Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20211029小潮 ワームの季節

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小潮、かつ潮が全然動かない不思議なタイドグラフだけれど、ワームでネチネチやればセイゴの1匹くらい引き摺り出せるだろう、ということで。
まずは水路へ向かう。やや潮位高めだけれどどうかな。到着する前に付近の水辺を見たらゴミだらけだったから覚悟はしていたが、水路はやはりゴミだらけ。落葉の季節だから仕方ないか。ラパラで左岸、右岸と下り、上りをやるがノーバイト。うーむ、今日もダメか?運河へ移動。運河ではワームを使おう。

運河西端からずっと攻めていくが、潮の動きがないゆえに流れも殆どなく厳しそうな雰囲気。そもそもこのあたりは常に魚いないしな。対岸へ渡り、いつも割とバイトのあるエリアを攻める。
橋の西側はノーバイト、東側のシャローをやっていると、いきなりヒットした。ワームは引き抵抗がほぼ皆無なので(所謂ノー感じ)、ラインテンションが0からいきなり100になるような感覚でビックリした。そんなに大きくもないが、抜き上げられるサイズではなさそう。暗いところでヒットしたので明るいところに誘導。絶対バラしてたまるか、と早めに決着をつける。ネットに絡みそうだったが何とか入った。いつものやつではなく仕舞寸法の短い、継数の多いシャフトだったせいもあってやりづらかった。持ち運びに難があっても、やはり継数少ない方が扱い易いな。

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45センチくらい。久しぶりにまともな魚が出た。アドレナリンMAXでドキドキでした。ジグヘッドはかんぬきをクリーンヒットしていてなかなか外れなかった。これならバレないな。

1匹釣った後の安心感は異常。もう帰っても良いくらいの満足感だったけれど、まだ時間はあるから数を追加しよう。
コノシロパターンやら落ち鮎パターン、秋爆、ランカー、そういうのは別に要らないのよ。こうやって運河で40〜50くらいの魚をまったり釣れれば。僕の釣りはこんなので良い。

そのまま東の角までやって、橋の方に向かってやって、対岸もやって…たまにショートバイトか底の何かを擦っただけかよく分からない感触はあったものの明確な魚信は得られず。対岸の戻りだけスーサンのトゥイッチをやってみたが無反応だった。手首も痛くなりそうだったのでワームに戻す。水面はイナッコだらけだった。
橋周りでクロスウェイクなど投げてみたが無反応。ここら辺は底が見えるほど潮が澄んでいる。ポイント潰れても良いやとライトで照らしてみたが魚の姿は見えなかった。ここ意外と魚いないのかも。あるいは照らした瞬間に逃げてしまったのかもしれないが。

西の方に戻って行き、1匹目が掛かったあたりでやっていたらまたバイト、しかし恐らく魚が小さ過ぎて鉤掛かりせず。
橋をくぐった先ももう一度攻めてみる。西端近くまでやって、ダンスの練習してる人がいるな、と見てたらヒット。抜き上げられるかどうか微妙なサイズだったのでタモを使った。

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痩せているが35センチくらい。
リリース後同じところに投げたらまたすぐヒット、しかしこれはバラしてしまった。が、また投げたらまたすぐヒットした。同じ魚が食ってる?と錯覚するくらい全部同じサイズだが、恐らくこのサイズの群れがいるのだな。何だよ、魚いるんじゃん。

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金太郎飴のように35センチが続く。この後また投げたけど流石にスレてしまったみたいで4連続目のヒットはなかった。

橋をくぐって、1匹目を釣ったあたりでまたやってみる。根掛かりした後また投入したらなんか掛かってた。多分フォールで食ったのだな。これも同じようなサイズだったけれど、何故かレバーブレーキがオフになっていたせいでリールがいきなり逆回転してスラッグが出てバレてしまった。そしてラインがめちゃくちゃにバックラッシュ。久しぶりにこれをやってしまった。
端までやって折り返してる時にまたチビセイゴっぽいアタリがあったが乗らず。この辺りをもう一往復したけど流石にスレてしまったようで、これ以降はバイトは取れなかった。

結局5ヒット3キャッチで納竿。
魚がいなくなってしまったのか、あるいはいるけどスレてて食わないのか、分からなかったけれど答えは後者だった。季節は先に進んでいるのに自分がそれに順応できていないだけだった。もうワームでないと難しい時期なのだ。あるいはジャーク、トゥイッチでも良いかもしれないが腱鞘炎が再発しそうなのでワームでやっていこう。
魚はいるにはいるが、やはり満遍なくいるわけではなく偏在している。この日は潮が動かないせいか濁りがきついところと澄んでいるところが分かれていたが、濁りがきつくゴミも多いようなところでは魚からの反応もなかった。ヒットしたエリアはライトで照らすとそこが見えるくらい水が澄んでいて、実際帰り際にライトで照らした時にはシーバスの姿も見えた。こんな浅い所にいるのか、とも思ってしまうが、むしろ浅いからこそ獲物を追い込み易いゆえにシャローを好むのだと思う。それだけやる気のある魚だとも言える。逆に深場にいる魚は口を使わせるのが難しいようだ。とすると、流心を攻めても無意味だということになる。岸際のシャローとかブレイクを攻めるのが手っ取り早い。

ワームで釣ったの久しぶりだったけれど、暫く使ってないとミノーやバイブとは全然使用感が違うから戸惑う。

ミノー、バイブのイメージは

ブルブルブルブル…ガツン!グググッ…!

という感じだけれど、

ワームのイメージは

…………(ノー感じ)…………グググッ…!

という感じで、引き抵抗がほぼない中、いきなりヒットする感覚。ずっとワームばかり使ってると慣れるのだけれど。バイトの数もプラグよりずっと多いけれど、鉤が上向き1本だからなかなか掛からない。
今後はウォブリングは基本全て封印してワーム主体でやろう。


メモ:潮位140センチほど。