Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20240217 O禅寺、大苦戦編


朝からO禅寺へ。前回は開始時点では真っ暗で何も見えなかったのだが、ちょっと陽が昇るのが早くなったせいでもう6時でも大分明るくなったなという感じ。その分鵜とか青鷺とかが多くて、朝は奴らのフィーディングタイムになってしまっていた。それが一通り落ち着くまではちょっと厳しいんじゃないかという…。それでも魚からの反応はあったが。

朝一からフライでやっていく。まずは前回調子の良かったオクトパスボムで。幸先良くバイトはあるのだが中々フッキングしなくて、ヒットしたと思ってもすぐにバレてしまう。何故だ?と思ったらフライのフックが伸びてしまっていた。フライのフックがクソ過ぎて伸びてしまうのかと思ったが、前回は普通に釣っていたフライなのでそんなことはないはず。どうやらフライのフックが弱いのではなく、今回使っていたグラスのテレスコロッドが柔らか過ぎてフッキングしても力が伝わらず、ちゃんと刺さっていなかった模様。先端だけが引っ掛かってる状態になってしまう故にすぐに伸ばされてしまいバレていたのではないかと。テレスコのグラスロッド1本で臨んだのだが、もっと張りのあるロッドを使うべきだった。やはりこの前買った4ピースのを使うべきか。準備片付けの便利さの代わりに失うものが多過ぎた。仕舞寸法も短くて良かったのだが。

ルアータックルでいつものフェザーをフォールさせても反応があり、あるいは沈ませた後にデッドスローで巻いてても食うのだが、やはり一瞬でバレてしまう。そんなこんなでバラしまくりで、ルースニングでは結構良い型のも掛かったのだが前述の通りフックを伸ばされたり、ジャンプ一発で外れたりで全然キャッチできない。鵜のせいでプレッシャーが掛かっているのか、他の釣り人も全体的に渋めな感じではあったが、釣っている人は釣っていたのでそれはあまり関係ないのかもしれない。曇り+北風で寒くて、そのせいで魚のレンジが下がっているだけかもしれない。それでもルースニングでは1mとかそこらでバイトがあったが。マーカーに食ってくる魚も居たのでドライも試したが食わなかった。

中々当たらない、折角当たっても乗らない、乗ったと思ってもフックが伸ばされてバレる…結局開始2時間ほどノーフィッシュで、かなり焦っていた。初めは3時間で帰ろうかと思っていたが、思い直して6時間にして正解だった。3時間だったらほぼボウズだったろうし、焦ってしまって余計に釣れなかったと思う。

全然釣れない上に予報に反して天気は曇り、おまけにジロー池フライエリア側は真正面から北風が吹き付けてくるので寒い。耐えられなくなりサブロー池に移動してみた。しかし鵜にやられ放題という話のサブロー池、やはり魚影が薄いようで一度マーカーに反応があった以外は全然釣れそうな気配がない。餌釣りの親子だけは釣れていたが。イチロー池で空いてるところはないかと見に行ったが厳しそう。仕方なくジロー池の入り口側端の方、唯一空いていたスペースに入れてもらって再開。手前しか攻められない感じなのでフライで。エッグフライにガン玉8号を付けて沈めてやると反応あり。当たってるけど乗らないな、と思ってたらもう食ってた。何とかネットイン。


8:38
鼻曲がりのオス、35センチくらいか。開始から2時間半、やっと釣れた…。この子は夕飯にするためにキープ。

エッグは当たりはあるもののフックが小さいせいか全然乗らないので、オクトパスボムに変更。その後もちょこちょこ追加。

8:59

9:12

9:19

フライエリア側が少し空いたのでそちらへ移動。の直後に、さっきいた辺りで放流があった。移動しない方が良かったかも?でもまぁ隣との距離が近いのもやりづらいので移動して良かっただろうか。誰も叩いていないせいか少し魚が溜まっているような姿も見えたので、フライなら食わせられるかも。


9:50

10:25

バラしたりしながら追加していく。リーダーが短くなってきたのでどこかのタイミングで先に矢引ほど付け足して、これによって浮き下を少し長くできたのだが、これが功を奏したような気がする。要は今まで浮き下が短過ぎたのだと思う。それでも釣れてはいたが、浮き下の長さ=フライの位置ではないので長めの方が潰しが効くというか。ルースニングは放置でも掛かるが、結局はフォールで食わせる釣りなのでより長い距離、長い時間フォールさせた方がチャンスも多いだろうし、魚のレンジが下であったとするとそこまで落とさないと食わないし。

オクトパスボムを打ち続けていると当たり、フッキングすると明らかに重い。これはデカい。これは絶対獲りたい。ロッドを横向きにして水面から出さないようにし、慎重にファイトしてネットイン。一度ラインが右手から離れてしまいラインスラッグが出てしまったが、フライは自重が軽いのでヘッドシェイクでも意外と外れないようだ。


11:07
ゴン太の45センチ。やった!今日は本当にダメかと思ったが諦めずに続けて良かった。これがあるから管釣りは楽しい。

さっきの魚で十分満足だが、まだまだ釣りたいところ。オクトパスボムやビーズヘッドマラブーで数匹追加。

11:28

11:39

11:42

最後に1匹釣って終わりたかったが、小さいのを2連続でバラしたところでタイムアップ。

写真を撮らずにリリースあるいはキープしてしまった魚もいたので、結果は6時間で恐らく12匹。序盤は壊滅的で本当に今日はどうなってしまうのかと思ったが、前回も16とかだったので最終的にはそれなりに釣れたかなというところ。周りの釣り人を見ていた感じ、9割はルアーだったが、放流後に皆釣れ始めたなという雰囲気だった。どうやって釣っているのかと観察していたが、普通にスプーンやクランクなんかで釣っていたみたい。ボトム系のルアーとかそういう感じでもなさそうだった。多少カウント取って沈めてはいたようではあったにせよ。見えてる範囲でも50センチ前後のをキャッチしたりバラしたりしているのを何度か見た。隣のフライの人はもっとデカいやつ、恐らく60くらいのを釣っていた。放流直後の魚なのか、放流によって既存の魚の活性が上がったのか、そこは定かではないが、いずれにせよ放流後がチャンスの模様。

今回は結局フライのみで魚をキャッチした(とはいえ、ルアータックルの方もほぼフェザージグしか使わないので似たようなものだが)。いつもやってるフェザーの釣りも主にフォールの釣りで、ラインの動きでアタリを取っているが風が強いとかなりやりづらい、というかほぼアタリが取れなくなるので風が吹くとお手上げである。ルースニングはマーカーを起点にしてフォールさせる感じで、マーカーは多少風があっても水面に置いておけるから風にもある程度強い。ただ掛けてからはドラグのあるルアータックルの方がバラしにくく有利なのは明白だが。

浮き下を長く取るためにもフライロッドはそれなりの長さが欲しい。やはり9フィートあった方が無難。そしてそれなりの硬さというか張りがないとフッキングが決まらない。もっと硬い竿が欲しいところだが…




・フライライン→フロロ2.5号(ここにウキゴムを通す)→フロロ2号(ここは短くなってきたら交換) このシステムで良さそう。結束でウキゴムが止まるが、この方が予めセットしておけるし、浮き下をそんな極端に短くすることはないのでこれで大丈夫。テーパーリーダーは不要。
・ドライでも出そうな雰囲気あるけど結局沈めた方が釣れる。虫よりもペレットを食っている魚達なので。
・スミスのマーカーはすぐズレるのでフルックスのFFマーカーが良い感じだが、これ廃番なのか?
・テレスコのフライロッドが欲しかったけれど、どれも渓流を想定してるのか7ft程度のものばかり。やはり浮き下の長さの兼ね合いで9ftは欲しいので難しそう。追加で買うならマルチピースでもっと仕舞寸法短くて、かつもっと硬い竿。とはいえフライに関してはタックルにあまりお金掛けたくない気分。
・メインがフライになりつつあるせいもあるけれど、イチロー池にはもう行かないかも。ジローの方が楽しいので。