Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20231105小潮 潮の動かない港湾部はダメ


この全然動かない潮だと港湾じゃなくて川なのだろうけれど、あえて港湾の状況を確かめに行ってみる。で、結論から言えば予想通りダメだった。

1ヶ所目、最近調子の良い場所だが、常夜灯が消えてしまっているのが気になる。一応、魚の姿は目視できたのでいることはいる。が、流れが全くないのもあって活性は低いみたい。ジョルティを投げて一度だけヒットしたがすぐバラし。スレだったかも。あるいはゴミか?明暗で魚に触ったのかバイトなのか分からないようなのも一度あった。

2ヶ所目、比較的流れの出る場所だが、やはり流れが緩過ぎる。ルアーを流したいのに全然流れていかない。明暗でジョルティを引いてみると40位のがチェイスしてきた。が食わず。流して食わせたいのだが流れていかないので、回収で巻いてる時に何となくチェイスしてきて→でも食わないで終わり、というのが何度か。ダメだこりゃ。ここでは70アップくらいのデカいシーバスが表層を泳いでいるのを見た。当然食わなかったが、あんなのが居るのか。

3ヶ所目、明暗だがここも流れがない。ここは何の反応もなし。付近のストラクチャー周りでは表層にシーバスの姿。逃げてしまったが。
全然ダメなので大きく移動しようか、と思ったがあまり時間もないのでこの界隈で粘って1匹を絞り出そうということで。狭い水路は無反応。ここも流れがなさ過ぎ。最近あまり行ってなかった明暗周りに行こうとしたら先行者いて打てず。一つ下流側の橋、ここは暗いし微妙そうだがどうか、と打ってみるとバイト。しかし乗らない。セイゴだろうか。またストラクチャー周りに戻って、さっき魚の見えたあたりを打ってみるとバイト!しかしまた乗らない。同じところで3度ほどバイトがあったが全部乗らなかった。魚が小さいのか活性低くてやる気がないのか、両方なのか。水路に移動して角を打って、壁際をちょっと攻めてみる。ボウズ逃れのセイゴでも良いから出ないかと思ったがそれさえ厳しい感じ。やっぱり流れがなさ過ぎる。2ヶ所目に戻るがまたチェイスのみ。1ヶ所目に戻るが反応なし。僕の負けです。納竿。

普段から流れの緩い港湾部とはいえ、全然潮が動かない日はダメ。流れが緩いからこそ、その緩い流れがあるかないかというのは大違いということらしい。おまけに常夜灯が消えてしまっていてポイントにならない場所もあった。来るタイミングを考えなければならない。馬鹿の一つ覚えではいけないということ。

潮が動かない時、魚はどこに行ってしまうのか。何のことはない。その場に留まっている。ただし活性が低いので食ってくることは少なく、食ってきたとしてもショートバイトで乗らない。こういう時はセオリー通り川に行くべき。シーズン終盤になって漸く色々分かってきた感じ。正直もう遅いのだけれど、今年はまだ水温が下がらないようなのでもう少しだけチャンスがあるかもしれない。いつもの場所でいつも通り釣りたいと思うのが人情だが、そう簡単にいつも上手くはいかない、というか要はタイミングが全てなので、状況に応じて適切なポイント選びをすること。超基本。もうパターン変わっちゃってるのに少し前のパターンをなぞろうとして失敗する、というのも割と多い。他人の釣果を見て同じ場所でやろうとしても釣れない、とかは大抵このパターン。

今回もパックロッドをやめてロッドは15ラブラックスAGS90L。ガイドがデカいしブランクスは程よく反発力があるので適当なアンダーキャストでもルアーがすっ飛んでいく。ロッドケースにタモの柄も入るのでデカいリュックを背負う必要もなくなり、一回り小さいリュックで。なんかこっちの方が却って装備がコンパクトになるような気もする。ロッドケースが長くて取り回し悪い、というか正直邪魔になるが、慣れればそんなに極端に邪魔でもないかな。9ft程度なら。最近慣れてきて9ftが別に長くも感じなくなってきた。小場所では取り回し悪いし、持ち運びの際意図せずティップをぶつけたりはしてしまうが。このロッドをメインにやっていこうと思う。大は小を兼ねる、という発想でいくなら90Lが港湾には一番向いてるのかも。