Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230726小潮 酷暑のデイゲーム・癒しのナイトゲーム


この日は休みなので、酷暑ながら昼間からチヌキューブ落としに行こうということで港区側のポイントへ。
目的の運河に着く前に、既に見えクロダイがいたのでちょっと狙ってみたが簡単には食わない。潮位的にどうかなと思ったが、やりたかったところはまだちょっと潮位が高過ぎる感じがしたので(オーバーハングの下を打ちたかったので)その先の水路へ。ちょっとチヌキューブを落としてみたが、前回昼間に来た時のようにクロダイが泳ぎ回っているようなこともなく、さっき日陰にいたクロダイ以外は全然魚の姿が見えない。対岸の方が日陰になっていて良いかもしれないと思い対岸へ移動。しかしここでも反応なし。本流側の方が良いのかなと移動していくが一向にアタリは出ない。風が結構強くてラインが岸際に引っ掛かる。あるいは結束が岸際に引っ掛かってラインが出ていかなかったりしてかなりストレス。これだけ暑いと魚は日陰に溜まってたりするのかと橋の下で落としてみたりするも反応は得られず。潮回りのせいか、なんだかこのエリア全体的に魚が薄い気がしたので例の魚の溜まる場所のある運河まで移動してみることに。

移動途中、この前ストラクチャーにクロダイが着いているのが見えたところだが、反対側はどうなっているのだろう?と見てみたが、結論から言えば釣りができるような状況ではなかった。あそこだけピンで魚が居るのだな。しかし昼間は居ないみたい。そりゃそうか。
例のポイントに到着して、さぁクロダイは溜まってるかな、と思ったら…なんと全く居なかった。昼間はこんな感じなのか。そりゃそうか。あんなに溜まってるのは夜だけなのだな。付近でちょっとだけチヌキューブ落としたが、まぁ釣れる気がしないのでちょっと移動。少し下流側の同様に魚が溜まるポイントへ。こちらの方が流れが強いのと、日陰になっている場所もあるせいかかなり魚影が濃い。ハク・イナッコが表層に見えるのは勿論、クロダイの姿も見える。たまに水中でギラっと大きめの魚がヒラを打っているのは大型のボラだろうか。とはいえ誰の眼にも明らかに魚が溜まるポイント。ここら辺の魚は激スレなので、適当にワーム投げてみたが当然食わない。前回ちびっ子クロダイ・セイゴを釣った橋のあたりも、昼間はお留守のよう。見えクロダイをサンドワームのノーシンカーで狙ってみたが食わないので諦めて一旦帰宅。
うーん、なんか全体的に夜の方が良くないか?と思ってしまった。昼間は暑過ぎて人間にも辛すぎる。それは魚達にとっても同じだから、どこか涼しいところに避難しているのではないか。夜だと上ずったり橋周りに集まってきたりするので、色んな意味でナイトゲームが正解なのではないか。チヌキューブは疲れたし飽きたし、そもそも大して釣れないし、となるとデイゲームをやる意味も理由も特にない。釣りしてる時は平気だったが、帰ってから頭痛がし始めたので熱中症の初期症状と思われる。暑い上に釣れないし、昼間の状況を見に行ったというだけで終わってしまった。


日が暮れてから夜の部。昼と同じ場所だが、チヌキューブは封印して、ルアーも諦めて、青イソメで狙ってみる。水路の梯子付近、ボトムまで沈めると早速アタリが。しかし餌を取られてしまう。ハゼだろうか?もっと潮通しの良さそうな付近の方が魚の回遊もあるかなと運河との合流付近で狙ってみる。ボトムを引きずる感じで動かしていくとココン、とアタリが。そして餌だけ取られる…を何度も繰り返した後


19:52

20:15

20:41

20:50

ちびっ子セイゴとコノシロをキャッチ。バラし多数。ちょっと竿が強すぎたかも。次回はもっと柔らかい竿で。全然ショボい釣果だが、ボウズよりはマシ。真夏の港湾部にはこんな魚達しかいないのだから仕方ない。これが夏の釣りである。これならもうハゼ釣りでも良いんじゃないかという感じもある。途中、ワームも引いてみたがアタリはなく、でも青イソメを落とすと無限にバイトが出る。餌最強。まぁルアーなんてそんなものだとは思う。ルアー引いて反応ないと「ここ魚居ないんじゃないか」と思ってしまうが、実際は反応しないだけで餌なら食ってくるのだ。クロダイのヘチ釣りもチヌキューブに拘らず、餌釣りにすれば良いのかもしれない。餌の方が釣れるだろうし。特に青イソメなら多少雑にやってても食ってきそうな気がする。釣れない理由は落とし方が不自然だとか云々じゃなくて「チヌキューブだから」なのではないかと疑い始めている。「釣れないこともない」というのと「よく釣れる」とは別次元。