Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230618大潮 予想外のクルバチ抜け過ぎ


一日中ゼルダをやっていて、流石に疲れたので運河へ向かう。満潮からの下げだがクルバチは抜けるだろうか?どちらかといえば上げの方が抜けるイメージなのだけれど。

まずはバチポイント1。西側では何やらライズ?あるいはイナッコが跳ねてるだけ?矢鱈と波紋は出ているがノガレには反応なし。東側はハクしかいなかった。そしてゴミだらけで汚い感じ。もう一度西側を見てみるが、流れの向き的にこちらではダウンになってしまうのでそれが原因で食わないのかもしれない。クルバチは抜けてないのか、と思いちょっと照らしてみたら普通に抜けていた。何だよ、いるのか。しかしライズしてる魚は小さそうだし、シーバスらしきライズは見当たらない。もうバチも終わりかも、と思いつつ移動。
水路を上っていくがゴミだらけ。ここでテクトロでもしようかと思ったがこのゴミの量だとストレス溜まるだけかな。水面にはたまにハクの波紋。と思っていたら、上っていくにつれて段々クルバチの量が増えてきて、常夜灯周りではクルバチ地獄になっていた。マジかよ。下げでも普通に抜けるのか。そして半端じゃない数が水面付近で泳ぎ回っている。たまにライズも出るのでノガレを投げるが誤爆すらなし。あるいは誤爆くらいあったか?でもこれもなんかウグイっぽい感じ。クルバチの量が多過ぎるのでなかなかルアーには反応しない。
水路の上流側、この前釣った所だが、見てみるとライズが出たので撃ってみる。がちょっと届かないか。反応ないのでバチポイント2へ。さっきの所から見えていたが、こちらもクルバチ抜け過ぎ。またもやたまーにライズ出るが反応取れず。ダメだ。クルバチ抜け過ぎ。ベイトの量が多過ぎるので敢えてルアーを選んで食ってはこない状況。壁際で1匹釣って帰ろう。

前回同様運河に移動してCDE75で探っていく。前回釣ったあたりでもノーバイト、対岸もノーバイト。西端付近で、沖でライズしてる魚がいたのでノガレを投げてみる。定点でライズしているのでシーバス、あるいはクロダイかもしれない。何度か通していくと食ってきたが乗らなかった。マルタ?結局ヒットには至らず、これに拘っているとボウズになりそうなので諦めてCDEに戻して折り返しやっていく。反応なし。橋の東側、ここもCDEでずっとやっていくが反応なし。ポイントの終わりの方で何やらライズが出ていて、しかも明らかに何かデカい魚のライズっぽいのでまたノガレで狙っていく。岸際で出るので岸際スレスレにキャストしてデッドスローで巻いてくる…とバイトは出たが乗らず。そのあと何度か追い食いしてきたがやはり掛からず。この追い食いしてくる感じ、マルタっぽいな…と思いつつも何とか食わせたいので投げ続ける。岸際ギリギリの良い所に入って、完璧に近い感じでリトリーブしてくる…とバイト。竿先に魚の感触が伝わってきたところでスイープにフッキング!乗った!まぁマルタなのかな、と思ったらギュンッ!と下へ突っ込んでいく。マルタはこんなに引かないのでクロダイかな?と思っていたらエラ洗い。シーバスだ!ノガレは勝手に掛かるのでフックが伸ばされないようにだけ注意して、ドラグ緩め、かつレバーも使ってなるべく水面に出さないようにして弱らせていく。暗い上に水は濁っているので魚の位置が見えず、途中何度かエラ洗いしてヒヤッとしたが何とか持ち堪える。45くらいだと思うのだけれど、なかなか弱らなくて元気な魚。そろそろ行けるかな、というところで浮かせてみると50くらいはあった?もう弱々しいエラ洗いしかできない…と思いきやまだ抵抗する。夏のシーバスは元気だな。もういけそうだと判断して浮かせてネットイン。


20:54
58センチ。思ったより全然大きかった。たまたまライズしてたから獲れたという感じだが、まだこのサイズがいるのだな。レギュラーサイズはあまりちゃんと測らないので50くらいだろうと思っていたら60近かった。僕の眼ジャーは当てにならないな。


帰ってから気付いたが、ノガレの一番後ろのフックがフックアイごと抜けてしまっていた。際撃ちする時にぶつけてヒビが入った模様。前から3番目のフックは伸ばされているし、2番目はフックがスプリットリングから外れそうになっていた。

ファイト中にまだライズがあったので追加できるかと思っていたがそんなに甘くはなく、やはり警戒されたようで先程のポイントは静まり返ってしまった。だが少し先でまだライズが出ているのでノガレを投げてみる。風で多少水面が波立っているのでノガレは微妙かなとアルデンテにしてみたがもっと食わない。やっぱり波動なのかなとノガレに戻すと誤爆。しかしこれはウグイっぽかった。たまにシーバス?と思わせるようなライズが出るので粘ったが、結局追加はできず時間切れで納竿。


結果はギリギリで1ヒット1キャッチ。何とかボウズは逃れたという感じだけれど、満足のいく1本だった。しかしこれほどまでにクルバチが抜けるとは。しかも満潮付近を過ぎてからもずっと抜けていて、帰りもまだまだ抜けていた。潮止まりまで抜け続けるのかなと言った雰囲気。同時にハクも物凄い量が常夜灯周りに溜まっていて、時折派手な捕食音が聞こえていた。ハクが跳ねたりして波紋出してるだけだったり、ウグイやコノシロのライズだったり、あるいはシーバスのライズだったり。これらを見分けないといけないが、色んな魚が混じっていて生命感のある感じだった。

基本はミノーで壁際狙い、ライズがあったらノガレを投げる、という感じでやっていくしかないかな。ライズのないところでノガレを投げていても望みは薄い。クルクルバチにはノガレの微波動が効くが、抜け過ぎている状況だと流石に無理。

状況は刻一刻と変わっていく。バチパターンに関してはどんどん局地的にしか成立しなくなっていっている。シーバスはバチを食いに港湾に入ってきていたので、バチが消えると群れがほぼ回遊して来なくなる。羽田沖とかに移動してしまうか、川を上っていくか。シーバスが完全に無理と判断したらチニングに移行します。