Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230505大潮 南風爆風、バチ・ハク2本立て釣行


今日は場所を変えて、港区の方を見てみよう。暫く行かない間に状況変わってるかもしれないし。しかしGWだし混雑が予想される。そもそも入れるのか?入れなければ即移動してハクパターンを狙おう。

18時くらいに到着、橋の近くのポイントは流石に埋まっていたが、いつものポイントはまだ空いていた!去年の今頃はかなりやばかったのに、釣りブームも多少は落ち着いたのだろうか?今年はみんな旅行とか行ってるのかな?それなりに混んではいるけれど、去年よりは全然マシ。単に風が強いからかもしれないが。
タックルを準備して、明るいうちに飛距離や巻きスピードを確認。風でかなりラインがフケてしまう。水面ザバザバなのでルアーの位置も見づらいし何やってるか分かりづらい。それでも何とかやるしかないが。

暗くなるまで待とうかとも思ったが、明るいうちに掛かることもあるので、と思いマニックスロー95を投げてみる。すると数投でヒットしてしまった。マジかよ。もう食っちゃった。エラ洗いするのでシーバスだ。風でそもそも飛ばないのでそんなに沖ではない。真ん中より少し先くらいで食ったかな。一気に寄せて、手前でファイトする。一応ちゃんと掛かってる感じかな。まだ潮位が高いのでやりやすい。そしてまだ明るいので、浮かせたところをそのままネットへ。水面まで出さずに、水中でネットに入れた。


18:37
もう釣れちゃった。しかし見るからに真っ黒で居着きっぽいので、まだ群れは回って来ていない。気の早い居着きが反応したのだろう。エラに掛かってはいなかったはずだが、食った瞬間は掛かってたのかも。出血してるのですぐにリリース。

同様にマニックを投げていくが、この後はアタリすらない。前回同様、完全にまぐれだった模様。そのうち暗くなってくるとバチも抜け始め、ライズも出始める。マニックスロー95や115を投げていくが全然反応が取れない。115に一度ショートバイトはあったが。ここはやはりノガレだろうか、とノガレを投げていくとノガレの近くでライズ、と思ったら食ってた!爆風でかなりラインが弛んでいるので分からなかった。急いでスラッグを取って、一瞬掛かったがすぐにバレてしまった。この爆風さえなければ…。その後もノガレにググン、とバイトがあったがすっぽ抜けたのが一回。それ以外は全く反応取れなかった。
最初の1匹以外はマニックにはほぼ無反応、ノガレでのみ反応が取れる感じだった。ライズを見ていて思ったのは、ここのシーバスは引き波バチを追いかけて捕食するのではなく(マニックで釣ったこともあるのでその場合もあるのだろうが)、流れてくるバチを待って捕食している模様。こんなの、ネットのマニュアル的な記事に書いてあるような基本的なことなのに、何で今まで気付かなかったのだろう。

基本的に緩いが流れ自体は常にある。大潮の下げだと少し速くなるし、風が吹くと余計に速くなる。とはいえ河川バチの時の下げの激流に比べれば大したことないが、大したことないながらも河川バチと似たような釣り方になってくる。去年はここでの釣りをやったことで逆説的に河川バチの攻略法が分かった的な所があったが、「河川バチの釣りを極限までスローにしたバージョン」的な所がある。糸ふけだけ取るイメージで流していく、ゴミにならない程度に動かす、みたいな。ついでに言えば、河川でも下げ始めの流れがまだ緩い段階では港湾と同じやり方で釣れるということも分かった。少しずつ解像度が上がっていっている。あとはあの真っ暗な激流の中で上手くルアーを流せるようになれば良いのだけれど…。

閑話休題
結局この前同様魚数は少ないみたいで、20時には時合いが終わったような感じだった。南風爆風のせいもあったとは思うが、かなり短い印象。何だか前回の潮回りから特に変わった感じがしない…大丈夫かなこれ?帰りに水路を見ると多少ライズが。恐らく居着きが反応してるだけだが、こんな小場所にも釣り人が沢山並んでいて嫌気が差した。ハクパターン狙いで江東区へ移動。後で気付いたが、ここでノガレを置いてきてしまったようだ。自分もここで拾ったノガレをずっと使ってるのでこれでイーブンだが…拾った人、大切に使ってくれ!フックサークルつきまくりのボロボロのノガレだけど。フックももう真っ黒になってて怪しいけれど。

江東区に到着。こちらも南風爆風。帽子が飛ばされそう。バチ抜けやってる人がいるかと思ったが見当たらなかった。運河左岸を一応テクトロしてみると、チビクロダイらしいバイトはあったが乗らず。まぁ一応なんか居るということで。次にちょっと移動して何度か釣ってる明暗のあたり。反対側の左からやってみる。向かい風でルアーが飛ばないし感度もクソもないような状態。しかし回収間際でド派手にピックアップバイト。同時多発的に2箇所ほどハクにライズが出ていた。おお、魚いるな。数回投げたらグン、と当たったが乗らなかった。これ以降もう反応取れず。右側は無反応。反対側も見てみたが、反対側では反応取れず。何度か釣ってるからもう居着きもスレちゃってる感じなのかも。さっきバイトのあった側に戻って、ワームをアルカリ60からミドルアッパーに変えてやってみるが左ではノーバイト、右でゴツゴツとバイトあったがセイゴっぽい感じ?乗らず。

水路の最下流の明暗、今日は下げなので逆だが、と思いつつもやってみる。が、やはりノーバイト。ここは上げの時じゃないとダメか。少し移動して広めの明暗。ここは全く反応なし。クラゲだらけ。ハクは一応いたがシーバスは着いてなさそう。この前バイトのあったその隣の橋もダメ。ストラクチャー周りは流れが全然なくてワームを流していけない。何だかここら辺は全体的にダメな雰囲気。さっきバイトのあったあたりに戻ろう。

ミドルアッパーからアルカリに戻して右側から投げる。こちらではもう反応取れず。左側も攻めるが反応なし。うーん、もうスレちゃって厳しいかな、と思いつつ落とし所を変えて何度も投げていたら突然ガツン、ジジジジー!とヒット!うわ、いきなり食った!さっきバイトしてきたやつだろうか。シーバスだ。なかなか強力な魚でドラグをどんどん引き出していく。擦られないように気を付けつつ浮かせる。一気にタモへ。足場が高いが7mのタモを持って来ているので何とかなった。安物ゆえにしなりまくるのでかなり入れづらかったが。


22:39
50センチちょい。痺れる1本だった。アドレナリンMAX。最後の最後で来てくれて良かった。リリースして、もう同じ場所で出ることもありえないので納竿。


ヒットルアーは最近使ってるアルカリ60mm a.k.a.ミニカリ。正直これでもガルプとかの汁系とバイトの数に差はない気がするので、汁系はもう買うの止めようかなというところ。予めジグヘッドに装着しておけるし、裂けても接着剤で補修して使うというケチ臭いことができるので。それでも問題なく釣れるし、現に今回釣ったのも裂けたところを接着剤で修復したワームだった。アシストフックの刺し過ぎでテール付近がボロボロになってきたので上下も逆にして使ってたが普通にヒットした。人間が考えるほど魚は細かいこと気にしてない模様。
もっと言えば別にこのワームである必要もなくて、極論それっぽいゴムなら何でも釣れると思う。ただまぁ入手性とか考えると定番の商品が良いし、コアマンのワームは一応ブリスターに入っているので鞄の中でぐちゃぐちゃになりづらいし、ということで今後も使っていこうかなと。そういえば泉さんはどうしたのだろう。闘病中という噂もあるが…。

閑話休題
結果は色々回って4ヒット?2キャッチ。爆風のバチパターンは厳しい。ここ最近何でこんなに風強いのか…。