潮的にはどうかなというところだが、貧酸素水塊分布予測システムによると東京湾奥の青潮は解消されてきているようなので、様子見がてら江東区の運河へ行ってみた。
着いてみるとハク？イナッコ？例のボラの稚魚達は表層でちゃぷちゃぷやっている。シーバスのボイルは見られないが。この前見た時みたいに魚の死骸やゴミが浮いているということはなく、青潮は解消されたのだろうか。
取り敢えずはボイル撃ちではなく壁際を攻めていく感じかなということでワームでテクトロする。少しやっていると乗らないものの小さいアタリが。ググッとワームを持っていこうとはするのだけれどフッキングはしない。またこれか。この辺りのコノシロは青潮で死滅したと思っていたけれどそんなことはなく、また別の群れが回遊してきているのかな？或いはめっちゃ小さいセイゴが食ってる？ジグヘッドだと掛からないから、何かしら掛かりが良さそうなやつ、手持ちのルアーだと鉄板バイブなんてどうかな？と試すも鉄板だと全く当たらない。波動が強過ぎるのかな？スキャッターラップならどうだろう。こちらはまたもやアタリが。しかしやっぱり乗らない。うーん。一瞬掛かったような気がしたのだが…と続けているとヒット！エラ洗いだ。これはシーバスだ。30ちょいくらいかな。小さいけど取り敢えずブレーキオフで潜らせて…とかやっていたらいきなり水面に出てきてエラ洗いでバレてしまった。クソ。掛かりが浅かったのかなー。
気を取り直して。魚はいるということで、橋の向こう、最近よくヒットするエリアをワームでテクトロ。またもや乗らない小さいアタリはある。けどシーバスではなさげ。復路はスキャッターラップに戻す。が反応はない。そのまま端までやろう。途中ワームに変えたが、また乗らないアタリが多発したのでスキャッターラップに戻した。うーん、釣れない。そしてゴミだらけ。
角を曲がって端のほうまで向かっていく。また小さいアタリ、そして何かが掛かった！小さいけど何だろう、首振らないからシーバスではないかな…？コノシロ？
なんとクロダイだった。小さいけど。やけに当たるけど乗らないのはお前らの仕業だったのか！ここ最近のこのパターンのアタリも、全部ではないにせよクロダイだったのかも。夏はクロダイのシーズンなのだな。餌では釣ったことあるけど、ルアーでは初めて釣った。しかもキビレじゃなくてクロダイ。
その後も対岸に渡りテクトロ。ワームでもやってみたけどやっぱりクロダイっぽいアタリがあるのみ。うーん。シーバスもクロダイもいけそうなルアー、手持ちのだとシャッドくらいしかない。中古で買ったステイシー。
テクトロしてたらルアーが止まった。ヘチに根掛かり？じゃない。ルアーが止まったのはヘチより少し沖だ！ヒット！初めはもしかしてデカいクロダイかな？と思ったけど上がってきた魚は銀色で細長い。シーバスだ。なるべくエラ洗いをさせないようにブレーキを駆使しつつ、合わせが決まってない気がしたので追い合わせも入れる。何とか弱らせてネットイン。
もっと小さいかと思ったけど45くらいはあった。痩せてて真っ黒、THE居着きという感じのシーバス。今日は1バラしで終わりかと思ってたから釣れて良かった…。
これが干潮付近で、その後も続けるもののノーバイト。クロダイのバイトすら無くなった。時合いの問題ではなく場所の問題かと思う。シーバスもそうだが、クロダイが着いてる場所もある程度決まっているようだ。そういえばこれまでに例の乗らないクククッ！というアタリがあった場所は大体毎回同じだった気がする。
戻ってまたクロダイ狙うか移動するかというところで、戻っても大した釣果は見込めない気がしたので隣の運河へ移動。
移動先も水は汚い…が、さっきよりハク？イナッコ？の量は多くて、しかもシーバスのボイルも出ている。チャンスだ。一通り岸壁もチェックするがノーバイト。ボイルを撃つしかない。只管アガケを投げるが無反応。対岸でストラクチャーを絡めた感じで食わせる方が良い？と思い移動、グースやシャルダスやジグザグベイトなど投げるが、まぁいつも通り食わない。タイムアップになったので納竿。いつも思うことながら、ハク？イナッコ？ボイルを撃つより延々とテクトロしてた方が釣れるのでは？ボイル撃ちがあまりにも無駄な釣りに思えてきてしまう。
この日の釣果はシーバス1、クロダイ1。シーバス1バラし。
クロダイもルアーで狙ったら面白そうだけど、旧江戸なんかと違ってここら辺だとサイズは出ないし、やっぱりシーバス釣りたいよなぁと思ってしまう。シーバスもクロダイも両方とも同時に狙えるようなやり方あるのだろうか。
