一瞬手前でチラホラ流れてるのを見た程度だった。しかも結構下げが効いてきてからのタイミングで。読みが完全に外れた。抜けてるのはもっと上流だろうか。この潮でもこの前のあたりで良かったのか?いや、それならそれで流れてくるはずだし…。他の釣り人は釣れていたので一応パターンとしては成立しているのだろうが、あまりにも抜けてなさ過ぎる。何故なのだろう?
帰り際、上流の人達が釣り上げていたがこれもマルタウグイだった。もしやみんなマルタばっか掛かってる?何度か手前でライズも出てたが、それもマルタ?港湾もそうだけど、手前で出るやつ大抵マルタだよな…

道中の小さな川というか水路みたいなところ、いつもデカバチが抜けているのだが今日は抜けていなかった。え、ここでさえ抜けてないの?常夜灯周りでアミはいたがそれも去年ほどの量は居なかった。これ、もしやもう終わったのでは?流石にまだ始まってないということはないだろう。偶々抜けなかった(?)のか?読みが外れてしまいちょっとよく分からなくなってしまった。河川を変えた方が良いのか、エリアを変えた方が良いのか。単にバチが沈んでいただけなのではないかという話もある。しかしそれも何故?昨日の方がもっと風強くて、それでもバチは抜けていたという話なのだが。やはり昨日で終わったのか?

恐らく今後は最後まで抜けている或いはパターンが通用する河川に人が集まるような形になるので混雑必至。3月からはぼちぼち港湾をチェックしていこうと思う。あと管釣りでフライ。