昨日とは違うポイント、もとい1月までいつも行っていたあたりへ様子を伺いに行く。果たして魚は戻っているのか。
到着時がちょうど満潮くらい、特にボイルなどはない。ハクボイルはまだ少し先かな。バチが湧く気配もない。途中でハクがいるのは確認したが、まだまだ少ないかなといった感じ。
東に向かって攻めていく。角を曲がるまで無反応、角を曲がって橋の方へ向かっていたところ、後半あたりでググっとアタリ。合わせるとヒット。抜き上げられそうだが、そこそこ引くし1匹目なので慎重にネットを使った。
なんてことない、35センチくらいのシーバスなのだけれど、取り敢えずボウズは回避。このくらいのサイズなら冬でも居たから、まだ分からないな。勿論サンドワームで。
一応折り返しもやってみたがノーバイト。角を曲がって西に向かう。流れに逆らう形だからダメかな?と思って途中からミニエントにしてみたがノーバイト。プラグに反応良くなるのはもう少し先か?
その後、以前よく釣れたシャロー帯からまたサンドワームに戻してやってみたが不発。橋をくぐって、シャロー帯を攻めていく。半分くらいやったあたりで小さいアタリ。合わせると重厚な引き。でかいぞ。そして下へ下へと引っ張っていく。レバーブレーキでやり取りする。姿が見えない。エラ洗いしないからクロダイだろうか?クロダイだったら結構良いサイズだな。何度も走って、巻いて、また走って、を繰り返して弱ってきたところをタモ入れ。あ、シーバスだった。しかもでかい。
と思ったら頭でっかちなだけでそんなでもなかった。50センチくらい。久しぶりにこのサイズのシーバス釣ったな。去年の10月以来とかかな?かなり引くので腕が疲れた…。
この日、バチの姿は常夜灯の下に微かに居た以外は全く見えなかったが、この魚の口の中にはバチが入っていた。底バチパターン的なやつだろうか?ジグヘッドは上顎の良い位置に掛かっていた。ヘラブナだったら90点くらいの位置じゃないのこれ?サンドワームは千切れてしまった。
その後も続けていると、このエリアの終わりの方でまたヒット。今度はエラ洗いしたのでシーバスだと分かった。こいつも走る走る。走ったら好きなだけ走らせて、止まったら寄せてを繰り返してなんとかネットイン。腕が攣りそう…。
また50センチくらいだった。どうやらこのサイズが戻ってきているようだ。これで確信。港湾部シーバス、完全に開幕したな。このサイズでもサンドワームで釣れるということも分かったし、月下美人ジグヘッドは50センチを2匹釣って漸く少し曲がる程度だった。細軸なのに信用できそうだ。流石グローブライド。
写真はブレちゃったけど、まぁ50センチのフッコなんて大した魚じゃないから写真なんてどうでも良いといえばどうでも良いか。写ってさえいれば。
対岸のあたり、冬はセイゴがよく釣れたのだがこの日は不発。隣の運河に移動することに。
隣の運河、南側のストラクチャー回り。冬はここでよく釣っていたがこの日は上り下りともに無反応。まだ時間があるので折角だから対岸もやってみようと何となく思ったのでやってみる。上りはノーバイト、途中で折り返して下りをやってみたら小さいバイト。合わせたら乗った。が、全然引かないので20センチくらいのセイゴか、あるいはちっこいクロダイかな?と思ったら足元まで来てから暴れ始めた。シーバスだった。小さいから抜き上げられるか?どうか?一か八かえいっと抜き上げた。
あれ?思ってたよりはサイズあった。40センチくらい。
サンドワーム丸飲み。サンドワームが赤いので、一瞬エラやっちゃったのかと思って焦った。上顎内側に掛かってました。
この後は無反応だったので、潮位が下がってから釣れる例の細い水路へ移動。予想外のところで釣れてしまったので到着が少し遅れたが潮位的には問題ない。上りには反応しないだろうから下りのみやろう。一番上流まで移動してからスタート。ここでは反応ないかな、と思ってたら半ばくらいでヒット。派手なエラ洗い。シーバスだ。しかもこれも50センチくらい。かなり引く。レバーオフで走らせて走らせて、止まったら巻いて…とやっていたら何故かいきなりフッと軽くなってフックオフ。あぁ…。やってしまった。何で外れたのだろう?昨日もそうだけど原因不明のバラしは次に反省が活かせないからモヤる。こういうのは全部、皮一枚で掛かってて口切れしたのだと思うことにしている。実際そうなのかもしれないが。
この後は反応なく、念の為上りもやってみたがやはり無反応。対岸の下りも無反応。ここと繋がる別の運河もやってみたが只管無反応。まだまだやろうと思えばできないこともないが…時間も時間だしこれで終わりにしよう。ということで納竿。大潮は時合いが短いのがなー。
結果は5ヒット4キャッチ。35、50、50、40で50くらいの1バラし。50センチクラスが出たので港湾部シーバス完全に開幕したなという感じ。今年も長い冬の時代を乗り越えて、港湾部にも春が来たのだ。これから晩秋くらいまでは楽しい季節がやってくる。途中また青潮で死ぬ期間もあるのだろうけれど。
別にランカーなんて釣れなくても良い。トラウトやバスから入ってる自分としては50センチもあれば十分大物。こういうのでいいんだよこういうので。港湾部は特定のベイトとかに惑わされずにマイペースに釣れるのも良い。
魚の着き場は1月くらいと変わらない感じだった。相変わらずどこにでもいるわけではなく、偏在している。
どの魚もアタリは小さくて、小さいのかな?と思って合わせると強い引きが、という感じだった。向こう合わせでガツンと来る感じではない。食いが浅い印象。バチとかアミとか楽に食えるベイトを食ってるからだろうか。