Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230319 O禅寺、シーズン終盤戦

港湾部は未処理下水で死んでいると思われるので管釣りへ。日曜朝だからか電車もやや混んでいたし、駅からタクシーが捕まらなくて焦った。いつもより少し遅れて、もう入場列の車も皆入り切っている状態から並んだが何とかなった。みんなジローに行きたいのかな?でもあそこは魚影というかストック量少ないようだし、魚が釣れているのを見たことがないので行く気が起きない…。みんな一発大物狙いなのか。男の釣りという感じ。


朝一、一投目でいきなりヒット。魚体にちょっと傷がある。そして結構引く。何だかニジマスじゃないっぽい?なんと久々のイワナだった。

イワナニジマスとはまたちょっと引き方が違う気がする。上手く言語化できないが。魚体の傷は鳥に齧られたのだろうか。

それからレギュラーサイズのニジマスを挟んで、ややデカいのがヒット。なかなか強い引き。これは獲りたい。が、このサイズのはいつもバラしてしまう。管釣りはシングルバーブレスだからヘッドシェイクにも弱いのかも。攻防の末、何とかネットに入った。

今度はサクラマスだった。これはキープしよう。フィッシュグリップで下顎掴んでたら下顎が裂けてしまった。以前同じ状態のシーバスを釣ったことがあるが、やはりあれはフィッシュグリップのせいだったのだな。なかなかない事例ではあるが、トラウトは意外と顎弱いのかも。この後もバラしが多発したので口切れしてたのケースも多かったのだと思う。定活性で食いが浅い&そもそもニジマスのサイズが小さいので口先に皮一枚で掛かってたりするせいかもしれないが。アジみたいに口が薄いわけではないのでドラグズルズルにする必要はないように思うが、念のためドラグ緩めで対応した。

後から調べて知ったことだが、サクラマス等の降海型は身が柔らかいので口も弱く、口切れしやすいらしい。イワナニジマスはその心配はなさそう。今までもちょっとでかいのが掛かって、テンション緩めたりしてないのになぜかバレてしまうことがあったが、サクラマスが掛かって口切れしてたのかもしれない。僕は基本乗せじゃなくて掛けの釣りしかしないので、そもそも皮一枚で掛かってしまうことも多いのだとは思うが。レギュラーサイズのニジマスなんてドラグ出す必要はないのだけれど、サクラマスが掛かったときのことを想定して気持ち緩めにしておくべきかも。理想を言えば小さめのレバーブレーキが欲しい所。そこまでするような釣りではないし、タックル買うくらいならチケット代、交通費に充てた方が良いくらいだが。


水温も上がってきていて、ちょっと厳しくなるかもと思ってはいたがやはり厳しかった。前回も朝一と放流後以外はなかなか厳しかったが、今回は更に一段と厳しかった。朝一も放流後も、釣れる時間が短くなったような感じ。それ以外の時間は完全に沈黙。後半風が吹いてきてアタリが取りづらくなったというのも痛かった。


それでも放流後ブーストで何とか稼いで101匹。100行かないかと思ったけれどタイムリミットギリギリで達成。もう管釣りシーズンも終わりだな。


イワナサクラマスと、弱らせてしまったニジマス2匹の4匹をキープ。これから調理します。


おこぼれを狙う猫。舌しまい忘れてるよ。この子はいつもここにいる。本当はだめだけれど、だれかがあげているのだろうな。


青鷺が沢山飛び交って池の魚を狙っている。たまに捕食もしている。鳥獣保護法で殺しちゃだめらしいけれど、実害が出てるのに駆除しちゃだめってどういうことなんだろう。レストハウスの屋根の上に10匹以上はいたし、池の中にも、岸際にも、沢山いた。全部で何匹いるんだ…?口からラインが出てるやつもいた。釣り人にヒットしたニジマスを食ってしまったのだろうか。そういえば弱って表層をゆっくり泳いでいるニジマスがいるな、と思ってたら鷺がすっ飛んできて捕食していた。ああいうのを見逃さず捉えているのだな。釣り人が弱らせちゃった魚も鷺の餌になってしまう。


管釣りは隣の人との距離が近いから会話が丸聞こえで、この日も語彙力がなさ過ぎるのか形容詞が全部「ヤバい」になってるヤバいしか言わないヤバい人や、隣に3人で入ってきて平気でラインクロスさせてくる中二病真っ盛りの中学生など愉快な人々が。まぁこれらも茂みの中から聞こえる鶯の鳴き声なんかと同じくO禅寺の風物詩というか何というか、管釣りならでは。やっぱり閑散とした運河で釣りするのが好きだなと思った。