夕方からでもかなり暑い。そもそも釣りしようか迷うレベルだったが、やらないで後悔よりはやって後悔、ということで港区のポイントへ。三連休で叩かれ尽くされているだろうか。連休最終日の夕方だからか、1人ルアー投げてる人がいたように見えたがすぐにいなくなり、釣り場はほぼ貸切状態だった。
水路1。後から気付いたが、ここは護岸が斜めになってて結構上から抉れてるので普通にフォールさせるだけだと無理な気がする。一応バイトはあったが、よく分からない。ここで時間を使うべきではなかったのだろうけれど、ここで時間を使い過ぎたのが敗因の一つかも。潮位が低い時ならアリか？
水路2。着底してから巻き上げようとしたら掛かってた、というのが一回。というか着底したんじゃなくてそれがバイトだったのかもしれないが。しかしドラグがゆるゆるになってたせいでギュン、ギュン、とドラグが滑って、ちゃんとフックアップできずバラし。貴重な1匹が…。さっきの所と同様、ここもすぐ下から抉れてるんだっけか？でもここでは前回も釣っているので釣れないこともないはずなのだけれど。
その後は何の反応もなく、角を曲がったところから諦めてワームにして、テクトロしてみたらすぐに何かがヒット。
19:58
セイゴだった。ボウズ逃れの1匹。群れでいるだろうと思ったが追加はできず。そう言えばこのへんで50くらいのシーバスが口開けたまま水面を泳いでいた。弱ってるっぽい感じ。
テクトロなどしながら対岸へ移動。水路は潮通し悪過ぎて魚いないのかと思い、本流との合流付近に向かうと何らかの魚のライズが。どうやらクルバチかアミか、小さいベイトが水面に湧いているようで、頻りにライズしているのでノガレを投げてみる。ベイトだと輪をかけて飛ばないが、それでも誤爆が出る。が乗らない。それを繰り返していたら回収間際でシュボッ！っとヒット！しかしすぐにバレた。恐らくセイゴ。1匹掛けたからスレたようで、その後は反応が悪くなる。少し沖側でまたライズしていたので、群れが移動したのかもしれない。再びノガレを投げてみると誤爆、そしてまた何か小さいのがヒットするが、これまたすぐに外れた。チビセイゴだと思うが。船着場のあたりでチヌキューブ落とすも反応なし。橋灯りのあたりでまたライズしてるのでノガレを投げてみる、が反応せず。ここは明るいから見切られる気がする。さっきヒットしたあたりに戻ってまた投げてみたらまた誤爆。しかしもうヒットはなし。ここらで時間になったので納竿。ダメだこりゃ。
結果、クロダイは1バラし、セイゴ3ヒット1キャッチ。うーん、暑いし釣れないし、かなり厳しいな。そしてチヌキューブはやっぱり夜は微妙？というか夜はヘチ側にクロダイいないのか？と思い水面を照らしながら帰っていたら、すぐに見つかった。普通にヘチにクロダイがいた。普通にというか沢山いた。いやいや、こんなに居るの？デカいのも悠々と泳いでいた。なんだよ、釣れないだけでめっちゃいるんじゃん…。この三連休で散々叩かれてるだろうし、スレてるのかもしれないが。そして夜はヘチから離れるとか言ってた奴誰だよ。普通にいるじゃん。ヘチ釣り=昼間というのはやはり釣り人の都合でしかなくて、夜だとアタリが取りづらいからというだけの話なのだろう。少なくとも夜だから釣れないというわけではない、というのが分かっただけでも収穫があったということで。また次回頑張ります。
夏でもシーバスを追いかけろよ！とか書いてる人を見かけたけれど、いない魚を釣ろうとする方が滑稽だと思ってしまう。この時期のシーバスは水温の低い河川の上流域に移動しているか、羽田より沖の潮目の向こう側に出てイワシの群れを追いかけるかしているというのがセオリー。港湾部には数少ない居着きがいるのみ。あるいは港湾部にも局地的にハクに着いている群れはいるが食わせるのは無理ゲー。冬はトラウト、夏はクロダイを釣って楽しもう。
