前日の雨の影響が悪い方に出てしまった。そこまで降っていないと思っていたけれど、下水処理場から未処理水が出ているようで、最寄駅に着いた瞬間から例の臭いが…。これはやばいやつでは。
北側から攻めて行くが、案の定水は濁っていて下水臭い。果たしてこの状況で魚は出せるのだろうか。去年の夏とか秋口なら下水臭い中でも魚を出せたことがあるが、今はまだ春先だしだいぶ状況が違う。少し前に下水臭かったときは全然ダメだった。果たして今日はどうか。ボウズ覚悟でやっていく。
細い水路との合流、その手前のエリアも含めてやっていくが一向にアタリは出ない。今日は釣り人もちょいちょいいるな。やはり春になったからか。大潮の下げなので水路の流れもいつもより少し速い。流れに逆らうより上流から流れてくるベイトを演出した方が食うのでは？と思い逆向きも試してみるがノーバイト。これは本格的にやばそう。対岸、そして船着場付近を攻め、そのまま下流の方へ。途中、沖に向けて何かを投げていた人が何かを釣っていたみたい。
橋の近くまでやって、少し折り返してみたら違和感。風が吹いた瞬間だったのもあって、壁際に引っ掛かっただけかと思ったら魚だった。ヒット。どっちだ？シーバス？クロダイ？エラ洗いするのでシーバスだ。小さそうだったので一気に抜き上げた。
40センチくらいのシーバス。30くらいかと思ったら、またこのサイズか。サンドワームは千切れてどこかへ行ってしまった。今、流れに逆らう形で引いていたと思うのだけれど、それでも食うものなのだな。
リリースして続ける。さっきの人のいた手前までやって、また下り。橋をくぐって角を曲がった先でまたもやヒット。しかも結構良い引き。良いサイズかもしれない。と思ったがすぐにバレてしまった。エラ洗いしなかったので恐らくクロダイだと思われる。また40センチオーバーとかのサイズだろうか。口の硬いところに引っ掛かって、そのまま貫通できずに外れてしまったのだろうか。その後、橋の手前でギリギリまで巻いていたら回収直前でヒット。これは姿が見えて、シーバスだった。サイズはまた40センチくらい。下水臭い水にタモを漬けたくなかったが、止むを得ないだろうと覚悟した。というのにもかかわらず、少しの攻防の末、何故かバレてしまった。エラ洗いしたとかいうタイミングでも無かったのだが。皮一枚で掛かっていて口切れしてしまったのかもしれない。2連続バラシで凹む。折り返しはノーバイト。小さいクロダイっぽいアタリはあったかも。
細い水路との合流あたりまで戻る。潮位が下がって来てからまたアミにボイルが出たりしないかとも思ったがそう甘くもなく。しかし水路の対岸を攻めていたらコツコツと当たり、合わせたらヒットした。抜き上げられなくもないサイズに見えたが、慎重に行こうということでタモを使う。抜き上げでポロリするのも嫌だったので。
40センチないくらい、38くらいだろうか。同じようなサイズだ。ガルプは千切れてしまった。口の中に入ってたけど。
この魚をリリースする時に屋形船が来て、引き波が出たので活性上がったりしないかなと続けていたらほぼ同じ場所でまたすぐにヒットした。引き波効果かは定かではないが。
また同じサイズ、40センチあるなしくらい。サンドワームは行方不明に。でもガルプは水中で分解されるので大丈夫なはず。
この辺に溜まっているのかもしれないと近辺を重点的にやってみたがこれ以降はノーバイトだった。潮が引いてきてからの方がバイトが出るのかもしれないということで、もう一度下流に向けてやってみる。水路はノーバイト。船着場もダメ。その先も流石にもうダメみたい。角を曲がってさっき2匹バラしたあたり。ここで追加できないだろうか、と思ったがノーバイトだった。折り返しでココココッと小さいクロダイのアタリがあったのみ。最後に1匹目を釣ったあたりをもう一度やってみたが、ググッと小さいクロダイのアタリがあったのみで終了。タイムアップにて納竿。
結果、5ヒット3キャッチ。バラした1匹は恐らくクロダイ、もう1匹は金太郎飴サイズの40センチくらいのシーバス。
途中移動するかどうか迷ったが、1匹釣れてくれたので踏み止まった。移動している間に時合いが終わってしまうだろうし、この状況だとsuみ田もsuna町も同じような感じだろうから、今回は移動しなくて正解だったかも。結局魚は居たわけだし。下水臭いのは意外と魚にとっては関係ないのかもしれない。ダメだと思い込んでるだけで。
勝手な思い込みとか、釣具メーカー、実演販売おじさん達の影響を受けている、あるいは洗脳されてしまっている事柄が多いのかもしれないなと思う。
