Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20210904中潮 またまた青潮…

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東京湾の東の方から青潮が出てきていて、船橋や浦安あたりまで広がっているという情報は得られたが、江東区の運河帯や隅田川あたりがどうなのかという情報がイマイチネットでは得られなかった。自分で見に行って確かめるしかないか、ということでいつもの運河へ。
昨日と同じ場所でも良かったのだけれど、あそこは土日は混むみたいだし、そもそも昨日散々自分で叩いて荒らしてしまったし、既に青潮の影響でダメになっている可能性もある、と色々考えてパス。また今度状況が良さそうな日に。

到着して水面を覗いてみると…ハゼが水面でパクパクしていた…。ついにこっちにも青潮が来てしまったか…。ということはこれより南のエリアも全部ダメだろう。ハゼが酸欠で浮いてしまっている=100%釣れないということなので帰ろうかとも思ったけれど、少しでも青潮の影響のない場所を見つけられれば魚が密集していてワンチャン釣れるかもしれない、ということで北へ北へと運河、水路を巡ってみることに。こんな機会でもなければ、今までGoogleマップでしか見たことがなくて実際には行ったことがなかった場所、気になっていた場所を巡る機会もなかなかないだろうから。普通に釣れるのであれば、いつもの場所を回って釣っておしまいになってしまう。まぁそれがどれだけ有難くて恵まれていたのか、ということでもある。

先ほどの運河と繋がっている細い水路。ダメだ。同じ。ハゼが浮いている。次。そこから北に向かって伸びる水路。ぱっと見では見えないが…暫くしたらパクパクしているハゼが流れてきた。ここもダメ。セイゴかなんかの死骸も浮いていた。
そこからさらに北西に向かって運河を進む。途中、橋の明かりの付近でイナッコが大量に溜まっている所を発見した。しかもこいつらは普通に元気そう。シーバスいるかな?とちょっとルアー投げてみたけど当然無反応。よく見ると何だかでかい魚もいるようなのだけれど…シーバス?クロダイ?…いや、マルタだった。
橋を挟んだ反対側も常夜灯付近にイナッコの群れが。そしてまたマルタもいる。マルタでも良いから釣れないかな、とルアーを投げてみたらヒット!恐らくスレだが。そしてスレなのですぐに外れてしまった。仮にちゃんと掛かっていたとしても、足場がかなり高いからタモ届かないと思うけど。
進んでいくと工事で行き止まりになっている箇所があり、少し戻って道路に出てから先に進む。進んでいくにつれて段々魚影も薄くなっている気が。この水路の果て、90度南に向かって曲がっているあたりで手摺が低くなって釣りやすくなる。しかしここはほぼ隅田川だからなのか、やはり青潮で魚はいなくて、テクトロなんてしてみるが当然不発だった。普段なら釣れるのかもしれないが。
そこからもう一本北側の運河へ移動してみる。ハゼやクロダイ釣りで有名な運河だが果たしてどうか。昼間はハゼが釣れていたらしいが。
最初に着いたあたりは岸際に降りれず、少し先に行くと降りれたが岸際にルアーキラー的なロープが浮かんでいた。それでも何かを沖に投げている人もいたが…タモも持ってなかったし、恐らく魚を釣ったことがないレベルの人だろう。何であの場所でやっていたのかも分からない。他人の釣果に興味はないが。
どうやら以前クロダイを狙いに行ったあたりまでいかないと釣りはできない仕様らしい。だからみんなあの辺でやってたのか。これが分かっただけでも歩き回った甲斐があった。二駅分くらい歩いて漸くポイントに到着。雨脚も強まってきた。いつも通り岸際をテクトロで攻めていく。もうクロダイでも良いから、何か釣れないかなと。東に向かってテクトロしていたら何かがヒット!しかしテンションが緩いのでバレたかな?と思ったらまだ付いてた。小さ過ぎて引かないだけだった。

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昨日釣ったのよりさらにかわいいサイズ。15センチあるかな?ボウズ逃れの1匹という感じ。しかしここなら青潮の影響も少なく、魚自体はいるということが分かった。あとは愚直に攻め続けるだけだ。橋をくぐって向こう側、テクトロできるところもあるけれど、岸際に植え込みがあって釣りができないところも多数。少しずつ攻めてみたが反応はない。おまけに水辺だというのにもかかわらず水捌けが悪くて、歩道には大きな水溜りができていた。靴はもうこれ以上水を吸わないくらいに浸水しているから怖いものなしという感じだけれど、これどうにかならないのか。
この辺は全然バイトないな、ということで折り返す。橋の手前あたりでピックアップバイトがあった。何だろう、またチビセイゴ?橋をくぐってちょっとやっていたらピックアップ時に魚影が見えた。追って来ていたようだ。追っては来るけどなかなか食わない。一旦端までやってみて、バイトやチェイスの多かったあたりでまたやってみることに。するとさっきと同じあたりでまたヒット!しかし小さ過ぎて上手くフッキングできずバレてしまう。厳寒期の釣りみたいにワームでやったらどうかな、と思いワームでやってみると…確かにアタリは増えたけど掛からない。そしてまたピックアップバイト。魚はいるのに、そしてチェイスやバイトはあるのになかなか釣れないのでつい粘ってしまったが、結局追加はできず。対岸もちょっとだけやってみて帰ることにする。
対岸へ渡り岸際を攻めるが、こちらはノーバイト。やはりさっきのあたりに魚は集中しているのだろうか。前回訪れた時も、クロダイらしきヒットが一度だけあったのは同じエリアだった気がする。魚が溜まるポイントなのかもしれない。

というわけで釣れないし雨脚も強いし時間なので納竿。結果はチビセイゴが2ヒット1キャッチ。大分しょぼい釣果だったが、これはこれで楽しめたなという感じ。しかしまぁ雨の中ずっとやってこれなら家で寝ていた方がマシなレベル。もっと青潮の影響を受けなくて、かつまともなサイズが釣れる場所ってあるのだろうか。どこかの運河の奥の奥にあるらしいのだけれど。