Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

手持ちのロッド比較、追記あり

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自分用メモです。
手持ちのロッドを曲げて撮って比較してみました。ほぼパックロッドしか持っておらず、しかもほぼ全部テレスコ。何を隠そう僕はテレスコロッドマニアなので…

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タカミヤ コンパクトゲームGRⅡ 605UL。ソリッドティップなので先端しか曲がらないエキストラファーストかと思いきや、少し負荷が掛かるとこんな感じ。スローテーパーだろうか、かなり胴から曲がっている。大袈裟にフッキングしないと力が伝わらない印象。向こう合わせなら良いけど、というか基本向こう合わせしかできない竿。管釣りニジマスを巻きで釣る(+巻き合わせする)のには良いけれど、シーバスは基本ちゃんと合わせないと掛からないのでシーバス(というかセイゴイング)には不向きか。でもこの竿で掛けるとセイゴでも楽しい。

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タカミヤ コンパクトゲームGRⅡ 705L。こちらもスロー?605ULよりは多少レギュラー寄りか。レギュラースロー?このロッドは感度が良い気がする。これでセイゴ掛けてもやっぱり楽しい。プルプルと伝わってくる感じが。

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タカミヤ コンパクトゲームGRⅡ 785ML。シーバス用メインロッド。レギュラーファーストかファーストか。先の方しか曲がらない。バットは結構太くて強い。先の方のテーパーがやや不自然な感じに見える。これで何十本も40~50センチのシーバス釣ってるから簡単には折れないとは思うが。テレスコだからある程度仕方ないか?

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ダイワ クロスビートSW 746UL。ファースト。しかし流石安竿といった感じで、こう見ると想像以上に歪な曲がり方だ。ガタガタした印象で折れそうな感じ。エイを掛けても大丈夫だったから簡単には折れないとは思うけれど。普段釣りしてるときには気にならないけどこんな不自然なテーパーだったとは。釣ってる時って竿じゃなくて水面、魚の方見るから竿の曲がり具合とか分からなかったりする。

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ダイワ レイジーT76ML-6。(自分としては)かなり硬い竿。ザ・ファーストテーパーといった感じ。この竿は曲がりも綺麗。ダイワに問い合わせたところ廃盤らしい。MAX35g、恐らく実際の上限はもっと上なので、コノシロパターンでウェイキーブーとかペニーサックを投げるために買ったのだけれど、未だ使用機会に恵まれていない。普段使いには硬過ぎてバイトを弾きまくりそうだし、バラシも増えそうだがどうだろうか。硬い竿の方が一気にフックを貫通させることができそうな感じもするが、そうでもないらしい。要は魚がヘッドシェイクした際に力任せに引っ張るのではなく、ある程度魚の動きに追従してあげた方がフックが外れにくいということらしい。硬い竿でやりたいならリーダーをナイロンにするとかでタックルバランスの調整が必要みたい。柔能く剛を制すとは正にこの事。
個人的にはレイジーのT76L-6があれば良かったのになと思う。


パックロッドだとあと管釣り用のイプリミ60XUL-4とかあるけどあれは曲げてみるまでもなくパラボリックだし、ベイト用のトラギアC636MLもまぁあれなので主戦力はこんな感じかな。

管釣り+ワームでのシーバス釣り(セイゴイング)のために柔らかいロッド(コンパクトゲームGRⅡのULとL)を2本買ってみたけれど、やはりある程度の硬さがあった方が使いやすいのかもしれない。ただ、まだまだ試行回数が少ないしあまり釣れてないので何とも言えないところではあるけれど。ライトロッドに合わせてリールもライト目なもの、最近買ったレガリスの2000S-XHやピシファンのカーボンX1000Sとかを使っているから、もしかしたらそれが良くないのかもしれない。どうしても小さいリールだとパワーもないし、巻取り量も少ないから、普通に3000番台とかのリールを合わせた方が良いのかもしれない。重量は増えちゃうけど。


あと最近気になってるのはメジャークラフトのバスパラとソルパラの振出。いずれも安ロッドという感じだけれど、6フィートちょいでULのやつが管釣り・セイゴイング両方使えるんじゃないかと言う感じで気になる。まぁクロスビートSWあれば要らなくね?という気持ちもあるけど。

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追記:バスパラ振出BXST-645ULとソルパラ振出SPXT-S63AJIの2本を衝動買いした。どうせ2本とも安いし。
前者は「EX.Fast」と銘打っているけれどせいぜいレギュラーファーストといった感じ。しっかし、統一的な基準があるわけではないとはいえ、メーカーの表記も当てにならないものだな…。取り回し良さそうなので管釣りで使ってみよう。
後者も「EX.Fast」で、こちらは確かに先の方しか曲がらないのだけれど、ソリッドティップなので穂先が極端に柔らかい。それ故「掛け調子」を謳いつつも結構強めにフッキングしないと力が伝わらない気がする。まぁ「アジング用」だからこんなもんなのかな?ソリッドティップで違和感なく食い込ませて、ハリのあるベリー~バットを使って掛ける!みたいな二面性のあるロッドをイメージしていたのだけれど、ULなのもあって全体的にかなりライトな感じ。コンパクトゲームGRⅡ 605ULともちょっと似てるけれど、あちらの方がもっと胴から曲がる感じで、こちらの竿はライトながらも胴はあまり曲がらない。使ってみて正直、ソリッドティップよりチューブラーの方が好きだなと思った。ソリッドティップはふにゃふにゃして柔らか過ぎてブレるからキャスティングも決まりづらいし、感度も悪い。

竿選びってやっぱり難しい。本当は店舗で店員さんに曲げてもらってじっくり選ぶべきなんだろうけれど、店舗に欲しい竿の在庫がないことも多いし、ネットの方が安いし…とかで結局カタログスペックとネットの口コミだけ見て勘で買うからこういうことになる。カタログスペックは当てにならないし、そもそも買うのもテレスコの安竿ばかりだからネット上にレビューがあまりない。いつも結局買ってみないと分からない!と博打な買い方をしている。けど100%当たりだけを引くのは不可能なので色々試してみるしかないのだろう。テレスコというのが基本的には安い竿にしか採用されないというのもあって、どうせ安い竿ばかりだし。何回も書いてるけれど、道具は自分が普段やるフィールドで実際に使ってみないと分からないことが多いし、更に使い込んでいかないと見えてこないことも多い。竿のレンタルとかあったら良いのにな。あったとしても自分が試したいやつはニッチ過ぎてなさそうだけれど…。

正直何が一番のネックかと言えば、こんな時期にシーバス釣りしてるのが悪い。大きい魚はみんな産卵で沖の深場に落ちちゃって、そもそも魚影が薄い。残ってる小さいのも寒いから活性低くて食わない、食いが浅いから食ってきても乗らない、乗っても掛かりが浅いからすぐバレる、で結局全然釣れないという…こんな時期にやらなければ、最近の悩みは全て無用なものとなる。その釣れない居残り組のセイゴたちを何とか釣り上げてやろうとして色々と迷走して、色々竿を変えたりルアーを変えたりアシストフックまで付けてみたり…何だか最近の自分がやっていたことは全部無駄だったのではないかと思えてきた。釣りとはそういう試行錯誤をする趣味なのだと言われればそうなのかもしれないが。まぁポジティブに捉えれば、色々試行錯誤した経験というのは今後に役立てられるので無駄にはならないから、試せるだけのことは試してみて損はないのかもしれないけれど。