Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20201209 王禅寺

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平日に休みを取れたので朝から王禅寺へ。今回はシーバスではなく、管理釣り場にてトラウトを狙います。

地下鉄を乗り継いでたまプラーザ駅へ、そこからバスで10分ほど。バス停から歩いて数分、「BerryPark in FISH ON! 王禅寺」へ。実は中学生〜高校生の頃、父親と一緒によく管理釣り場でトラウトを釣っていたのだけれど、昨今の管理釣り場での釣り方は当時と比してかなり進化しているらしい。無理もない。それだけの月日が経ったのだ。使い方は分からないが取り敢えず色々とルアーを揃えてきた。15〜20年ぶりくらいの管理釣り場。果たして釣れるのか。

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まずは様子見ということで今回は3時間一本勝負。延長もなし。到着後まずはイチロー池にて、ミノーのトゥイッチで勝負。イワナとかヤマメとかが反応しやすいこの釣り方だが、ノーバイト。ニジマス狙いの小型クランクに切り替える。シーバスロッドに慣れてしまうと、トラウトロッドはフニャフニャで投げづらい。何投かすると結構手前でヒット。ロッドがフニャフニャなので巻きアワセ。あまり引かないな。ニジマスってこんな感じだったっけ?

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ヒットルアーはシケイダー。よく釣れるルアー。20〜25くらいかな。ここの魚のアベレージはこれくらいみたい。やや小さめ。

この後もアタリはちょいちょいあるものの乗らない、ということが続く。やがてスレたのかアタリもなくなる。ルアーチェンジ。スプーンやフェザージグなど色々試すがイマイチ。頼みの綱のクリックホッパーはスプリットリングを外してしまうとスナップが通らない!
仕方なく、いきなりだが最終兵器、セニョールトルネードを使う。投げて巻いてくるといきなりアタリが!しかし乗らない。本体と一緒にフックもグルグル回ってしまうからか、なかなかフッキングしないのだ。何投かしていると漸くヒット。アベレージくらいのニジマスだった。それからは2、3回投げれば必ずバイトはあって、そのうち何回かはヒットする、という状況が続いた。セニョールトルネードで連発。バラシもあったが。割と沖の方のシャローでヒットする感じ。魚がライズしており、魚影は濃い印象。オープンエリアにキャストしてヒットする、というのはシーバスではまずないので不思議な感覚。

セニョールトルネードは釣れるが、いかんせん糸ヨレが凄い。ライントラブルが多発する。同じ釣り方を繰り返していても仕方ないのでアタリが途絶えてきたあたりでジロー池へ移動する。しかしこちらはアタリ一つない。周りも全く釣れていない。イチロー池のように魚のライズもあまり見られない。魚影が薄そうだ。ここは実質的にはフライ専用池なのかな?サブロー池へ移動。まずはミノーから。ミノーで釣りたいという気持ちがあったのだ。1匹だけ足元までチェイスしてきてバイトしたが乗らず。仕方なくまたセニョールトルネードを投げる。するとヒット。やや大きい。

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40あるなしくらいのニジマス。その後放流が。しかし放流したてのニジマスがガンガン食ってくるということもなく、たまにアタリがある程度。暫くしてアベレージくらいのを1匹追加。その後が続かない。池の奥の方でかなりの数がライズしているが、ルアーは完全に見切られており全く反応しない。ライズしてるからフライなら釣れるのかもしれないが。結局2匹のみで見切りをつけ、イチロー池へ戻る。もうあまり時間がない。

イチロー池で只管セニョールトルネードを投げる。アベレージ1匹追加。その後デカめのがかかる。50センチくらいだろうか。手前まで引き寄せて、タモを準備してるところで痛恨のバラシ。バーブレスのシングルフックだから仕方ないのかな。その後何投かしたところでセニョールトルネードの投げ過ぎからかラインがヨレまくり、団子になって解けなくなってしまった。たまに逆巻きにしてヨレを解消してやらないといけないらしい。ティップやガイドへの絡みもかなり多かった。仕方なく絡まった先のラインを詰め、結び直して投げ続ける。タイムアップ。

結果、すぐにリリースしてしまったので写真は殆ど撮らなかったが3時間でニジマスが10匹ほど。釣果の殆どは反則ルアー、セニョールトルネードで。
王禅寺はスレてて釣れない、なんて情報がネット上で散見されたが、確かに何の前情報もなく普通にスプーンなんかで釣ろうとすると難しいかもしれない。「管理釣り場の攻略法」みたいなブログの記事とかも古いものは全く参考にならない。時代が違うのだ。

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3時間は短いかなと思ったけれど、結局同じような釣りの繰り返しになってしまうので6時間はちょっと疲れるかも。平日の朝なのにそれなりに人は多かった。土日は一体どうなってしまうのか。
恐らくみんな車で来ているのだろう、ロッドホルダーに何本もロッドを立て、大きめのタックルボックスを持ってくるのがデフォルトみたいな感じだった。あのスタイルは車がないと不可能だ。僕は電車釣行でライトゲームって感じでしかやらないけど、何の釣りにせよガチでやろうとすると車が必須となってしまう。まぁ管釣なんてガチでやるようなものか?とは思うけれど。
それにしてもスレ過ぎてて、スプーンやミノーは全然食わなかった。スレが進行し過ぎている。ウォブリングにスレた魚にはローリングとかスラロームとかのウォブリング以外の動き、あるいは全く動かないルアーが効くというのはシーバスもトラウトも同じなのだなと思った。多分ブラックバスも同じ。そしてやがてそれらの動きにもスレる。魚と人間との知恵比べ。とはいえ、トラウトにはシンペンはあまり効かないみたいだがどうなのだろう。

あのルアーなら釣れるのでは?このルアーなら釣れるのでは?と情報に惑わされそうになったときは、そのルアーがどんな動きをするのか、と考えると無駄な出費をしなくて済むと思う。乱暴に言えば結局ウォブリングだから同じだろう、というように。あとはレンジと色の違いか。

この後西武園に行くか、あるいは東京湾奥でセイゴでも釣ろうかと思ったけれど、予想以上に疲れたので今日はここまで。次回は西武園に行ってみる。管釣トラウトはシーバスの練習になるかと言えば全くならなかった。全く別物の釣りだ。とはいえ色々と学びはあったので良しとしよう。