Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20210807大潮 エラ洗いを恐れない勇気

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出オチ感ありますが、タイトルが全てを物語っている。

いつもの運河でテクトロ。スキャッターラップのアイチューンをしながら。なかなか真っ直ぐ泳いでくれない。そしてスプリットプライヤーだとアイチューンしづらい。何でプライヤーってみんな先っぽがスプリットリングオープナーになってるの?使いづらくて仕方ないんですけど…。普通のペンチ型のプライヤー買おうかな。
まずは西に向けてテクトロ、ノーバイトで折り返し東へ向かう。ピックアップ時の早巻きに30〜40センチくらいのクロダイチェイスしてくるのが見えた。食わなかったけど。その後は只管ノーバイトが続く。小さいクロダイっぽいアタリはあったけど。対岸に渡り角を曲がってすぐのところでヒット、しかしエラ洗いですっぽ抜け。アベレージくらいのシーバスだった。そこから橋のところまでやって折り返し、異常なし。対岸に戻る。水面が賑やかだなと思ったらやっぱりバチで、クルクルバチが抜けていた。8月でも抜けるのかよ!ウグイっぽい魚が捕食してるようだったが、シーバスやクロダイはもうバチは食い飽きたのかな。西に向かって折り返していくがノーバイト。途中ゴミを釣ってしまう。(ゴミにタモ使いたくなかった…)。連日叩いてるからスレてきたのか、クロダイのアタリも少なくなってきてる気がする。端までやって折り返し。橋をくぐって最近よく釣れる浅めのポイント。漸くヒット!しかし水面を滑ってくるレベルで小さい。抜き上げ。

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30くらいのシーバスでした。坊主逃れの1匹という感じ(置くところなかったのでタモの上に置いた)。

その後も続けているとまたヒット!ドラグが鳴る。しかしすぐにバレてしまった。エラ洗いしなかった気がするのでクロダイだったかも。クロダイの口の硬いところに掛かってると引っ掛かってるだけだからすぐにバレてしまうというパターン。

その後もずっとやっていくがノーバイト。やっぱり連日やってるからスレちゃったかなぁ。もう一往復してみよう、と対岸へ。しかし対岸もやっぱりダメで戻る。たまに小さいクロダイらしきアタリがコツコツとある程度。まだ時間はあるし、移動しようかどうかと考え始める。ずっと折り返して行って、橋の向こうの水深のあるエリア、そして最近熱いやや浅いエリアまでやったら移動しよう。端までやって戻って、例の浅いエリアで東に向かう途中大きなアタリ。来たぜ!これはアベレージくらいのサイズだ。エラ洗いしそうになったらいっそさせてしまうというか、ロッドを立てて強くテンションを掛けてやること。そして空気を吸わせて弱らせる。またもや、タモ入れの際ルアーがタモに引っ掛かったけど何とか大丈夫だった。

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45センチくらい。漸く2匹目。この魚、ランティングする時にイナッコかなんかの小魚を吐き出した。
しかしなかなか厳しい戦いだ。この場所を荒らしてるのは主に自分だから仕方ないけど。
この後は反応がないので移動。同じところを何回も通して余計にスレを進行させるより、まだルアーを見てない魚を狙った方が良いだろうということで。

移動して一つ隣の運河へ。ここでもテクトロしてみるが不発。端っこでキャスティングしてる人がいた。釣れないだろうけど頑張れ。対岸へ。しかし対岸はストラクチャーというか罠が多い割にサイズも数も出ない場所なので途中で見切って移動することに。貴重なスキャッターラップをロストしたくないので。

次にどこに移動するか少し迷って、何回か行ったことのある狭い運河?水路?に行くことに。小さいのが1匹でも釣れれば良いかなと。大場所は他の釣り人が多そうで、テクトロはやりづらそうだから。

到着してテクトロ開始直後、いきなりヒット。なんと、読み通りだった。しかもかなり引く。大暴れ。なんじゃこりゃ。強気でファイトしていこう。突っ込んだらブレーキオフにするけど、止まったらテンション掛けてガンガン巻く。エラ洗いしそうになったらむしろこっちから水面に引っ張り出してやる。何だよ、そんなもんか?もっと突っ込んでみろよ!くらいの気持ちで。エラ洗いを恐れない勇気!ずっと強くテンションかけてれば大丈夫!まぁこれだと口切れ、身切れは防げないけどそれは仕方ない(そして鉄板バイブで同じことしたらバレそうだけど)。要は動と静というか、力を入れるべきところと力を抜くべきところのメリハリをつける。ラインテンションを緩めてる時にエラ洗いされると高確率でバレるので、シーバスが水面に来たらテンションをかけてやる。これとは逆に、シーバスが水面に向かってきてエラ洗いしそうになったらレバーオフでテンションを緩めてやってエラ洗いを防ぐ、というのを今まではよくやっていたけれど、最近は水が濁っているせいでその手は使えない。あれは明るいか水が澄んでる時限定の戦法だったのだ。そしてエラ洗いというか水面に出して空気を吸わせた方が早く弱るので、できる限り短時間で決着をつける。魚が浮いて弱ってきたと思ったらタモを出して、伸ばして、そのまま入れるくらいの感じで。

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なかなか良いサイズ。50センチあった。この近辺じゃ50あれば十分大物だと思う。

端までやって折り返していく途中、そういえばこういう細い水路でまだ攻めてないところが近くにあったような、と思ってGoogleマップを見ていたらヒット。うわ、iPhoneどうしようか、とかやってるうちにバレてしまった。何をやっているのか…しかし他の事やってる時に限って掛かるんだよな。

対岸もやってみる。流石にそう上手くは行かないか、と思っていたら、端までテクトロして足元まで巻いてきたところでヒット!そしてグングンドラグを出して走っていく。なんだ?スレか?でも浮いてきた魚を見たらスレじゃなかった。シーバスだ。昨日もこのパターンで掛かったな。偶然かなとも思うけれど、おそらく水面に向かって逃げていくので早く食わなきゃ!と思ったか、あるいは追い詰めたぞ!と思ったのか、このタイミングだからこそ食ってきたのだと思う。間に合わずにピックアップバイトになるパターンもあるが。この魚も元気だ。夏の魚は元気なのか。

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またもや50センチくらい。一見魚居なそうに見えるけど、ここってこんなに釣れるのか…。

折り返し。途中1回だけ小さいアタリがあった。クロダイかもしれないけど。アタリがあったあたりまでちょっとだけ折り返してみるか、とやってみるとまたもやヒット!しかもこれはクロダイじゃなくてシーバス!しかもまたさっきのと同じくらいのサイズ!本当に何なんだここ。凄いぞ。

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良い食い方。ハーモニカ食い。

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タモに一回入った後逃げ出して、そこからまたタモ入れした。危なかったが何とかキャッチ。最近タモ入れの際にフックがタモに引っ掛かってしまいシーバスが奥まで入らないパターンが多い。しかしタモ枠を大きくしようとするとラバーネットが使えなくなってしまうので仕方ないか。現状、丁度良いサイズのタモ枠が存在しないから。ここは道具云々じゃなくてテクニックでカバーしなければならない。そういうこともあるのだろう。

対岸に戻ってもう一往復だけ、とやってみたが、ゴミが引っ掛かるのみでバイトはなかった。流石にスレただろうし、荒らしてしまったか。ということでこれにて納竿。

結果は30センチ、45センチ、50センチ×3で8ヒット5キャッチ。
今日で大分シーバスとの戦い方が分かってきて、ファイトに自信がついてきた。エラ洗いを恐れない勇気!まぁこれはミノーだからであって、鉄板バイブとかだと同じようにやってもバレるだろうけれど。