真夏はサブロー池、ゴロー池のみで規模縮小営業、そして釣れないという噂だがどれくらい釣れないのだろう？と気になったので行ってみた。3時間一本勝負で。恐らくそんなに釣れないだろうと見込んで持ち帰り用の装備も無し。
このエリアはいつも開場前から車の行列ができているのだけれど、8月、そして平日ということもあってか車はほぼゼロ？自分が入っていく時に2台追い抜いて行ったのが最初のお客さんだろうか。恐らくほぼ一番乗りで受付してサブロー池を目指す。
暑いからインレット側が良いのかなと奥の方にエントリー。明け方まで強い雨が降っていた影響か足元ぐちょぐちょ。とりあえずいつも通りフェザージグを投げてスローフォール。食わない。もう一度。当たらない。マジか…。嫌な予感。もっと重めのフェザージグにしてボトムを攻める。これだとググッ、っと何度か当たるが乗らない。そして手前で何かに引っ掛かって取れなくなった。無理矢理回収したらフック折れた。何だったのだろう？この後も何度か手前で根掛かりした。
軽めのフェザージグを少し沈めてゆっくり巻いたりすると時折バイトは出るが如何せん乗らない。何度やってもどうしても乗らない。公式によると水温22度。港湾部の30度に比べればマシじゃないかと思ってしまうが、トラウトの適水温は10度台なので、活性が低くて食いが浅いのだろうな。スプーンで釣れたと言っている人がいたので（迷走してきて）、自分も横の釣りの方が良いのかなとクランクやトルネードを投げてみるがノーバイト。やっぱりフェザーかなと沈めていくとラインが走って、漸く1匹目がヒット！しかしバラしてしまった…。いつものフェザーの釣りをするなら流れがない方が良いんじゃないかと思い始め、少し釣り座を変えてみる。これが功を奏したのかどうかは分からないが、スローフォールからのデッドスロー巻きでヒット！今度こそ獲りたい。素早くネットイン。
7:41
20センチほどのレギュラーサイズだがやっと釣れてくれた。1時間半以上釣れなかったので本当にボウズかと思って焦った。
フェザーを沈めていくと時たまバイトが出るのだけれど、本当にたまーにしか出ないのでずっと集中していることが難しく、瞬時にフッキングができない。それで貴重なチャンスを何度も逃してしまう。それでも長く咥えていたり、たまたま反応できた時だけヒットに持ち込める。が、ヒットしても掛かり方が悪いのかバレてしまったりする。いつもみたいに100匹とか釣れるなら多少バラしても良いのだけれど、1匹が貴重なこの状況でバラしはきつい。今回ロッドがボーダレス180なので、ニジマスを相手にするにはちょっと強過ぎたのもあるかもしれない。口切れでバラしているのかも。
7:55
グダグダな合わせでも何とか獲れることも。30くらいか。このサイズでも鼻が曲がってきていて、オスだな。
1匹釣ってからは自信がついたからか、ちょっと掛かるようになってきた。
8:08
これも何とかフッキングできた。また20程度。
8:31
この1匹はスッと入っていくラインに対して上手く反応できた。掛かった瞬間からデカいなと思ったがO禅寺では割と大物、40あるなし。持って帰っても良いくらいのサイズだが今回はリリース。
この後もう1匹掛けてバラして、ここでタイムアップ。
結果は7ヒット4キャッチ。他のルアーの人もやはりあまり釣れていなかった。唯一フライの人だけはコンスタントに釣れていたが。ミックスポンドだと魚たちもフライを見慣れているせいか、フェザージグがあまり効かない気がした。ルアーポンドのイチロー池でやるからこそ釣れるのか。あるいはイチロー池の魚影の濃さが凄いだけなのかもしれない。いずれにせよ、自分のいつもの釣りはイチロー池でしか通用しないのだと分かった。シーバスにしろ黒鯛にしろ、局地的にしか通用しない釣りばかりだな。まぁそれが自分の釣りだということで。近所でしか釣りしないので、別に色んな状況にマルチに対応できる必要なんてないし。
結論：夏にO禅寺行くのはやめとけ。ただしフライならあり。
おまけ。水抜いた時のイチロー池の様子。ネット上に多数画像は上がっているが、実際に自分の目で見ると結構印象違うなという感じがした。ジロー池もそうだが最深部はかなり深い。って、iPhoneで撮ったからかやっぱり眼で見た感じが写真だと伝わらない。
