Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20211112小潮 シーバス達は冬モードへ。

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またもや全然潮が動かない不思議なタイドグラフですが、やってみよう。

まずは例の水路へ。今日はいつもと違うタックルでやってみる。ロッドは管釣り用のイプリミ60XUL-4、リールは管釣り用に新しく買ったレガリス2000S-XH。セイゴ相手なら管釣りタックルぐらいで丁度良いんじゃないかということで。根掛かりしたら外せなそうだけれど…。この組み合わせだとめちゃくちゃ軽い。6フィートという長さも別に問題なさそう。あとは掛けてみてどうかというところ。

まずは右岸の下りから。反応ないので上り。反応なし。ゴミが掛かるだけだった。続いて左岸、下りをやっているといきなり竿がギューンと曲がってドラグがジーーーッと出ていく。ヒットした。が、ドラグがゆるゆる過ぎて、そして竿が柔らか過ぎてフッキングが決まらずバラし。ラインはPE1号?*1とリーダーフロロ2.5号だからドラグ緩める必要なんてなかったのだけれど、何となく管釣りの癖でドラグ緩かったのが敗因か。続けているとゴンゴン!とヘッドシェイクするようなアタリがあったが乗らず。いつもとは全然違う解像度のアタリの出方だ。その後もまた小さいのが掛かるが、やはり竿が柔らか過ぎてフッキングのパワーが伝わらないようでバラし。かなり小さかったが。
2連続でやって気付いた。管釣り用のスローテーパー、もといパラボリックアクションの竿だと全く合わせが決まらない。竿が柔らかければ柔らかいほど食い込みが良い=キャッチ率が上がる、という単純な話ではない。港湾シーバスのテクトロの釣りは向こう合わせのときもあるけれど、基本的には掛けていく釣りなのだ。柔らかい竿を使えば食い込みが良くなって勝手に向こう合わせになるかと思ったがそうはならない。掛けていく釣りだから、ファーストテーパーの竿で瞬発的にフッキングを決めていかないとキャッチできたはずの魚もキャッチできなくなる。そう思って前回と同じクロスビートSW746ULに戻した。

そして右岸の下りでまたヒット。そして漸くキャッチ。

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20センチくらいで小さいが、ボウズは逃れた。小さくても釣れると嬉しいな。魚釣りは魚が釣れると嬉しいし楽しい。

その後左岸の上りで何回かアタリがあった後にヒット。ちょっとは良いサイズ?と思ったがそうでもなかった。

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30センチくらい。抜き上げはちょっとギリギリ感あった。

攻め過ぎてスレちゃうとあれなので運河へ移動。
潮の動きがあまりないのでゴミが溜まってしまっている。いつもあまりやらないエリアだけれど、去年の今頃は釣れていたあたりからやってみる。小さいアタリは何度かあり、後にヒットした。小さいけど。

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20センチくらいのを追加。ここは魚いないと思っていたけれど、このサイズならいるのかな。この後も何回がアタリはあったけど乗らず。プラグだとこのくらいのサイズのやつでも一応乗るから、やはりジグヘッドの上向きの鉤一本というのはフッキングが悪いのだな。一旦掛かれば外れにくいというメリットはあるにせよ。しかし下にトレブルフックをつけるタイプのワームだと、浅い運河では根掛かりが多くて使い物にならない。

橋を渡って対岸へ。いつも釣っている、魚が溜まりやすいスポット。まずは橋の西側から。岸スレスレに落として西へ向かってテクトロしているとすぐにヒット。結構引くな。どうするか。抜き上げられるか?なんとかいけるかな?うりゃっ!

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もっとあるかと思ったけど30ちょいでした。ライト目なタックルのせいか良い引きだった。どちらかと言えばライト目なタックルの方が好きだな。そもそも運河シーバスは40〜50センチってところだし、そんなに強いタックルじゃなくても大丈夫。

この後も橋の東側シャローをはじめ、その先も、さらに先の角を曲がった橋の付近も、色々探ったものの何度かアタリがあっただけでヒットには至らず。水路に戻ってもう一度一通りやってみるがもうバイトすら得られず。ということでここで納竿。

運河のシーバス達は完全に冬モード。小さいのは残ってるけど大きいのはもう産卵に備えて移動してしまっている。30センチクラスまでなら釣れないこともない。そんな感じ。去年と同じだ。やがて20センチクラスしか釣れなくなり、そいつらさえもなかなか釣れなくなる。


このワームの釣りに関しては、ティップは柔らかくても良いがベリー〜バットはある程度硬くないとフッキングが決まらない。とするとやはりある程度先調子のロッドの方が使いやすいのかなと思った。
引き抵抗のあるプラグに関しては、ルアーの引き抵抗にティップが負けてしまうといくらティップが柔らかくても無意味なので、ティップからある程度ハリがないと使い物にならないけど。

シーバス用のロッドの多くはMLで、個人的には硬過ぎると思うけれど、50センチクラス以上だけを相手にするのなら確かにそれくらいでも良いのかもしれない。それ以下は切り捨てる感じになるけれど。でも僕はやっぱり小さいのでも釣りたいから、ライトな方向で丁度良いところを探したいな。

タックルバランス、微妙なところを探っていく必要がある。とはいえ、タックルは実際に使ってみないと分からない。難しいところ。調べれば調べるほど、竿は無限に種類が出てくるし、かといって自分の思い通りの竿なんてものはなくて、既製品の中から理想に近いものを選んで使うしかない(そして最終的には道具じゃなくて腕だ)。
テレスコのパックロッドが好きなので、敢えて選択肢を減らす意味でもテレスコ縛りで色々探してみると、やはりコスパ最強なのはメインで使ってるコンパクトゲームGR2。僕が使っているのは785MLだが、これの番手違いの605ULをポチってみた。ちょっとライト過ぎるかもしれないが。結局間の705Lも買う羽目になるかもしれない。まぁそれはそれで良いか。良い竿だし。

*1:中華製の激安バルクPE0.8号だが太さは実質1 号くらい