Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20221210大潮 労力の割に…


昨日の常夜灯ポイントに行ってみたが、やはり土曜だからか釣り人が沢山入っている。最早釣り堀かよ!というレベル。それでもチェイスやバイトはちょいちょいあって、時たまセイゴのボイルも起きていた。昨日と同じ何かキラキラした小さいベイト(何かの稚魚?)もいたが、セイゴ達が追い回しているのはどうやらカタクチイワシみたい。ルアーには全く見向きもしないが、セイゴに混じってフッコクラス、恐らく40〜45センチくらいのもいた。恐らくシーズン中ならもっとでかいのも着いてるのだろう。スレ切ってて食わないだろうけれど。

昨日と同じようにワームを投げ続けて、ちびっ子が1匹ヒットするが抜き上げでポロリ。それ以降はもうスレてしまって全然ダメ。なぜならポイントのキャパシティに対して釣り人が多過ぎるから。しかもバイブとか投げてる人もいる…。ここは平日限定のポイントなのだな。土日祝は無理だと思った方が良い。ここに限らず有名ポイントというのはどこもそうだが。例えば荒川の清砂大橋とか、旧江戸の舞浜大橋とか。ここもそれくらいのレベルで考えないとダメ。

ここで粘ってもボウズになる、まだ潮位はあるので運河を攻めよう、ということで移動。まずは大きめの運河。全然当たらないのでダメかな?と思ったが下流に向かっている時に橋の手前でヒット。かなり小さいが。


19:18
ボウズ逃れの1匹。いることはいるみたい。
この後橋の近くで水面を照らしてみたらかなり透明度が戻っていた。下水の影響からは脱却したのだろうか。

その後も1ヒットするがバラし。それ以外には何度かバイトがあったのみ。ここかなり渋いな…ということで以前冬に割と釣れてた運河へ移動。まだ潮位的にギリギリいけるかどうかというところ。南岸からやるが、橋の近くに先行者。例によって初心者っぽい固定砲台だった。ここら辺のポイントにはこういう感じの人が多いが、正直ずっとそのままでいてください、と思う。自分と同じことやられたら僕が釣れなくなってしまうから。先行者の少し先から開始して、ちょっとやってたらバイト。そしてその後ヒット。


20:16
大した事ない、30弱とかですが。ちょっと擦られた気がしたので心配だったけれど、リーダーには傷は入ってなかった。

この後もバイトやヒットはあったもののキャッチには至らず、折り返しもちょっとやったが恐らく出ないだろうと判断して対岸へ。もう潮位130センチとかなのでどうかなという所だが。それでもやっているとヒットした。慎重に寄せて抜き上げ。


20:35
アシストが内側からエラに掛かってしまい出血。すぐリリースしたが、大丈夫だったろうか。このパターンも多いな。乗らないやつは全然乗らないのに、一方で飲んじゃうようなやつもいるという。これ以外はキャッチできず、水路へ向かう。

水路左岸の最下流部、フォールでは反応なし。岸際も反応なく、明暗というか橋の下に投げて少し沈めて、巻き始めたらもうヒットしてた。たまたまいたという感じ。


20:53
その後も同じあたりを攻めてみたが、まぐれなので当然続かず。左岸上りはノーバイト。下りもノーバイト。対岸へ。右岸の最下流部角でフォールさせたら一発でヒットしたが抜き上げでポロリ。ここでこれやるとヒットしてもほぼバレるんだよな…。右岸も上り下りやったがノーバイト。明暗付近にはいたが、壁際には着いていないのか?スレてて食わないだけ?ここでバイトがないというのは不安になる。

その隣の運河、なんかトラップが増えてたが、その少し下流でヒット。なぜかやけに黒いけど。


21:47
写真だとあまり黒い感じがしない?がやけに黒いセイゴ。この後橋の下にバックハンドで投げようとして、橋桁にぶつかって修復不能バックラッシュ。昨日と全く同じ場所で、全く同じミス。暗くてよく見えないが、どうやら自分が思ってるよりももっと下に桁下が張り出してるみたいだ。あとバックハンド苦手です。

絡んだ所から切ってリーダーと結び直したら、キャストしたらもう殆どラインが残っておらずスプールの底が見えるくらいに短くなってしまった。まぁ遠投とか要らないし何とかなるだろう。もう一度橋の下橋脚付近に投げて巻いてたらバイト。しかし乗らず。

割と良い時間になってきたので、もう釣れなくても良いから最初のポイントを見に行ってみることに。魚がどうこうというよりは、釣り人がどれくらいいなくなってるかを見たいという感じで。
到着すると釣り人は減ってはいたがまだ何名か入ってた。時たまボイルも出てるが、もうスレ切ってて厳しい感じ。そして岸際に大量のゴミが流れてきてるし、潮位が下がって水面までの距離が遠いのでルアーも引きづらくて微妙。人がいなくなれば良いというものでもなくて、そもそも土日祝は無理。ということでここで納竿。


結果は5匹だが、労力の割に報われなかったなという感じ。只管レンタサイクルを漕いで、只管歩いて、もう疲れてしまった。セイゴ釣りなんてそんなに頑張ってやる釣りじゃないような気もするけれど、それ言い出したら食いもしない魚をずっと追いかけてるわけで…。まぁ所詮趣味だから効率とかそういうのとはちょっと違うかな。
明日は管釣りにでも行こうかと思ったけれど疲れてしまったのでもう無理。やる気が起きない。また今度にしよう。土日の管釣りもまた混んでてストレス溜まりそうだし…。他の釣り人とか歩行者とか、魚以外に気を遣いながら釣りするのは嫌なのだ。

シーバスは確かにいる。けれど個体数が少ないので皆一級ポイントに陣取っていて、二級ポイント、三級ポイントには殆どいないというのが現状。数が多ければどうしても一箇所だけでは溢れるので二級、三級ポイントにも着くのだけれど、個体数が少ないので仕方がない(セイゴは追い出されがちなので二級、三級ポイントにもいる)。そして一級ポイントというのは人間にとっても分かり易い場所なので釣り人も多く、そもそも入るのが難しいし、入れたとしても先行者が散々叩いた後だったら意味がない。橋脚や明暗周りには確かに魚が固まるので良いポイントなのは間違いないが、先行者が叩いた後はスレ切っているので、魚が入れ替わったり警戒心が解けたりするまでにある程度時間を空けないと釣れることはない。そういう場所で釣りたいのなら皆がやらない平日とか深夜にやるしかないだろう。実際には平日でも深夜でも誰かしら入ってたりするが…。もう明らかに(ルアーに反応する)魚より釣り人の方が多いという状況。色々考えると結局、只管歩き回って人気のないポイントを攻めていくしかないということになる。個体数の減少、釣り禁止区域の拡大、混雑、ゴミ、未処理下水…これが東京湾奥の現実だ。

そう言えばジグヘッドを逆さまにセットするのはあまり意味無さそうだった。あまりヒットしてないからサンプル数が少なくてまだ分からないが。あのジグヘッド、針先があまり良くないというのもある。シャンクの長さも正直好みではない。完璧なものというのは存在しないな。