昨日、一昨日と同じ運河に行きたいところだが、仕事帰りでは時合い的に間に合うかどうかというところだし、間に合ったとして場所取りできないから入れないかもしれない。というわけでちょっと行ってみたかった隅田川下流部へ。
橋の近くが空いていたのでそこに入る。まだバチは抜けていない模様。時合いには間に合ったかな？
ここの遊歩道はランナーや散歩してる人が頻繁に背後を通るので、キャストの旅に背後を気にしなければならず、正直疲れる。それに、こんなところで釣りしてるこちらが悪いのは重々承知だが、ランナーもすぐ後ろを平気で通る（こちらに気を遣ってはくれない）のでかなり危険だ。おまけに自分の立ち位置のあたりで歩道が行き止まりなので、自分の背後でみんなターンしていくという…そんな端から端まで綺麗に走ろうとしなくても良くない？と思うのですが…
風もやや強くやりづらい、手前はたるい感じだが、ちょっと先は波立っているし、流心の方は渦を巻いているというか、上潮と風で訳の分からない複雑な流れ方をしている。当然こういう時の攻略法なんて知らない。やがてバチが引き波を出して泳ぎ始めたのでノガレを投げていたら、僕の投げたノガレのあたりに向かって2羽の鴨が飛んできて、そのうちの一羽がノガレに引っ掛かってしまった。必死に暴れる鴨。でもラインを切るわけにはいかないから、仕方なく魚と同じように引っ張ってネットに入れて（というかノガレのフックをネットに引っ掛けて）、陸の上に上げてフックリムーバーで何とか外した。フックリムーバーがあって良かった。そして運良く簡単に外れたから良かった。ラインが絡んだりすると大変な事になる。今回は僕が引っ掛けたというより鴨の方から引っ掛かってきたのでもらい事故みたいな感じだけれど、水辺には鳥が多いから危ない。
やがて時合いになったのか、左の方の人は魚を上げていた。そして自分の前あたりでもライズが出るようになった。が、ライズ位置が遠い。かなり沖の方でやっている。ルアー届かないよ…。射程距離でライズが出た時にノガレを投げたらバシャッ！っと出たが乗らなかった。惜しい！その後もずっと投げ続けていたらグググッ！っとヒットしたが即バラし。これは獲りたかった…。もっとドラグゆるゆるでも良かったかも。
やがてライズもなくなったので少し上流の方に移動。すると、先ほどのザバザバしてたところは何だったのだろうというくらいに水面が静かで、かなりの量のバチが抜けているではないか！ちょっと歩くだけでこんなにも状況が違うとは。さっさと移動していれば良かった。しかしこの時点で満潮近くだからか、抜けているのはクルクルバチばかりで、ライズはあるもののルアーに全然反応しない。クルクルなら、ということで小さめのシンペンやロリベの早巻きなんかも試したがノーバイト。ゴミやバチが引っ掛かってくるばかり。そのうちライズも減ってきて、あるいはライズしてるのがウグイか何かの小さい魚ばかりになってきたので納竿。下げが始まってきたし、時合いも終わりだろう。
隅田川、1誤爆1バラしで敗北。何だか、敢えてここに来る理由はないなと思ってしまった。難しい上に歩行者多くて危ないし、僕にはまだ攻略できないフィールドだ。
