Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20211027小潮 これはもしや…

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平日の短時間釣行、運河を攻めて行きます。雨の影響かやや濁りが入っている。渋いだろうと予測して主にワームでやっていく。グーっと重くなるアタリ、これはゴミと見せかけて魚なやつか?と思ったらゴミでした、というのを2回繰り返した後、何か小さいのが一瞬掛かってすぐバレた。多分チビセイゴ。その後ルアー回収時に何かがルアーを引ったくっていった。竿に重みは乗ったけれど掛からず。シーバス?クロダイだったのかな?他にもコン、とか小さいアタリはあったような気がしたがヒットには至らず。あれ、これはまさか…?

頼みの綱の水路に移動するがこの日はゴミだらけ。ゴミだらけの日は大抵釣れないのだが…。そしてこの場所は水位が低い方が反応が良いのだけれど、この日は潮があまり動かないので潮位も高めのまま。案の定全然アタリもなく、挙げ句の果てにメタルジグなんて落としてみるが当然無反応。時間になったのでノーフィッシュでフィニッシュです。

何となく分かってはいたが…これ運河シーバスのシーズン終わってきてね?水温も下がってきたし、居着きシーバスはスレにスレまくってて食わないし、今後新たな群れが入ることもないだろうし。秋爆とかいって、荒川とか旧江戸川とかで朝まずめにコノシロ付きのを狙ってアマゾンペンシル投げたりすればデカいの釣れるのかもしれないけれど、それも要は回遊シーバスだしなぁ。そもそも人多過ぎるし、遠いから行きたくない…。
少なくとも運河に関してはもう終わりなんだろうな。去年のこれくらいの時期も厳しかったし。まだギリギリ釣れなくもないくらいの感じだけれど、確実に終わりに向かっていることだけは確か。
シーバス釣りって「春はバチ抜け」「夏は河川」「秋は荒食いのハイシーズン」とか十把一絡げに語られがちだけれど、回遊と居着きとでは全然話が変わってくるし、その生息するフィールドごとにも生態は異なっているから、一概にこう、とは言えないはずだ。もっとミクロな視点で見ていく必要がある。いつも書いていることだけれど、その時釣り場で実際に起っていることこそが全てなのだから。しかも近年海水温が上昇したり異常気象だったりでそもそものセオリーも崩れつつあるし。あとは例えば東京湾奥でクロダイが増えているというのもシーバスに何らかの影響を及ぼしていたりするのかもしれない。

ブログを見返してみると、やはり8月9月くらいが一番釣れていたな。運河のハイシーズンはそこらへんなのかも。ただ青潮が頻発してたからその時期は全く釣りにならなかったけど。でもそのせいで魚の出入りがあったから、もしかしたらそれでフレッシュな魚が入ってきてたというのはあったのかもしれない。とはいえ、最早そいつらにもルアーを見せ過ぎてしまったのだろうか。
今後はワーム主体でやるか、ミノーのジャーク、トゥイッチ等のリアクションで攻めるかのどちらかしかなくて、普通のミノーやバイブのウォブリングだけでは中々反応を取れないだろうと思う。ジャークは腱鞘炎が再発しそうなのでワームでやるしかないか。何れにせよ、8月9月のような釣果が期待できることは今後暫くはもうない。それは覚悟すべきだし、受け入れるべきだ。これはもうどうしようもないことで、また季節が巡ってくるのを待つしかない。大丈夫。冬にはエリアトラウトという別の楽しい釣りがあるじゃないか。トラウト用のルアーでも見に行こうかな。