Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230528小潮 まだバチパターン?


この前明暗にいた1匹だけでも獲れないかな、ということで運河へ。あそこは上げのタイミングでないとハマらないので、今日を逃すと次の潮になってしまう。そして次の潮でまた同じパターンが成立するかは不明。

到着時、まだ潮止まり付近なのとまだやや明るいのでちょっと運河の様子を見てみる。ウグイか何かがライズしてるし、引き波バチの姿も見えるのでちょっとコレットやノガレ、バヒッドなど投げてみるが誤爆すらない。後から気づいたが、ハクやイナッコが跳ねてるだけだったのかもしれない。
暗くなってきてからワームで壁際を攻めてみる。潮も動かないし潮位100センチもないくらいで浅過ぎるが、こんな時でも一応釣れたことはあるので。しかも潮もだいぶ濁ってきてるのでチャンスあるのでは?と思ったがノーバイト。対岸の方では何やらハクにライズしてるシーバスがいるようだ。たまにバチに?ライズが出るのでノガレを投げてみるがやっぱり反応取れない。戻りはCDEを通してみるがこちらもノーバイト。ここぞという所ではワームに戻して丁寧に探るがやはり反応なし。壁には魚いないのかも。大きくパスして角を曲がった先からやっていくがこちらもノーバイト。橋の反対側の明暗も反応なし。戻ってテクトロしてもダメ。このエリアは厳しそうだな。もう上げてきてるだろうし、例のポイントまで移動しよう。途中ちょっと壁際を攻めたりもしたがやはり反応ない。結構潮位は上がってきてるとはいえ、やはりもっと満タンに近いくらいでないと厳しいか。チビクロダイのバイトすらないというのが気になる。

ずっと先まで歩いていると、何やら魚を掛けてる釣り人が。タモ入れに苦戦してるようなのでタモを手伝ってあげた。が、ネットにフックが絡んでしまった。やばい。それでも何とかそのままの状態で魚をネットに納めることに成功。ちょっと危なかった。60くらいの頭でっかちのシーバス。パドルで釣ったとのこと。なんと、まだバチを意識してる魚がいるのか…?自分はここでバチパターンで釣ったことはないのだけれど、まだまだ自分の知らない釣りがあるものなのだなと。とすると、たまに出てるライズの中にシーバスも混じっているのか…?

水路まで移動して、CDEで左岸の下り(上げだから上りだが)をやっていくがノーバイト。やりたかったポイントに着いて、一通りワームを流してみるがノーバイト。マジか。ここで反応ないのなら今日はもうほぼボウズ確定じゃないか…。まだ時間はあるので一つ先の明暗へ。またマルタでも良いから釣れないかなと。右側、反応なし。左側ではココン、とバイトがあったが乗らず。コノシロ?マルタ?ほぼ諦めムードだが、一応対岸も見てみる。対岸ではハクがちょっと泳いでいて、何かの魚のライズも出ている。恐らくマルタだが、まぁマルタでも良いから釣ろう。右側、左側と攻めるがワームだと反応取れないのでノガレにして、ライズ位置あたりを通すと誤爆。追い食いしてくるが全部誤爆。その後も何度かやったがやはり誤爆のみ。そしてスレたのか移動したのか、やがて反応がなくなる。マルタにすら相手にされなくなった。と思ってたら右の方でバシャッ!っと捕食音が聞こえた。シーバスがハクに出たのかな?と思いそのままノガレを明暗付近に投げてみるとシュボッ!っと一撃でヒットしてしまった。しかもシーバスっぽい?ノガレはドラグゆるゆるにしないとフックを曲げられてバラすのでドラグを緩める。が、緩めると変なところに突っ込まれて擦られる危険性が。こういう際どい所でノガレを使うのはかなり微妙だが、掛けてしまった以上は仕方ない。何とか獲りたいところ。攻防の末、またネットにノガレが絡まった気がしたが魚も中に入っているようなのでそのまま引き上げる。


20:41
40センチちょいで小さめだが釣れてよかった。綺麗な魚。何だか久々にシーバス釣ったような。結局これはバチなのかハクなのか分からなかったが。ノガレは両方いけるのでどちらか微妙な時期に強いのかもしれない。そしてさっきタモ入れしてあげた釣り人のおかげでもある。あれが重要なヒントになった。まだ魚はバチを意識しているのかもしれない、という仮説。まぁこれはたまたまライズしてただけなのでまぐれでしかないのだけれど。再現性はない。

この後急にやや強めの雨が降ってきて、もう帰ろうかとも思ったがまだ少しやれそうなので続行。水路を戻っていたらたまにライズが出るのでノガレを投げる。ライズを見失ったのでノガレでテクトロ。またライズを見かけたので(じゃなくてこれはノガレのテクトロに出てたのかも)ちょっと投げてみるが反応せず。またノガレでテクトロ。バシュッ!っと出たが乗らず。もう一度食わないかと投げるがやはり反応せず。1発でスレてしまうのか。それとも着水点が近過ぎる?
水路の北端の方まで来てしまったが、まだたまにライズが出ている。流れは緩いながらも、どうにもダウンでは反応しないのでアップで投げて巻いているとバシュッ!ジジジジ!フッ…と何かが掛かったがバレた。今のはマルタだったのか?なんかシーバスっぽかった気がしたけれど…。やはり前回ライズしてた魚の中にはシーバスも混じっていたのかもしれない。

ライズが収まってしまったようなので帰りながら、広めの明暗のところでライズが見えたのでそのあたりに投げて巻いてみる。反応なし。またライズ。投げる。反応なし。アンダーで投げてるので飛ばないし、もっと遠くに投げてからライズ位置を通したいがここでは難しいか。右端の方にハクがちょっと溜まっているので、ハクを意識してる魚が食わないかなと明暗付近にノガレを投げて巻いてみるとシュボッ!っとまたもや一撃でヒットした。まぐれっぽかったが、まさか本当に来るとは思わずびっくりした。しかもシーバスっぽい。ノガレなので先程同様ドラグは緩めなければならないが、しかし擦られてしまっては元も子もない。魚はかなり突っ込んでいく。まずい。さっきよりは大きそうだし引きも強い。ノガレはしっかり掛かっていそうだが。実際ちょっと擦られていたとは思うがギリギリラインブレイクはしなかった。この竿ではバットパワーが足りないか。何とか浮かせて、大人しくなったところでネットイン。


21:13
50センチくらい。これまたバチなのかハクなのか不明だがノガレに反応した。真っ黒だが居着きだからというか、今の時期もう水が濁ってきているので保護色的な感じなのだと思う。ノガレがエラに掛かっていて痛々しい感じになっているが、リリースすると元気に泳いでいった。

まだ出せそうな雰囲気だったが、リーダーも傷んでいるし、時間もないのでこれにて納竿。
結果は3ヒット2キャッチ。ボウズかと思ったけれどまぐれで2匹釣れてしまった。タモ入れ手伝った人がパドルというヒントをくれたおかげだ。魚はまだバチを強く意識しているのか、あるいはハクなのかもしれないが、いずれにせよノガレに反応する。ワームやミノーではなくノガレでテクトロしてればもっと出せたかも。フローティング、水面というのがポイントなのか、ワームでは反応しなくてもノガレには反応することがあるのだな。まだまだ分からないことばかり。そして局地的であるとはいえ、まだまだバチパターンは通用するのかもしれない。

それにしても、最近使った主なルアーがワーム、ミノー、ノガレくらいのもので、実際これらだけで殆どの釣りが成立してしまうな。
ちょっと見えてきたところで、暫く雨予報なので下水で港湾部は壊滅しそう。次の週末までに回復するだろうか、というところ。