Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230223中潮 バチ抜け調査その7


今日こそは抜けるでしょう、間違いなく。ということで連日の釣行。

到着時まだ下げ始め、殆ど流れてないような状態。適当にキャスト練習したり、一本満足バー食べたりして下げが走るのを待つ。
そう言えば新商品のスライスリム125Fを買ったからちょっと投げてみようかな、とキャスト。投げる時、カチャッとマグネット式重心移動が後ろに動く音。でもそんなには飛ばない。形状のせいだと思うが、やはりフローティングはみんなこんなものなのだろうか。遠くで浮いていられる=超デッドスローで引けるルアーがあると港湾バチで強いのだが。まぁ港湾の季節になったらこいつも投げてみようかな、なんて思いながら水面を引波立てながらゆっくり巻いてたら、回収間際でバシュッ!!っとヒット。とほぼ同時に、バチンッ!あろうことか、ラインブレイクしてしまった。
ええ…何だよ今の…。上げで魚は入ってきているから、まだ下げていなくて、まだバチが抜けていなくても、そして引波立ててるバチなんかいやしないのだが、引波でアピールしてるとバチを意識している魚が反応することがある、というのは本当だった。とはいえ、シーバスだったかどうかは定かではないが。しかし悔しい。今の一匹は獲っておきたかった。ドラグがきつすぎたか、ラインが傷んでいたのか。バチ用のPE06だとはいえ、そんなに簡単に切れるか…?キャストの際に人差し指を掛けるところが痛むとかいう話もあるので、釣行毎にちょっとずつ詰めた方が良い。それは分かってはいたものの、最近あまりにも釣れてなさ過ぎるので疎かになっていた。釣れない時こそいざヒットしたときのためにラインやフックには気を遣わなければならない。

その後もまたヒットしないかとフィール150なんかを投げてみるが反応は取れず。そのうち下げが加速してきて、バチも流れ始める。そして流芯付近でライズが出始める。今までで一番ライズの数は多いし、バチもかなり抜けてきた。千載一遇のチャンス到来。ライズの先にエリ10を投げて流す。今食ったか?ミスバイト?もう一度投げてみる。と、今度は着水とほぼ同時にバイトがあった模様。急いでラインスラッグを取ると、一瞬魚らしき感触があったものの掛けられなかった、あるいはミスバイトしたか。クソッ!惜しい!食ったのに。3度目は流石になかった。暫く、とはいえ15分とかそこらだったと思うが、ライズが出ていたものの結局これ以上は反応取れず。やがてバチの量も増えてきて、ライズが収まった。あるいは魚が移動した?沖の方では時折ライズが出るのでまだ魚はいるにはいるのだが、時間になってしまったので納竿。隣の人、下流側の人は50センチくらいのを一匹釣っていて、上流側の人は一匹掛けたけどバラしたっぽい。今までで一番可能性を感じた日だった。

もう7回も通ってて未だに一匹もキャッチできていないのだけれど、要するに後中潮で19時以降満潮、かつ下げがかっ飛ぶ日でないとバチは抜けないのでまず釣れないということ。「程よくバチが抜けて釣りやすい日」なんてものは存在しないのだ。めちゃくちゃに大量に抜けるか、全然抜けないかのどちらかしかない。そして釣れる可能性があるのは前者のみ。これまでの調査はほぼ全て無駄だったということになる。これは自然現象というか生き物の習性なのでこれまでもずっとそうだったのだろうし、これから先もずっと同じだろう。河川バチに関しては条件がかなり厳格。さらに風が弱くて釣りやすい日となるとかなり限定されてくる。そういう釣りなのだろう。ドンピシャな日以外は行っても無駄なので、金輪際行かないことにする。冬はやっぱり管釣りだね~。