Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20211103大潮 運河シーバス、シーズン終了?

f:id:amilamia:20211103225800p:plain
冬の大潮は夜に大きく潮が動くのですぐに干潮になってしまい、時合いが短いのがネック。短い時合いの中でできることは限られているし、使えるルアーの数もたかが知れている。移動するにも移動中にどんどん潮が引いてしまう。難しいものだな。

いつもの運河から攻めていくが、最近はもう魚がいるであろう場所から先にやっている、というかそのピンポイント以外であまり魚を出せていないというのが正直なところ。逆に言えばそこでバイトが出ないとなると他の場所で釣るのは厳しい。前回も書いたが、魚は運河内に満遍なくいるのではなく、間違いなく偏在している。

まずは橋の西側から。到着時の潮位は170センチくらい。もうワームしか使わないくらいの感じで、R-32のオレンジから。西側はノーバイトなので東側シャロー。こちらもノーバイト。そのまま東の端までやる。途中で小さいバイトはあったが掛からない。角を曲がって橋までやって、対岸もやって、只管ノーバイト。まずい。ボウズかもしれないな。まぁ僕の攻め方が悪いわけではなく時期的な問題だからボウズでも仕方ないが。
もう大分潮位がなくなってきているので大幅に省略して、先ほどのポイントに戻る。ワームのカラーだけレッドヘッドに変えて。この時点で潮位130センチくらいか。東側シャローはノーバイト。西側で小さいのがヒット、しかしバラした。20センチくらいだったか。竿先が殆ど曲がらないくらいの小さいバイト。Lクラスのロッドなのに完全にオーバースペック。その後はノーバイトだったので水路へ移動する。

水路で釣れる時はいつも潮位120センチくらい。もう120を切っていたが、40センチくらいまで下がるからまだ下げが効いているだろうしいけるだろう。まずは左岸の下りから。バイトがあったような気がしたがゴミだったかも。端まで行ったので続けて上り。で、漸くヒット。

f:id:amilamia:20211103225752j:plain
20センチくらい。やっぱり竿が全然曲がらない。前回も同じくらいの魚からのバイトは何度もあったが、この魚はたまたま掛かり方が良かったからキャッチできたというくらいの感じ。ボウズ逃れの1匹。

その後、右岸の下りでもヒット。アタリは20センチくらいのと変わらなかったし、全然引かなかったからまた20センチくらいかと思ったら上げてきた途中からいきなり暴れ始めた。がもう大分近くまで来ていたので抜き上げた。

f:id:amilamia:20211103230004j:plain
サイズアップして30くらい。ワームばっくり。

これ以降も何往復かしてみるもののアタリは途絶えてしまった。ワームにすらスレてしまったかな。そもそも右岸はゴミが酷くて釣りにならなかった。9時前くらいになり、文字通り潮時かなということで納竿。
そういえば右岸の一番上流に他のアングラーがいた。めっちゃ長いロッドで何かを投げていた。暫くしたら消えてしまったが。言いたいことは色々あるけれど、まぁいいか。

結果は3ヒット2キャッチ。20くらいのと30くらいのをワームで。バラしたのも20くらい。もう運河シーバスのシーズンは終わったものと見て間違いないだろう。河川の上流域もシーズンオフに入ったなんて話も聞いたが、運河ももう終わりみたい。まだギリギリ40くらいの魚なら釣れるかも知れないし、セイゴなら年内一杯くらいは釣れるだろうけれど、基本的には消化試合みたいな感じ。
今日思ったのは、セイゴイングとして楽しむならもっと柔らかい竿使った方が良さげだということ。乗らないアタリも何回かあった。次回はもうちょっとライトなクロスビートSWでやってみよう。管釣り用のイプリミだと流石に柔らか過ぎる?

運河でシーバスがまともに釣れるのは4月中旬〜11月中旬くらいだろうか。夏は青潮が出て全く釣りにならない時期もあるので、それを除くと実質半年くらいかもしれない。その半年のうちでも釣りに行ける日は限られているし、釣りに行けたとしてもいつでも釣れるわけではなく時合いというものもあるし…と考えると本当に僅かな時間しか釣れないのだなと思う。1匹を取り逃がさないようにするためにはラインやリーダー、フックなんかはケチらずに交換するべきだなと思う。

同時に、短い時合いの中でできることは限られているし、使うことができるルアーの数にも限りがある。運河シーバスに関して言えば、ミノー、バイブ、ワームだけあれば1年釣りができてしまうなというのが正直なところ。それ以外のシンペンやトップでも釣ったことは釣ったが、言ってしまえば特殊な・限られたシチュエーションでしかなかった。必要なルアーは本当に限られている。少ないルアーで成立してしまうから、持ち歩くルアーも少なくて済むというのが運河シーバスの良いところ。逆に言えば1回の釣行で使えるルアーの量には限りがあり、沢山持っていっても全部使うことはまずない(釣れない時ほど取っ替え引っ替えあれこれ試しがちだが)。
勿論、これは僕が1年ほどやった狭い範囲での話でしかなくて、僕の知らない・やっていない釣り方がまだまだあるのかもしれないけれど。でも基本というか大筋はこんなもんなのだろうと思う。もっとこうやったら釣れるよ!というのがあれば教えてください。

おそらく、40〜50センチくらいのシーバスは産卵に向けて運河からはもう抜けていってしまっているのだと思われる。運河から抜けた魚はどこへ行くのか?一気に富津に行くわけではないらしいけれど、川崎方面か千葉方面にでもじわじわと移動していくのか?そもそも富津付近で産卵してるというのも推測だし、誰もカメラに収めたことはないらしいけれど。例えば荒川の河口だとか、もっと近くで産卵してるという説もある。解明されることのない鱸の生態。謎。

今後はセイゴを釣って遊びつつ、管釣りにシフトしていこうと思う。土日の王禅寺ってどれくらい混むのだろう?