Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

東京湾の夏の憂鬱

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相変わらず釣りに行っていない、もとい行けない日々が続いています。

東京湾奥は貧酸素水塊、そして青潮の発生で無酸素状態、死の海と化したまま。場所によっては回復してきている所もあるみたいだけれど、僕がいつもやっているような運河帯なんかはまだまだ壊滅的な状況。回復の兆しがない。

コノシロの死骸が浮かんでいるというのは、実は少し前から見られた現象だったのだけれど(その頃から貧酸素水塊は発生していたようだ)、数は少なかったので僕みたいな釣り人が釣ったやつが弱って死んじゃったのかなという程度に思っていた。その頃はハクの群れは沢山いたし、そこにボイルするシーバスも沢山いたし。でも先日、大雨の後に見に行ったときは酷かった。コノシロの死骸だらけ。バチなんて全滅したんじゃないだろうか。折角生んだ卵も孵化するのかどうか。バチ抜けってこんな悲惨な感じで終焉を迎えるものなのか?ウグイが全然釣れなくなっていったのも、酸欠だからどこかに逃げたという理由だったのかもしれない。東京湾奥の水はなかなか循環しなくて入れ替わっていかないから、青潮が回復するのには時間がかかりそう。下手すると秋のシーズンまでお休みになってしまうかもしれない。

他の釣り物を探さなければとも思うけれど、都内の釣り場となるとなかなか難しい。トラウトの管理釣り場、例えば王禅寺なんかはシーズン終了してて水抜きしてお掃除中。小さい池でちょっとだけなら釣りできるけど、マスは冷水性だから暑さに弱く、わざわざ行っても活性低くてあまり釣れなさそう。シーバスを狙うとなると河川しかない。潮の影響のなさそうな荒川水系の戸田以北あたりに行くか、鶴見川でバス・シーバス両方狙いみたいな感じでやるか、あるいは多摩川水系ナマズでも狙うか。しかし夏の川辺って雑草がボーボーに伸びてて藪漕ぎしないと水辺まで辿り着けなかったり、暑いし虫に刺されたりとか色々考えると正直気が進まない。川の夜釣りは危険だし。そもそも釣り場がどこも遠い。遠いと言うほど遠くもないけれど、決して近くはないからどうしても二の足を踏んでしまう。一番近くて気軽にできるのが港湾部のシーバスだったのだなと改めて思い知らされた。

始めたのが去年の9月後半だったから、このまま秋まで釣れないとすると1年のパターンを何となく把握できたというか、流れが分かったような感じになるけれど…果たしてどうなるか。7~9月、どうなっていくのだろう。とりあえず青潮早く収まらないかなぁ。