Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20220710中潮 青潮の影響は?


花火をやるために、妻といつもの運河へ。厳密にはこんな所で花火は禁止だろうけれど、釣りをしていても家族連れが花火しているのをよく見るし、隅田川なんかと違って誰も注意しに来ないような辺鄙な場所なので公園なんかでやるよりは良いかなと。しかし手持ち花火ってやる場所が本当になくて難しい。以前は駒沢公園とか世田谷公園とかでやっていたのだけれど、ちょっと遠いのと時間制限があったりもした。今はどうなっているのか分からない。禁止になってるかも。

19時くらいに到着して、まだ暗くなる前に運河の様子を見てみたらいつも通りびっしりとイナッコが。あれ?青潮はどうした?貧酸素なんじゃなかったのか?やがて暗くなってくるとバシャーン!とシーバスの捕食音。暗くなってくるにつれ魚の活性が上がってきたのか、ザワザワザワザワ…と逃げ惑うイナッコの激しいボイルとシーバスの捕食音が一気に増えていった。ほぼ干潮潮止まりの時間なのに、そんなことはお構い無し。花火の他に、一応(?)釣具も持って行っていたのでガボッツ65を投げてみる。が当然食わないので止めて花火をやった。風が強くて火が付きづらいのと、だいぶ煙が出るので近くの民家?の住民が怒ってるような気がしたのでちょっと場所を移動。こちらの方が風が当たらないので良さげ。

花火をやっている最中にも、ボコボコとシーバスがイナッコを捕食している音が断続的に聞こえていた。なんだかいつも以上にシーバスの活性が高い気がする。シーバスは頻酸素でどこかに移動してしまったのかと思っていたけれど、全然普通にいるじゃないか。釣れないけど。

隅田川がコノシロの死骸だらけだったので隅田水系は全部ダメなのだと思い込んでいたけれど、必ずしもそうではないらしい。単に隅田がダメだというだけで、他の運河は普通に生きていた。時には逆のこともあるのかもしれない。やはり現地を実際に見てみないと分からないものだな。ネット上の情報なんて参考程度だ。コノシロが死んでるのも青潮ではなくて、空梅雨と猛暑による水温上昇で溶存酸素が減ったというだけの話のようだ。青潮ならばハゼが水面でパクパクしているはずで、そこで見分けることができる。また一つ学びが。


花火が終わった帰りに、少しだけ岸壁沿いをCDエリートで攻めてみたけれど無反応。イナッコボイルしてたエリア以外ではコノシロの死骸も浮かんでいたし、岸際はまたもやゴミだらけだし、ハク・イナッコは多少いたものの、それ以外は生命感が薄い感じだった。タイドグラフ的にも水があまり動かないから水も悪そうだし、どうやらあのボイルしてるエリアだけに局所的にシーバスが集まっているようだ。イナッコボイルを攻略するしか選択肢はないらしい。でも、どうやって…?潮位がもっとある時間帯なら壁際で出る可能性もなくはない。むしろデイというか朝マヅメとかで潮の動きがある時間帯の方が出るのかもしれない。

イナッコパターン攻略…ついつい新しいルアーを買いそうになるが、そこはグッと堪えて、手持ちのルアーでどうにかやってみる。むしろルアーの手数はどんどん減らしていきたいので。やっぱりガボッツ90かなぁ。メディアプロみたいな人たちは皆、自分の関わっているメーカーのルアーをオススメしているから全く当てにならないw逆に言えば、自分のとこのルアーだけを使って(もっと言えばどこのメーカーのルアーを使ってでも)魚を出せるというのがプロなのだろう。バチ抜けで言うところのノガレみたいな「これさえ投げときゃ釣れる」というルアーというのは基本的にはないから(むしろバチ抜けが例外)、言ってしまえば何を使ってでも釣れる可能性はあるし、何を投げても釣れない時は釣れない。付け替えをやってないというのが前提の話だが。