Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230305中潮 久々の港湾


3月に入った。河津桜もいつの間にか咲いて、というかもう散り始めているくらいなのでそろそろ港湾の様子を見に行ってみよう。正直まだ早いだろうけれど、12月以降行ってなかったのでどんなもんかなと。

到着すると水面には波紋、引波。どうやらハクがいるみたいだ。ライズはないけれど…と思ってたら橋の近くで単発では出た。同じく岸際でも単発ライズ。アルデンテを投げてみたが、まぁ当然単発では厳しい。諦めてボトムをワームで探る。水路北側の下り、その先を往復、水路の上り、で竿先に違和感。しかしこれはゴミだった。同様に何度かゴミを引っ掛けるがバイトは出ない。水路南側もノーバイトで、その先もノーバイト。まずいな、ボウズになりそう。橋をくぐった先、去年はここらへんでクロダイや40くらいのシーバスも釣ったのだけれど…そう甘くはないようで只管ノーバイト。次の橋の先までやる気が起きなかったので折り返していく。するとライズが出ている?ハクの波紋かとも思ったけれど、明らかにもっと大きな魚のライズだ。さっき気の早いバチが水面にいるのも見たから、小規模なバチ抜けが起きているのかもしれない。しかしアルデンテの短い方しか持ってきていない。ノガレを持ってきていれば…。仕方ないのでアルデンテを投げてみるが反応取れず。食わせ力はノガレの方が上なんだよな。というかノガレに比べると他のバチルアーは全て霞んでしまうというのが正直なところ。これからの時期、ノガレは常に持ってた方が良さげ。
閑話休題。ライズも収まってしまった感じなのでワームに戻して折り返し。橋をくぐった先、去年はバチで賑わっていたエリアだが、ワームを引いていると梯子の近くあたりで根掛かり?と思いきや魚だった。結構重い。しかしグングン、とヘッドシェイク数発で外れてしまった。掛かりが浅かったか。何となくクロダイっぽかったような。40センチ代くらいだろうか。これが最初で最後の魚からの反応かもしれないのに…。クロダイだとしたら口の硬いところに針先が当たって、でも貫通し切らずに外れたのかもしれない。ワームは取られてしまったので付け直して、また少し先をやってみるとまたもやヒット!今度はさっきのよりは小さいが、何だろう?ポロリしそうだが一か八か抜き上げ。何とかキャッチ。


19:10
30センチ弱くらいのセイゴだけれど、久々に釣った感。なんとかボウズは逃れた。


写真やや見づらいが、喉の奥にはバチ?アミ?の残骸らしきものが。

水路の方まで戻っていったけれど、結局これ以降は全く反応取れなかった。もう少し北側のエリアも見てみたけれど、まだ工事していて微妙な感じ。そもそももう浅過ぎてダメだ。帰ろうか、と思ったけどまだ時間があるのでさっき行かなかった少し南の方までやってみることに。途中、さっき釣れたあたりももう一度やってみたけど無反応。橋の近くでデカい魚が2匹見えた。1匹はボラ、もう片方はクロダイだった。ボラとクロダイって仲良く共存してるのかな?東京湾奥最強の魚2トップという感じ。いずれもルアーには反応せず。
その後さっきやらなかったらエリアでも一通りルアーを通してみたけれど、結局何の反応も得られず納竿。もう流石に浅過ぎたかも。


結果は2ヒット1キャッチ。案の定まだ早過ぎたか。やはり3月終わり〜4月初めの潮からなのだろう。とはいえ、完全に無だった冬の時代は終わって生命感が戻ってきているのは確か。次回はまた河川のバチ抜けへ。ノガレは常に携行しましょう。


追記:去年2月の運河でバチ抜けを目撃したように、今の時期の港湾でも小規模ながらバチ抜けは観測できる。ピークは5月頃だし、今の時期はまだシーバスが少ないので、ライズしているのは恐らくクロダイ、あるいはボラやマルタウグイ等だろうけれど。要はベイトがいたとしても魚が着いていなければパターンとしては成立しないという話。