Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20221030中潮 シーバスは確実に居るけど食わないだけ


港区側、とも思ったが、最近渋過ぎるので江東区側で。昨日叩いてない所を中心にやろうということで。

到着時で満潮前、それからちょっと下げ始めてくるくらいの時間まで。3時間ほどの短め釣行。運河に着いてサンドワームを落とすともうバイト。また落とすとまた食ってくるがバレた。やっぱり沢山居るのかな。しかしバラしてばかりでなかなか1匹がキャッチできない。暫くやって漸くボウズ逃れの1匹をキャッチ。

18:23

北側に行くにつれてバイトが遠のいていく。橋の周辺で50くらいのシーバスがウロウロしてるのが見えたのでサンドワームを投げてみたらチェイスはしたが寸前の所で食わなかった。明るいし水も澄んでいるので見切られているのだろうか。橋の下の壁際では小さいのをバラしただけでキャッチならず。オープンエリアにまだ魚が見えるのでソフトベイトを投げてみたが反応は得られず。諦めてサンドワームに戻して折り返し攻めていく。2匹追加した。

19:09
サイズの割によく引いた。10センチ台は全然引かないが20センチ台は割と引く。こいつは割と体高があったからだろうか。


19:25
掛かった瞬間引くなと思ったが、アシストが口に掛かって、ジグヘッドがボディに刺さっていたので抵抗が大きいというだけだった。

たまにズル引きをやめて斜めに水面に向かっていくように巻き上げるとバイトが出る事が多い。ゆえに回収間際のヒットも多いのだが。しかしこればかりやろうとすると恐ろしく時間がかかってしまうというのが難点。

対岸へ移動。しかしこちらは1度乗らないバイトがあったのみ。表層に50センチくらいのがウヨウヨいたのでCDE55を投げたらやはりチェイスのみで、ルアーを食いそうな所まで近付いてはきたが食わなかった。見えてる魚は厳しいか。あまりにもウヨウヨいたのでついつい粘ってしまったが、全然反応取れず。道路渡って反対側へ。

こちらの明暗にも着いてるんじゃないか?とソフトベイトを投げるが反応なし。壁際も反応ないので水路へ移動。

水路の右岸上り。バイトはあったが乗らず、といった程度で流石に昨日も叩いてるからか厳しかった。

一番端までやって、階段と水路の隙間、魚がいるのを何度も見ているところにサンドワームを投げてみる。まずは角に投げて壁際を擦るように引いてくるが反応なし。以前はこれでバイトがあったが今回はダメ。前回見た時は手前の角に魚が居たので、手前にいるのかなと岸ジギ的な感じでサンドワームをフリーフォール、着底したら即巻き上げ…たらいきなりヒットした!!もう魚が水面に出ちゃってるし、ここで変に潜られたら擦られて終わるので即ネットに入れる。こういう釣りもするかもしれないと思い、5mのシャフトを持ってきたのが功を奏した。水面まで結構距離があり、ネットのコントロールが難しくなかなか入らない。あたふたやっているうちにバラしそう。何とか入ってくれ。やっと入った。が、かなり斜めに角度がついているので、ネットの入口あたりにちょっと入ってるだけですぐに逃げられそう。シャフトを縮めながら何とかネットの奥の方まで入れて引き上げた。まさかこんなやり方で釣れるとは。



20:19

45センチくらい。10月を締めくくるのに相応しい1匹が出てくれた。かなり特殊というか他では通用しないような釣り方だったが、釣れれば何でもOK。恐らく何度も見ていた、ずっとあそこにいた居着きの魚だと思う。ライトゲーム用のメタルジグでも落とそうかと思っていたがワームでも普通に釣れた。以前もフォールで40くらいのを釣っているし、縦の動きというのがキーなのかもしれない。スレた魚にも効くのかも。これはベイトじゃないとできない釣りだった。あとジグヘッドの方は初めは掛かっていたようだけれど外れてしまっていて、アシストフックが頭に掛かっているだけだった。ギリギリだった。

左岸はパスして、付近でちょっとアウトローな釣りを試みる。何度も照らして見ているので魚が居ることは分かっている。怒られたらやめる、というスタンスで。一度後ろをパトカーが通ったが何も言われなかった。竿を下に向けてるし、黄昏てるだけと思われたのかもしれないが。背後の通行人を引っ掛けないように注意を払うのはいつも通り当たり前として、恐怖心すら抱かせてはならないのでアンダースローで投げる。
まずはエグレのある壁沿いだが反応なし。手前の明暗の方が良かったかも。続いて、壁沿いにいつも魚が着いてる場所。何度か通すが反応なし。こんなもんなのかもしれない。最後に前回もシーバスがウヨウヨいるのを見かけたエリア。今日もやはり沢山いる。50センチクラスのでかいのも、20センチクラスの小さいのもウロウロしている。サンドワームを投げると、付近にいた50センチクラスの2匹のうち1匹は逃げたが1匹はチェイスしてくる。食うか?と思ったがやはり寸前のところで警戒したのかビクッという感じで逃げてしまった。こちらの姿が見えたのか、リーダーが見えたのか、フックが見えたのか、それとも何となく違和感を感じたのか。再び投げると20センチくらいのがバイト、しかし掛からず。お前じゃないよ!その後も20センチくらいのがバイト、しかし50センチクラスのはもう警戒してしまって反応しない。少し離れたところで投げてもやはりダメ。ゲームオーバー。
ダウンクロスで引いてくる形になっていたので、50センチクラスとしてはそこが違和感だったのだと思う。よく言われる、小さいのは巻きで食うけどデカいのは流さないと食わないというやつ。確かに20センチクラスは何の躊躇いもなく2匹バイトしてきた。乗らなかったけど。常夜灯の下で明るいし、潮も澄んでいるからデイゲームみたいな状況なのでもっと速く動かさないと見切られてしまうのかもしれない。常夜灯の下、澄み潮、表層。しかし流すとは言っても、運河なので大潮や後中潮の下げでも大した流れは出ない。アップクロスで引ければ良いのかもしれないが陸っぱりからは不可能。上げの時は流れが逆になるかもしれないが、それはそれで魚の向きも逆になるから結局クロス〜ダウンクロスになってしまう。となると何だろう?トップとか?ミノーの速引き?正解が分からないな。色々試すしかないのだけれど、一度警戒されるともう終わりだし。

もう時間がないので、いつもの運河のポイントだけ探って帰ろう。その前に対岸の見えシーバスのいるところへ。サンドワームをアップで投げて引いてみたが無反応。今日は姿も見えなかったが居たのだろうか?居ても食わないのだが。対岸、やりたかったポイントへ。一応橋の西側も少しやったがノーバイト。すぐやめて東側をやって行く。小さいののショートバイトがあったきり反応はない。昨日も釣ったし厳しいかな、と思ったら最後の方でヒット。


20:58
眼がやばそうに見えるが、これは口の内側から眼の付近に掛かってしまったから。一応大丈夫そうではあったが。

折り返しもやろうかとも思ったが、どうせ流れ全然ないので大して変わらないだろうということで今回は省略。足元照らしてみたら底が見えるような状況だったがセイゴが何匹かいた。
その先の岸壁沿いを探りながら帰る。乗らないバイトもあったが1匹だけキャッチ。


21:05
これも外しづらそうだったので一旦ネットの上に。その日ネットでランディングしていないときは洗うの面倒だから使いたくないけど、一度使った後ならどうせ洗うから、と躊躇なく使えるという話。

これにて納竿。最後橋のあたりで足元照らしたら何らかの小魚。恐らく昨日のセイゴが吐き出したようなサッパの幼魚。そして50センチくらいのシーバスが表層でボーッとしていた。居ったんかい!という感じだが、活性低そうだし恐らくルアーに反応はしなさそうだな。

結果は6キャッチで、セイゴ5匹と45センチが1匹。10月の最後にまともな魚が出せて良かった。変な釣り方だったから汎用性も再現性もないけど。しかし縦の動きが効くことがあるのだというのはちょっと勉強になったというか、引き出しが増えたかなと。そして表層をウロウロしてるシーバス達、沢山いるけどなかなかルアーには反応しない。あいつらをなんとか食わせることが出来れば良いのだが。普通に壁際でシャロープラグをテクトロしてれば食いそうな気もする。明暗付近のはエリ10で獲れるという意見も聞いた。トップというかシャロー系のプラグ、全然持っていないのだが。とりあえず騙されたと思ってエリ10投げてみるかな。あるいはデイゲームとして捉えるのならブレード系とかかな?

シーバスは確実に居る。沢山居る。けど食わないだけ、というのが分かったのが一番の収穫だった。サンドワームは壁際の主にボトム付近にいる魚には強いが、先にセイゴが食ってしまうというのはあると思う。投げて巻いてボトム以外で使うものではないかも。以前クロダイ狙いでサンドワームのノーシンカーを使った時も、やはり食いそうなところまで行って寸前でやめて逃げられてしまった。バチ抜けの時は普通に食ってきたが。まぁバチ抜けの時は特殊なシチュエーションだとして、やはり明るいところでワームをゆっくり引いても見切られてしまうみたいだ。ちょっと対策を練ろう。次回は2週間後になるだろう。来週は潮が微妙なので別の場所で。