Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20220610中潮 港湾バチ終了のお知らせ


ソコリからの上げでバチ抜けたりしないかな?ということで港湾部へ。

19時過ぎ到着。水路ではバチ無し。本流へ移動するも、こちらもバチ無し。やはりもう夕マヅメには抜けなくなったのだな。それでも一応ノガレを投げてみよう。あるいはマニックスローで対岸付近を探ってみよう、とかやっていると手前の方でライズが出た。やっぱりまだ完全に終わったわけではないのだな。ただ、量が少な過ぎるからパターンとして成立するかと言われると微妙な感じだけれど。要はバチが大量に湧いて魚の活性が一気に上がる=ルアーにも騙されやすくなる、というのがバチパターンだから、単発ライズしか出ないような状況では一気に難易度が上がる。
数少ないライズの先に投げてノガレを流すと誤爆が出た。がバイトには至らず。その後も小さめの、どう見てもシーバスではなさげな感じのライズが出て撃ってみたりするが反応は得られず。通りがかりのちびっ子達に絡まれたりしつつ、1時間ほど続けてみたがノーバイト。これはもうダメだな、ということでラパラに切り替えてテクトロしてみることに。南に向かって、橋をくぐったあたりで表層に見えクロダイがいたのでまたノガレを投げてみる。が食わない。橋の灯りが明るいから見切られているのかもしれない。あるいはスレているだけか。またラパラにしてテクトロ。少し進んだところでライズが出ている。しかも単発ではなく同時多発的に。これもしかしてプチ時合いが来たのか?と思いまたノガレを投げてみる。恐らくクロダイなんだろうな、という感じのライズだが、何度かライズの先に投げてノガレを流しているとチュボッ!っという感じでヒットした!久し振りな気がするこの感じ。やっぱりトップは楽しいな。ドラグが鳴る。ちょっと緩すぎなので多少締めて寄せてくる。エラ洗いしないから多分…と思ったらやっぱりクロダイ。サイズはそこまででもないか。1番後ろのフック一本しか掛かっていない様子なので、バレるなよ…と思いながらネットへ。新しく買ったfimoのランディングシャフト、入魂完了。これはちょっと重いけどかなりしっかりしてる感じで簡単には折れなさそう。というか折れないでくれ…


20:37
40センチくらいのクロダイ。これが恐らく、今期最後のバチパターンでの釣果となるだろう。やっぱりノガレは強かった。腹の辺りに沢山寄生虫が付いてた。取ってあげたいけれど、取ったところでどうせまた…という感じなのでそのままリリースした。

その後もライズは出ていたのでノガレを投げ続けたが、これ以上反応は得られず。そのうち船が何台も通ったりしたのでライズは収まってしまった。ラパラに戻してテクトロしていく。橋をくぐった先、船着場もやって、角を曲がった先までいく。角を曲がった先、小さい橋の手前付近でいきなりヒット!しかし魚が水面にでた瞬間すぐにバレてしまった。サイズは小さそうだったがクロダイだったような。くそっ。このパターンでも食ってくるということが分かっただけでも良しとしよう。端までやって折り返し。折り返しはノーバイト。対岸も一応やってみたがノーバイト。対岸に戻って先程釣れた辺りをやって、橋をくぐってその先へ。最近ずっとバチパターンをやっていたちょっと手前あたり、梯子を越えたあたりでグンッと重くなる。レバーがオフになっていたのでハンドルがいきなり逆回転して左手中指を強打した。レバーをオンにして一気に巻く。まだバレてなかった。掛かっている。しかもジャンプした。シーバスだ。サイズはそこまででもないか?でもかなり引く魚。暗くて魚の位置が見づらい。船着場の方には走られたくないので反対側に引き離して、弱ってきたところをネットイン。fimoランディングシャフトはやはりしっかりしていて安定感がある。


21:38
50センチ。太くて良い魚。よく引いた。下顎に外掛かりというラパラによくある掛かり方。魚はもう岸際に着いていて、テクトロでも釣れるということで。

この後も、この先の水路やその先までやってみたがノーバイト。ここら辺は深いからラパラじゃなくてバイブとかの方が良かったかも。途中ライズが出たのでノガレを投げたりもしたけれど、やはり無反応。途中、水路との合流付近でまたライズが出ていたが、先行者もいたのでスルー。結局追加はできないまま納竿。


結果は3ヒット2キャッチ。
もう港湾バチは完全に終わりみたいだ。少なくともパターンとしては成立しなくなった。今後は壁際の居着きシーバスをポツポツ拾っていく釣りになる。潮位は気にする必要があるが、バチみたいに時合いを気にする必要はないから気が楽だ。オープンエリアにバチルアーを投げて巻いて釣る釣りから、壁際の居着きシーバスをテクトロで釣っていく釣りへと移り変わっていく。季節は移ろっていくのだなぁと感じさせるような釣行でした。

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