Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20220612大潮 薄氷を履むような戦い、ホゲ


短時間釣行だが行ってみよう。どうせバチはもうダメだろう。来週の満潮付近ではクルクルバチが抜けるかもしれないが、抜けなかったら完全に終了だな。そもそもクルクルバチは食わないから意味ないが。隅田なんかも今年はもう終わりみたいだ。

まずは水路をナレージやラパラでテクトロしていく。ノーバイト。端まで行くとまだバチルアーを投げている人の姿が。もう終わりましたよ。角を曲がって行き止まりまでやったがノーバイト。水路へ戻って、対岸へ渡ってさらに続ける。角を曲がって船着き場の方へ。こちらにもバチルアーを投げる人々の姿が。もう抜けてないでしょ?と思ったけど、スライか何かに誤爆が出ているのを見た。うそ?まだいけるの?流石にクロダイとかだよね?橋をくぐった先からは釣り人いなかったのでそのあたりから再開。只管ラパラでテクトロ。そのまま行き止まりまでやったがノーバイトだった。まずいな。ホゲそう。折り返しやっていると途中でライズが出ていた。しかも単発ではない模様。明らかにシーバスじゃなくて、良くてクロダイ、あるいはボラやウグイかもしれないが、一応ノガレを投げてみる。ライズは続いているもののノガレには反応しなかった。そんな単純なものではないか。一度バシャーン!とでかい音が聞こえたので、お、シーバスのライズか?と思ったらボラが跳ねているだけだった。ちょっと前にもそういうのあったな。水面の音に反応し過ぎ。

夕マヅメになって、海底からバチが一斉に水面に抜け出てきて表層がバチだらけになり、「うおー!!餌だー!!」と魚たちがある種のトランス状態になる(魚に変性意識状態というのが観念できるのかどうかは不明だが)ゆえに棒のようなルアーをも餌と勘違いして食い易い状態になる、というのがバチパターンだから、やはりこのように餌が疎らな状況だとなかなかルアーには反応しづらいのだろう。昨日のハクもそうだし、何のベイトでもそうだけれど、眼の前に餌が沢山出てくれば否が応でも魚の活性は上がるのだと思う。港湾バチの場合は他のベイトとは違って潮回りや潮汐に関係なく夕マヅメになると一斉に湧くから、魚たちも潮回りや潮汐に関係なく活性が上がるという原理だったのだと思う。それがなくなった今、原則論に戻って、魚の活性を左右するのは潮回りや潮汐のみということになる。当たり前の話だが。

閑話休題。ノガレじゃやっぱり無理っぽいのでラパラに戻して折り返しテクトロしていく。橋をくぐって少しやって、この前クロダイを釣ったあたりでまたライズが出ていたのでノガレを投げてみよう、ということで、じゃああそこの梯子までやったらルアーチェンジしよう、とテクトロしているとなんだかゴツゴツした感触。壁にルアーがぶつかっているのかな、と思ったらヘッドシェイクしている魚の姿が見えた。あ、掛かってた。魚だったか。40くらいのシーバス。しかしリアフックが1本しか掛かっていない。これはバレそう。無理だろうな、と思いながらファイトするが、案の定バレてしまった。ファイト中にもう一本掛けられれば良かったが、それができそうな感じでもなかった。無理ゲー。そしてノガレを投げてもやっぱり食わない。

橋をくぐった先、さっきバチルアー投げてた人たちは全員いなくなっていた。バチが抜けないと分かったからすぐ帰ったのかな。バチの季節はもう終わったのだ。受け入れて先に進まなければならない。

何もなかったので特に書くこともないのだが…この後もう一往復して、水路ももう一度やってみたけれど、ジョルティに小さいクロダイっぽいバイトがあったくらいでヒットはなく、1ヒット0キャッチでホゲました。ここはワームの方が強いのかな?でもそうだとどうせ小さいクロダイが突っついてくるだけだし…。ちょっと正解が分からない。そういえば、こちらのエリアでは今年はハクボイルを見ていない気がする。僕が来ていない時にやっていたのかもしれないが。まぁここは短時間で回れるので短時間釣行の時はたまに来てみよう。次回はまたガルプでやってみようかな。

ラパラに前後にRBMHの#8着けてると前後で絡んでしまうことがあるのでリングを#1にして様子を見てみるが、SPMHの#8とかの方が良いかも。あとバイブはバレるのでシャッドにしようかな。壁打ちはラパラとシャッド。ハクボイルにはガボッツ65。使うルアーが一気に減ったなぁ。ルアーの手数は絞った方が迷いがなくなって良いので、ちょっと処分しようかなというところ。

追記:泳がせてはいないから実践では分からないが、リング#1にしても前後で絡む模様。RBMHの#8がロングシャンクだからそもそもラパラ7センチと合っていないのだと思う。SPMHの#8が正解だと思うが、まぁ良いか。とりあえずこのままやってみよう。