今まで全然他の釣り人がいなかったような小場所でも釣り人を見かけるようになってきた。いよいよ秋のハイシーズン到来という感じ。嫌な季節になっちゃったなというのが正直なところ。一年中やってる人からすると、ニワカばっかりなんだなぁと思ってしまう。ニワカアングラーは春と秋しかやらないっぽい。
いつもの運河を大体いつも通りに端から端まで（と言ってもパスするエリアもあるので全部ではないが）攻めてみたもののノーバイト。潮が少し引いてきてから気付いたのだけれど、大分水が澄んでいて底が見えてるところもあった。これだけ澄んでしまっていると見切られちゃってる可能性もあるし、そもそも岸際には着いていないのかもしれない。元の濁りの田沼恋しき。移動前にちょっと水面を照らしてみたら、小さいシーバスかクロダイっぽい魚が見えた。勿論ルアー通しても無視だが。ミノーのジャークやトゥイッチでリアクション的に狙うしかないのだろうけれど、腱鞘炎なので辛い。どうしたものか。
いつもの細い水路に移動。何とか1匹釣りたい。こちらはやや濁りが入っていた。どうやら濁り具合は場所によって違うみたい。そしてこんな小場所にも、やはり先行者が。話してみたところやはり釣れていないとのこと。僕も何往復かやってみたけれどノーバイト。まずい。またボウズか。そんなに悪い日でもないと思うのだけれど。ハイシーズンゆえに四六時中誰かが叩いていて、既に釣られてしまっている、あるいはスレてしまっているのだろうか。アングラーの数と魚の数が釣り合っていないような気がする。要は釣り人が増え過ぎた。
何とか1匹出ないかとテクトロし続け、歩道の端の足元までルアーを巻いてきたところで違和感。ん？なんだこれ。ゴミ？じゃない、魚だ！一気に合わせて反対側へ誘導する。小さいので勢いをつけて抜き上げた。
セイゴだと思ってたらクロダイだった。ここでクロダイかよ…。まぁ何も釣れないよりは良いけれど。ボウズ逃れの泣きの1匹という感じ。ルアーが7センチなので、それとの比較でサイズは察してください。
この後も同じようなサイズのクロダイなのか、小さいアタリが一度あった。でもそれだけ。ミニエントを謎の理由でロスト。スナップとの結び目が解けた？こんなことある？
もう潮位が低過ぎるし、こういう時はいつもと違う変な攻め方してもどうせ釣れないので納竿。シーバスはどこに行ってしまったのか。また雨だったり台風だったりで状況が大きく変化しないと同じような結果の繰り返しになりそうだな。そうこうしてるうちに寒くなってくると産卵に出始めるから魚影が薄くなっていくし…。
そういえば去年の今頃は20センチくらいのセイゴが無限に釣れていたのだけれど、今年は全然掛からない。不思議だ。
何だか夏頃の方が調子良かったな。秋になってから微妙な釣果ばかりだ。夏の濁った水の方がルアーへの反応も良かったし、潮位が下がってからも、水深のあまりないところでも魚からの反応があった。掛からなくても小さいクロダイのバイトが無限にあったからモチベーションが続くというのもあった。
歩き回って足腰は疲れたし、それ以上に全然釣れないので精神的にも疲れてしまった。今週はこれまで。また来週頑張ります。
