肩と背中と腰が痛い。手首も痛い。もう限界か。釣りばかりしていると身体中にダメージが蓄積されていく。テクトロばかりしているからというのもあるが、運河でシーバスを釣るのに一番手っ取り早く効率的なのはテクトロなので仕方ない。
まずは昨日釣れた運河へ。結論から書くと今日は全く釣れない。思うようにはいかないものだな。小さいアタリはあったようななかったような。ゴミが引っかかったのかもしれないし、ボラにぶつかっただけかもしれないし。対岸も攻めるが反応なし。移動。
移動先の運河では先行者あり。釣れてなさそう。テクトロするも反応なし。対岸もやる。反応なし。ホームへ移動。
ホームでテクトロ。端までやるも反応なし。さてここからが本番。対岸の一番ヒット率の高いポイントへ。心して臨め。しかし釣れない。おかしいな。小さいアタリはあったようななかったような。
いつもゴミだらけかつロープがあって狙いにくいが絶対魚いるだろ、というポイントが今日は攻められそうだったのでルアーを通す、と即バイト。かなり小さいがようやく1匹目。狙い通り。
かなり危なげな掛かり方だった。一瞬でバレててもおかしくないような。そしてそこから程なくして2匹目がかかる。これはそれなりのサイズだ。ここは絶対に捕りたいところ。これを逃したら次はない。バラしてたまるか。しかし暗くてよく見えない。風も吹いてきた。レバーブレーキを使い、エラ洗いしそうになったらブレーキをオフに、などのテクニックを使い何とか弱らせ、街灯のあるところまで持っていきネットイン。
やった。サイズとしては45センチないくらい。43くらいかな。ここら辺のアベレージくらいだけれど、この魚が釣れて本当に良かった。これもかなり危うい、いつ外れてもおかしくないような掛かり方をしていた。やる気のある魚だけを狙うようなやり方とはいえ、バイトが浅いようだ。全体的に活性が低いのかもしれない。水温が下がってきているからだろうか。あるいは、この日は小潮で潮の動きがあまりないからなのか。
この後、ゴミが掛かりまくる。またゴミか、と思ったら小さいのが掛かっていた。すぐバレてしまった。その後も小さいのが一瞬掛かって一瞬でバレる、というのがあり、それ以降はゴミばかり。マスクも釣れた。
テクトロ、というかバイブレーションを使っている時点で、護岸についている、かつ活性の高い魚だけを狙っているという話なのだけれど、自分のやり方としてはこれが一番向いているというか、合っているような感覚がある。スレた魚とかやる気のない魚に無理矢理口を使わせるというのはやや高度なテクニックだし、ダメな時はどうやってもダメだ。相手は生き物だから。釣れない魚は居ないのと同義なのだから、釣れる魚を効率よく探って釣ればそれで良いではないか。ゆるいシーバス釣りという感じで、今後もゆるっと釣っていきたい。
しかしもう身体が限界だ。明日はできないかもしれない。できたらやりたいが、どうなることやら。明日の気分で決めよう。