Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230121 今季初のO禅寺、釣りブームはピークアウト?

今回はシーバスではなく冬の風物詩、管釣りへ。僕のルーツはこの釣りという感じがする。小学生の時、地元の管釣りでビギナーズラックで60センチくらいのニジマスを釣ったのを覚えている。
気合を入れて朝一から行かないといけないのと、いつもと持ち物が違うので準備するだけで一苦労だった。行ったら楽しいのだけど、行くまでのハードルが高い。

現地に着くといつもより車の列が少ない?こんなもんだったっけ?とちょっと思ったが、やはりお客さん大分減った模様。以前は朝一で来ないと釣り座が確保できないくらいの感じで殺伐としていたのに、今回は明るくなってからでもまだまだ隙間が沢山空いていた。もう朝一で来る必要ないかも。釣りブームもピークアウトしたなんて話も聞いたけれど、実際そうなのかもしれない。港湾シーバスもバチ抜け以外は人減った印象がある。単に釣れないからだろうか。

朝はまだ暗いのでラインの動きが全く見えず、なかなかバイトが取れない。しかも風がやや強く、表層の水が流されるのでラインもどんどん流れていってしまう…。苦戦しつつもやっと1匹釣れた。2匹目はやや量型だったのでストリンガーでキープ。しかしその後はなかなか追加できない。勿論全く釣れないということではないのだけれど、いつものようにポンポン調子良く追加できる感じではない。人も減ったけど、魚も減ったのだろうか?あるいは寒いからボトムに着いている?ここは何気に真ん中の最深部は結構深いので、レンジ攻略をしようとするとドツボに嵌る。表層のやる気のあるやつだけに狙いを絞った方が早い気がする。

結局明るくなってきて、陽が差してきて暖かくなってきてからの方が活性が上がってきて調子が良かった。放流のおかげかもしれないが、手前に魚の群れが見えていて、その付近にフォールさせたりゆっくり巻いたりしてると結構バイトしてくる。ただ魚が小さくて、しかもショートバイトなのでなかなか乗らなかったり、すぐバラしたりが多かった。以前は小物中心の1stポンドでも50~60センチ台の大物が掛かったり、悠々と泳いでいるのが見えたりもしていたが、最近はそもそも入れてないような気がする。釣れても40センチクラス。結局序盤にキープした魚が一番大きくて、あとは全部レギュラーもとい塩焼きサイズオンリーだった。40センチクラスはあと2匹くらい掛けた気がするけどいずれもバラした。

今日は何匹かキープする予定だったので、ストリンガーとクーラーバッグを買って持ってきた。クーラーバッグは特に問題なかったが、ストリンガーは粗悪品でワイヤーはカシメが甘くてすぐに解けたし、フロートは浮かないし、フックに付いてるヨリモドシは強度が怪しいし、ということでフックだけ取り外して家にあった別のワイヤーとカラビナを組み合わせて使ってみた。しかしキープするほどのサイズの魚が全然釣れない…。仕方ないので塩焼きサイズも何匹かキープ。ストリンガーはすぐに弱ると思っていたけれど、案外最後まで皆生きていた。スカリは持ち運びに不便なのでこれで良いかも。

いつものことながら、押し忘れもあると思うので正確ではないが大体これくらい釣れました。全然釣れなくなったな、という印象があったが、結果的にはいつもとそんなに変わらないくらいだろうか。後半での追い上げが凄かった印象。やはり暗かったのと、久しぶりだったのと、風がやや吹いていたのでバイトが取れなかったので朝一の釣果が伸びなかったというだけかも。あと毎回駆け上がりの位置を忘れてしまってついつい投げ過ぎてしまう。投げなさ過ぎてもダメだけれど、あまり投げ過ぎてもダメ。沖に向かって、できるだけ遠くに投げたくなるのが人情だが、ここの魚は意外と手前にいる。大物を釣った時でさえ、結局手前だったし。

こんな感じでお持ち帰り。釣り場の洗い場で〆て鱗と内臓だけ取って、クーラーバッグに入れた後駅まで向かう。駅の売店でロックアイスを買って投入。これで家までは何とかなりそうな感じだった。気持ち的に微妙なので釣り場~駅までの時間のために瞬間冷却剤くらい入れようかな。

翌日、ムニエルと塩焼きにして頂きました。あと40センチくらいのメスは抱卵していたのでマスコの醤油漬けを作ってみた。洗い場の向かいにいた人が大物を沢山捌いていて、卵入ってなかったと言っていたので自分のこの魚もメタボなだけかと思ったら、割いた瞬間に卵が!
釣った魚の料理のレパートリーが少なすぎるので、もうちょっと色々作れるようになりたいな。そもそも普段はオールリリースだからなかなか機会がない。本当は持って帰れるなら持って帰りたいし、食べて美味しい魚を釣りたいという気持ちもある。アジングとかやってみたい。
ニジマスをキープするにしても、もっと食べるところが沢山ある大物を持って帰りたいな。赤身のやつとか。せめて40センチクラス。


少々お金は掛かるが、不確定なセイゴ釣りに行ってストレス溜めるよりこちらの方が良いんじゃないかと改めて思った。同じサイズならニジマスの方が引きも強くて楽しめるし。20センチクラスのセイゴだとほぼ無抵抗みたいな感じだもんな…。単純に寒くなってくるとベイトも減って、セイゴも減ってくるので12月いっぱいくらいまでがシーズンというか限界といった感じなのかも。セイゴだからといっていつでもいるわけではないし、簡単に釣れるというものでもない。やっぱり冬は管釣りだなー。

あと管釣りでベイトという変態的な釣りもやってみたけれど、数バイトあっただけで乗らず失敗。フェザージグは重めのを使ってボトム引いたりはできるけれど、普段使ってるような軽いのは流石に無理だった。飛ばな過ぎるし、流石にバックラッシュする。余計な荷物を減らすためにもスピニングだけにしよう。リールは予備含めて2個、ロッドは予備含めて2本、多くて3本で良いかな。

ドッグランができたりしたので野良猫はあまり姿を見せなくなったらしい。店員さんが保護して持ち帰った子もいるとか。鳥は相変わらず沢山いた。