前回から少し変えて、クロダイが溜まっている（ところのある）運河へ。早速北に向かってやっていく。昨日と同じSに3Bでサクサク探っていく作戦。橋の近くでシーバス狙い？の人達がいたのでちょっとパスした先からやっていく。梯子のそばで落とすと、8秒で着底するはずのところ6秒で止まったので聞いてみるとヒット！サイズは大したことないが良い引き。サクッとネットへ。
19:43
30センチほど、昨日と同じようなサイズ。
リリースして続けるが、この先ずっと北端まで全く反応取れず。いや、アタリはあったような気もするが、魚体に触れただけかもしれない。釣り禁止エリアの先で浮いているクロダイの姿も見えたので期待したが、1匹目はまぐれだったのか。ナイトチヌキューブ、今のところ30センチクラスが1匹釣れるかどうかという感じで、今のまま同じやり方でやっていても同じような結果しか出なそう。やはり何かが間違っているのか、何かがズレているのだろう。しかしプリンス推奨のやり方（公式）はデイゲーム限定、かつもっと長い竿が必要になってしまう。如何なものか。諦めてスピニングにして、南に向かってワームでヘチを引いてみるも当然釣れず、たまにコノシロらしきバイトがあるのみ。うーん、微妙。昨日やったあたりに移動しよう、ということでまた北へ向かいつつ、何となく気になっていた所をここって魚いるのかな？と照らしてみたら驚いた。なんとデカいクロダイが溜まっているではないか！オレンジでちょっと照らしただけなので、当然逃げた奴もいたがその場で留まっている魚も多くいた。まだチャンスはある。この状況、どう攻略するか。それはもう、サンドワームのノーシンカーしかないでしょう、ということで管付きチヌ3号に白のサンドワームを付けてキャスト。風もある上に軽過ぎるのでコントロールしづらいが、流れの上流に着水、食ってくる魚の姿が見えたような気もしたが、すぐに手元にグッ、グッ、っと感触が伝わってきた。ゆっくり巻き合わせしてみるとヒット！なんと一撃だった。これはデカそうだ。このサイズのクロダイ特有の、重くてトルクはあるけど全然引かないというファイト。たまにトルクフルな引きを見せるがすぐに無抵抗になる。狭い場所だし、擦られたりもしたくないので速やかにネットへ。こういう小場所で掛けるが好きなので、久々に自分の釣りという感じがした。
21:39
歳無し行ってるかと思ったが惜しくも47センチだった。とはいえかなり歳取ってそうな、老生魚といった佇まい。このクラスの魚は大抵皆そうだが体表は寄生虫だらけ。今まで散々チヌキューブを落として歩いた苦労は何だったのだというくらいあっけなくヒットしてしまった。とはいえ再現性はほぼないだろう。安定して魚を獲っていく方法を身に付けねばならない。そう言えばC2000サイズのハイパーフォースLBでも不安感は全くなかった。
リリースして続けようとしたが、当然ながら1匹釣ったら警戒されてしまい他の魚は全く反応しなくなった。この状況で釣るならもう餌しかないか。あるいは餌でももう警戒して食わないかもしれない。南の方に戻っていくと釣り禁止エリア、あるいはその付近で釣りしてる人が多数。シーバス狙いなのだろう、何かをドボンドボン投げていたが、物凄い量のハク・イナッコがいるのにライズが出ないところから察するにシーバスはほぼ居ないと思われる。スタート地点のあたりまできて、もうちょっとだけチヌキューブ落として帰るか、と思ったらトラギアC636MLのエンドキャップが無くなっていることに気付いた。知らない間に緩んでいてどこかで落としたのだろう。釣りよりこちらの方が優先、と思い落とした可能性の高い場所を探してみたが見つからない。じつはどこかにあるが見つけきれなかっただけかもしれないし、歩行者やランナーが蹴飛ばして運河に落ちたかもしれないし。諦めてさっき釣った場所でもう一度トライ。魚はまだまだいるが、やはりもう警戒していて食わない。このエリア、近くを通るだけでガボッ！っと音を立てて逃げていくクロダイもいるくらいなので流石にもう厳しそう（こういう魚はそもそも釣れないので相手する必要もないが）。悪足掻きしてみたがストラクチャーにワームを引っ掛けてしまい、回収できず切れてしまったのでこれで終了。
帰りに何となくストラクチャー周りを照らしてみたらデカいクロダイが着いていた。釣れても1匹だけで終わりになりそうだが、あれを釣る方法はないか。やはりサンドワームのノーシンカーだろうか。この手の釣りは焼畑農業というかその場所を叩いたらもう終わりなので再現性もないが、手っ取り早いし何よりこれぞ自分の釣りという感じがする。一言で言えば楽しい。チヌキューブを落として歩くのは正直退屈だし、あまり釣れないので苦痛でもある。テクトロは好きなのだけれど。
今回行った運河、局地的にクロダイが溜まっているところがあるというだけで他にも満遍なくいるわけではないのかもしれない。が、ヘチ釣り（餌釣り）の人は普通に釣っていたのでやはり魚はいることはいるはず。そもそもチヌキューブ自体、餌に勝てるはずがないし、餌と比べたらそんなに釣れるものではないのだろうけれど。如何せんヘチ釣り初心者なので要素の分解ができず、何が悪いのか分からない。結局は試行錯誤していくしかない。来月お盆休みにでもまたデイゲームでやってみようかなというところ。シーバスの釣れない夏の間だけの釣りとはいえ難しいし奥が深い。あまり深入りする気もないのだけれど。
