Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20240302 O禅寺、強風の中フライで攻略

千葉県沖で地震が頻発している。この日も夜中に地震があったので眼が覚めてしまい、結局全然眠れないまま、そして釣りしてる最中に大きい地震が来たら怖いななどと思いながらもO禅寺へ向かった。駅に着くとタクシー乗り場にタクシーがいなくて、というか着いた時に丁度出たところだったので暫く待ち、開場に少し遅れて到着。もう朝一の行列が捌けた後だったのか、それとも今日はやや風が強いから人が少ないのかは分からないが初めて朝に店内の方で受付したかも。
早速ジロー池に向かい、旧フライエリア真ん中の犬小屋?のあたりへ。フライタックルを準備して始める。まずは前回も調子の良かったオクトパスボム(タコフライ)で。


6:31
幸先よくキャッチ。北風がやや強くてマーカーが見づらいが、それでもスッと消し込んだので分かり易いアタリだった。
リリースして直後、またマーカーが消し込んだので合わせると重い。これは明らかにデカいぞ。開始早々いきなり大物がヒットしてしまった。慎重にやりとりしてキャッチ。


6:36
後で測ったところ47センチだった。いきなりお持ち帰りサイズをゲット。大分気が楽になった。
この後もコンスタントに当たり続ける。


6:40
ちいかわ

6:45
またちいかわ

7:08
この子は体高が凄い。キープ。

7:13
ちいかわ

7:20
ちいかわ…ジロー池なのにイチローサイズが続く。この後自分の近くの魚を釣り尽くしてしまったのかアタリが途絶えた。更に風が強くなってきてマーカーが余計に見づらくなった。当たってるのかもしれないがアタリが取れないので分からない。


8:01
タコフライを地味な色に変えて、なんか久々に釣れた?でもこれはスレだったのかも。
なんか釣れなくなってしまったし、それ以上にこの位置だと北風直撃で寒過ぎるしキャストも困難なので右側へ移動。近くのルースニングの人はコンスタントに釣っていたので多分こっちの方が釣れそう。


8:34
良かった。やっぱりこっちの方が良いのかも。

8:40

9:09
確かこれくらいのタイミングで放流があって、以降コンスタントに当たるようになる。


9:22
40くらい。太くて良い魚。

9:26
ちいかわ

9:36
長さの割に体高がある

9:37
やや小ぶり

9:48
小ぶり…
放流ブーストはこれくらいまでで終わり、また渋くなってきた。要はスレてきてるのでフライを変えてみる。トラウトガムなんてどうだろうか。この手のテールが長いフライは当たっても乗らないのだけれど、短くすると多分食いが悪くなるんだろうな、なんて思いながら一投目、いきなりマーカーが消し込んだ。トラウトガム強っ。と思い合わせるといきなりダッシュし始める。うわ、これはまたデカいぞ。リールファイトに切り替えるために余っていたラインを一気に巻き取る。が、止まらずダッシュし続ける。ジジジジジジジジジジーーーーー!!!!とリールが爆音を立てながら物凄い勢いで逆回転する。リールの逆回転が止まられない。止めようとして押さえても勢い良く出続けるのでハンドルに指をぶつけてしまいちょっと怪我をした。漸く大人しくなったところでリールを巻きまくって、でもまたダッシュして引き出されて、を3回ほど繰り返したら弱ってきた。デカい魚はトルクはあるが歳取っているので体力はなくて、走り疲れると案外すんなり寄ってきたりする。寄せてきたところをそのままネットへ。



10:27
トラウトガムの威力、恐るべし。後で測ったところ52センチ。2匹目と長さは5センチしか変わらないのだが、こちらの方が明らかに太くて体高がえげつない。放流されたばかりの魚だろうか。もう沢山キープしてしまっているが、この魚は持って帰ろう。
流石に場を荒らしてしまったかと思ったが、トラウトガムで打ち続けているとまたヒット。


10:39
この後もトラウトガム凄いな、と思いながら続投すると連続でヒット。しかし悉くバラしてしまう。なぜだろう?と思ったらフックが伸びてしまっていた。またか。
やがてガムにもスレてきたのか反応が薄くなってくる。まぁフライとはいえこんなもんかもしれない。鵜の猛攻のせいもあっただろうけれど、昼間に近づくにつれ釣れなくなるのはどこも同じ。結局釣れるのは朝一と放流後だけ。


11:09

11:20

11:51
この日は割と水の透明度があって、魚の姿が見える時もあったけれどフライが結構見切られていた。バイトしても一瞬突っつくだけとか。これじゃ釣れないなという感じ。スレ切ってしまったか。最後に1匹釣りたかったが全然反応ないままタイムアップで納竿。


結果は6時間で21キャッチ。バラシが結構多かった。全部獲れていたら30弱くらいだったかな。前回多発した「フッキングが甘くてフックが伸ばされる現象」はアマゾンで買った4ピース#4のロッドを使っていれば起こらなかった。ちゃんとフッキングが決まって、デカいのも獲れた。やはり前回使っていたテレスコのロッドは柔らか過ぎたのだろう。グラスだったし。


6匹キープ。



デカい2匹は赤身だった。初めて赤身釣ったかも。いや、リリースした魚が赤身だったかもしれないが。




・FFマーカー、今までオレンジしか持ってなかったのでチャートとピンクも買ってみたところ、チャートが見易いかも。ピンクはなんかイマイチ。これは人によって見易いものがあるそうで、自分の眼はピンクよりチャートが見え易いのかもしれない。

今回使ったフライ

○オクトパスボム 白グリーン
○オクトパスボム 白ピンク
×オクトパスボム 茶カーキ
×ビーズヘッドマラブー 黒
△ペレットフライ
○トラウトガム
×エッグ 赤

ペレットフライはもっと釣れると思っていたけれど意外にもそうでもなかった。ガムの方が強い。ただ乗らないバイトも結構あったが。マラブーやエッグでは釣れなかったが、釣れなくなったタイミングで使っていただけかもしれない。

・変に選択肢を増やし過ぎても迷いが生じるだけなので基本的にはマラブー、タコ、エッグ、ガム、あたりでやっていこうという感じ。ドライも出そうだしまたマーカー食ってくるやつも居たが、安定はしなさそう。

・うちの親父もそうだったが、ルースニングはつまらない、といって引っ張りの釣りしかしない人も居る。それはそれで好みの問題だから好きにすれば良いが、やっぱりルースニングの人の方が釣れてる印象だった。引っ張りでやってる人もデカいの釣れてたが。要はミックスポンドなので魚はルアーを見慣れているし、ルアーが散々横の動きで誘っているので縦の動きの方が反応が良いというだけの話。虫よりペレットを食ってる魚たちなのでスローフォールに反応し易いし。

・強く引っ張る時は右手の人差し指を緩めないと火傷する。当たり前の話だった。

・ジロー池での魚のレンジはボトムなのかと思ったが、そんなこともない。表層を回遊しているのも見えたし、ルースニングで一応半日アタリは続いたので表層~中層で釣れる。攻めるべきポイントはやはり手前の駆け上がり付近。イチローのように沖の表層に溜まってる感じはしないが見えないだけかも。ルアーの人を見てても回収寸前でヒット、ですぐバラし、というのをよく見かけた。沖ではなく手前の駆け上がりに居るからだろう。