Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20240325大潮 この潮で戻ってない…?


この潮で戻ってるだろう、ということで運河へ。翌日は雨なので下水で港湾部は崩壊するというのもあり、今のうちに釣っておこうと。

運河の壁際からミドルアッパー2.5で攻めていくが反応はない。やはりハクが少ない。というか全然いない。まさかとは思ったがノーバイト。東側の明暗の方も見に行こうかと思ったが、ここで出なければあちら側にも居ない可能性が高い。思い切って移動することに。

広めの明暗のポイント、思っていたのとは流れが逆?と思い反対側もやったが反応なし。やっぱりハクがいない。ストラクチャー周りのポイントも反応なし。次に水路の上流側の明暗で流してみるが、流れが強くてミドルアッパー2.5にジグヘッド3gでは浮き上がり過ぎる。ジョルティ8gに替えて暗部の角の方に流していくとヒット!しかしすぐにバレた。30くらい、あるいはこの前釣ったのと同じようなサイズだったと思われる。まだ居ないかなと探るが反応なし。居たとしてもスレただろう。

付近の別の明暗。ここには居ないかなと思ったが、またもや乗らない何かのアタリがあったのみ。シーバスは居ないのか居ても食わないのか。水路下流側に移動、上げの時しか出ない明暗はやはり出ない。下げの時は反対側だろうなとやってみたがこちらもダメ。明部でアミを食ってる魚が見えたのでワームを流したがギラっと反転。見切られた。暗部で食わせたい所だが捕食してるのは明部という無理ゲー。ダメだ。さらに下流の方の明暗も見に行ったが全然流れが効いてなくてゴミだらけ。ダメそうな雰囲気。さっきヒットした所に戻ってまたジョルティを流すが反応なし。結局1バラしのみでホゲ。今日は釣れると思ってただけにガッカリ。

アミパターンは上げじゃないと成立しないし、ハクパターンはそもそもハクがいない。ハクが入ってきてからでないと壁際にも魚は着かないので壁際擦ってても無意味。為す術がない。というか単純にまだ早いのだと思う。桜の開花もそうだが、3月に入ってから天気が悪く気温も上がらないので全てが例年より遅れている模様。
これから雨が降って港湾部は壊滅するが、そもそも魚居ないし釣れないので別に良いかなという感じ。最悪次の潮になるかもしれない。水が回復したら見に行きたいところではあるが。河川のバチ抜けも最後の潮になると思われるが、雨後は抜けないかもしれないしそもそも風も強そうだし、色々微妙である。思い通りにはいかないものだな。

20240323 今季最後のO禅寺、激渋

(恐らく)今季最後のO禅寺へ。朝一は晴れていたがやがて雨の予報だからか人少なめ。受付をしてジロー池へ向かう。イチロー池真ん中に鵜避けのロープが渡してあったが、全く無意味な感じに見えた。普通に魚喰いまくってたし。最近鵜や青鷺が本当に凄い。どうにかしないとマジで潰れるぞ。
ジロー池の旧フライエリア側、やや右の方で始める。キャストの関係上フライはこちら側でないときつい。逆に言えば初めから選択肢が絞られているので、迷う要素がなくて有り難いとも言える。
まずは定番のタコから始めるが一向にバイトが出ない。1バイトあったが乗らず、以降反応なし。明らかに渋い。これ魚いる?金曜に放流してるはずなのだけれど、朝一なのにも関わらずこの反応の薄さは不安になる。鵜に荒らされ放題だから魚が警戒してしまって口を使わないのだろうか。


6:11
漸く1匹目をキャッチ。しかし続かない。


7:01
やっと2匹目。なんかアタリ少ないです。


7:07
と思ってたら追加。トラウトガムで。この子は太くて良いサイズなのでキープ。


7:46
かなり手前で食った気がする。タコフライで。よく引いた。この子もキープ。


7:51
小ぶり。

これ以降全然反応がなくなる。が、フライエリア中央くらいの人は爆釣している。どうやって釣ってるのかと思ったらドライのようなので真似してみる。確かにライズはちょくちょく出ているし、よく見ると表層に群れが見える。池中央付近の表層に溜まっているみたいだ。
実家から持ってきたスズミのタックルでドライを投げる。右端の方でライズしてる魚はスレてるのか全然反応しない。池中央付近の魚の方が反応が良い。遠くてフライを食ったのか付近でライズしただけなのかよく分からないが、ラインが持っていかれたので食ってるのだろう、と合わせるとヒット!しかしバラしてしまう。結局このパターンで4本ほど掛けたが、キャッチできたのは1匹のみ。


9:06
この子は良いところにフッキングできていたからかキャッチできた。スズミの竿は柔らか過ぎて使い物にならない。またもや、柔らかい竿だとちゃんとフッキングが決まらないというやつ。ダメだ。MMaxcatchのロッド、もう一本買おうかな。

この後はアタリが遠のき、たまに当たっても乗らない、乗ってもバラす、といった具合で全然キャッチできず。周りもそんなに釣れてなかったので渋かったことは渋かったとは思うのだけれど、自分としてはバラしが多過ぎたなという印象。


11:11
久々に追加。

手前の駆け上がり付近でバイトが出ることが多いが、全然反応がないのでちょっと沖に投げてみる。すると立て続けにバイトが出始めた。


11:32


11:35


11:40


11:54
これで上がり鱒。
単に手前ではなく沖に居たというだけの話だったのかもしれない。手前で釣れるもの、という思い込みが足を引っ張った。ドライを頑張って遠投していたことでキャストの感覚を大分思い出した感があって、それでルースニングでも遠くに投げてみようという気持ちになった。


40センチクラス2匹のみお持ち帰り。41と44だったと思う。


・最後やや沖でルースニングしたらアタリが出たので、単純に手前に居なかっただけかもしれない。手前に居るというのも思い込みでしかなくて、沖に居ることもあるので先入観を持たずにマーカーが見える範囲は広範囲に探るべき。フライはタコとトラウトガムだけでいけるかなという感じ。ドライもあった方が楽しめそうではあるが。

・棒ウキのようなインジケーターを試したが、セッティングが面倒な上フライの重さを一定に揃えないと使いづらく、全部自分でタイイングして重さを揃える所からやらなければならないので現実的に難しいのではないかと思った。
インジケーターに拘るよりどんどん数多く打ち直して、明確なアタリを拾うことに集中した方が結果的に釣果は伸びそう。どのみち咥えて持っていってくれないことには、軽く突っつくだけのようなバイトではマーカーに出せたところで乗らないので意味がない。主にデカい魚を狙うわけだし、そんな繊細なバイトを取ろうとする必要はないのではないかと思った。

・ドライは浮かべてるだけだと見切られやすいのかもしれない。他の人を見てると引っ張って動かして誘うのが正解のようだったが、自分のフライはリーダーがフロロのせいか引っ張ると沈んでしまいその手が使えなかった。セッティングを変える必要がある。リーダーも付けてないから上手くターンしなかった。

・実家から持ってきたスズミのロッドでは柔らか過ぎてフッキングが決まらなかった。今使ってる#4をドライ用にしてルースニング用に#6を買うべき?しかしドライが効く場面はそう多くないし毎回この手が通用するかは分からない。とはいえ、毎度マーカーを食ってくるやつは居るんだよな。

・今回もバラしが多かった。やはりフックが弱くて伸びてしまうことが多く、それを気にすると慎重なファイトをせざるを得なくなり飛ばれた際など外れがち。一般的なフライフックではここの魚を相手にするには弱過ぎるので太軸で作り直す必要がある。特にトラウトガム。タコももうちょっと軽いものを作りたい。

・ラインが足元の色んなものに絡まって、椅子に絡まってるのを気にしてる隙に飛ばれてバラしたりしたのでラインバスケットが必要。小まめにラインをリールに仕舞うようにすれば良いだけと言われればそうなのだけれど。要検討。

・フィンガーガードを使ってみたら快適だった。ヒットした際に思いっきりラインを引っ張っても火傷しないし、魚が走った際にはシュシュシュシュ!とスムーズにラインが出ていく。指ドラグ的な。ラインが結びづらくなるのが欠点だが。


今季最後なのにイマイチな釣果だった。バラしが多かったり色々課題が残る感じになってしまい非常に後味が悪いのだが仕方ない。今回の反省点を次回に活かしたい。ルースニングメインのなんちゃってフライとはいえ奥が深いな。次郎池は今回が4回目、フライメインにしてからは3回目。まだまだこれからでしょう。

20240319長潮 渋い日は上げが吉?


長潮のソコリ付近という釣りをする上で最も微妙なタイミングで港湾部へ。やれる時にやるしかないという現実的な問題と、去年は同一のタイミングで魚が出ていたのでワンチャンあるのでは?という。しかし出るとしても遅めの時間帯、上げが効いてきてからだろうなという予想はあった。全く潮が動かないタイミングで出ることはないだろうと。ただハクが入っていてハクボイルが出ていれば、夕マヅメにさえなれば潮汐あまり関係なく釣れるのではないかと。

そんなわけでまずはレンタサイクルで何箇所か見て回って、ハクの姿を探してみた。が、いない。水が悪かった前回よりもいない。どういうことだ?まぁバチとかと違ってハクは魚なので移動して当然なのだけれど、もっと上なのか下なのかどこかにいってしまったようだ。明暗周りを見てみると当然だが全然流れがない。流れがないと流し込んでいけないし、シーバスが居たとしても何となくチェイスして終わりになりがち。微妙過ぎる。どうしようか。幸運にも南風がやや強めで、上げの時にだけ出る明暗では表層の水は逆流しているようだった。ここなら出せるかもしれない、ということで準備して始めてみる。念のため壁際もチェックしたが反応なし。水は澄んでいる。これはあまりプラス要素ではない。明暗でミドルアッパー2.5+ジグヘッド3gを何度か投げてみると暗部で一度だけククン、とバイト。しかし風でラインが弛んでいたせいもあってか乗らなかった。ワームがズレて戻ってきたので恐らくシーバス。大きくはなさそうだが。30〜40センチといったところだろうか。何度か投げてみたがこれ以上は反応取れず。1匹しかいないのか、もうスレてしまったのか。とりあえず予想通り居ることは居るようなので、ここはちょっと休ませてからまた打つことにしよう。

付近の別の明暗も打ってみたがこちらはノーバイト。さっきの所のように風で流れが出てるわけでもないので厳しそう。反対側もやってみたが生命感がない。そもそも鴨が沢山居たし、釣れそうな感じゼロ。一旦レンタサイクルを返却して、移動がてら水路でテクトロするが反応なし。運河へ向かう。あそこならハクが溜まってたりしないか、と思ったが極少量しか居なかった。相変わらずアミは沢山居たが。ゴミが多くて壁際は厳しそう。対岸で一応壁際を一通り攻めたが当然ノーバイト。去年は同じような状況で出たとは言え、もうちょっと遅い時間で上げが効いてきてからの話。まだちょっとタイミング的に早いだろう。去年バイトがあった場所も反応なし。流石に浅過ぎるし流れがなさ過ぎる。南風で表層だけでも流れてるとするとあそこの明暗はどうかな?と可能性ありそうな場所を見てみたがこちらも反応なし。現実は厳しい。やっぱり長潮のソコリ付近なんてやるもんじゃない。バイトのあったあの場所だけやってみて、ダメなら帰ろうか。再びレンタサイクルを拾って先程の明暗へ。

そろそろちょっとだけ上げも効いてきたし、また反応しないかな、と立ち位置から見て左の方の暗部へワームを入れて、ゆっくり引いてくるとガツン!と何と一撃でヒットした。やっぱり居た!さっきバイトしてきた魚だろうか?足場が高くスペースもないのですぐにランディング。何気にここで7mのシャフトを伸ばすのは初めてだが、果たして届くのか?不安だったが一応届いて、操作しづらいが魚もネットに入った(抜き上げても良いサイズではあるのだが、口切れする可能性が高いので)。


21:29
40弱といったところで大きくはないが、この状況で釣れてくれただけでも嬉しい。
リリース後も同じ場所で投げてみたが一切反応なし。小場所なのもあってもうスレてしまったのか、あるいはあの1匹だけだったのか。ちょっと気になる明暗がもう一箇所だけあるのでそちらへ移動。

今まで下げの時にばかり入っていたので逆側になるが、こちらにも魚は居るはず。表層は止まっているように見えるが、ワームを入れてみると下はしっかり上げが効いていた。回収間際でギラっと何度か魚が反転するのが見えたのと、明部で何かを捕食している黒っぽい魚が見えた。どうやらさっき釣ったのと同じくらいのサイズのシーバスがアミを捕食しているようだ。追いかけ回すというよりその場で吸い込んでるだけのような食い方。アミパターンならとノガレやフラフラ、ユラメキなど投げてみるが反応なし。ワームだけはチェイスがあったが食わない。明部だと見切られてしまうようだ。しかし暗部に入れていっても食わないし、前回同様乗らないなにかのバイトがあるのみだった。
明るい場所でゆっくり引いてしまうと見切られてしまうが、アミパターンなので速く動かすとそれはそれでアミからは外れてしまって食わない。ここは難しそうなのでさっき釣った明暗に戻ってみる。ちょっと休ませたのでまた食ってこないかなと。何度か投げているとやはりまだ居るようでバイトが。しかしまた乗らなかった。居ることは居るようなので落とし所を変え、トレースコースを変え、と色々探っているとグンッ、とヒット。また来た!浅い方に寄せてランディング。


22:18
さっきと同じ魚かと思うくらい全く同一サイズ。流石に違う魚だと思うけれど、この時期ってこういった40弱くらいのサイズが多いんだよな。去年も一昨年もそうだったし、港区側でもそうだったのでこのサイズが先に戻ってくるのだろう。恐らく次の潮で50センチ以上が入ってきて本格的にスタートといった感じになると思われる。今はまだプレオープン的な感じ。

同じ場所では流石にもう反応もなくなったので、帰りがてら別の明暗も見てみる。上げだからいつもと流れが逆、と思いきやいつもと同じ向きに流れていた。しかしここではノーバイト、鴨が多いあたりお察しという感じだったので諦めた。最後に超小場所の水路も見てみるが全く流れてないのでダメそう。ハクはちょっとだけいた。ここで納竿。


結果は40弱を2キャッチのみだったけれど、久々に釣れてめっちゃアドレナリン出た。やっぱりシーバスは楽しいな。そして長潮のソコリ付近で浅くても上げが効いてくると活性が上がるようで魚からの反応も得られた。シーバスはやっぱり流れなのだな。浅いと壁際は厳しいけれど、着いている所には着いているという感じ。

次回は50センチクラスも出るだろうか。これからの時期が楽しみだ。

20240315中潮 まだ下水、魚の気配なし


そろそろ港湾に魚戻ってないかな?と見に行ったが、運河は下水臭くてゴミも多く、おまけにクラゲも多くてダメな感じ。雨が降ったのは火曜日で、それから中二日経っているのにまだ下水が抜けきらないのか?後中で潮も結構動いていたと思うのだけれど、なぜか回復が遅い。そんなにも大量に雨が降ったのだろうか?こちら側がダメなら恐らく港区側はもっとダメだろうから、暫くどこに行っても釣れないだろうな。アミだけは大量に湧いていたが、奴らは流されてるだけなので水質がどうとか関係ないのだと思われる。アミにライズしてる魚も皆無だった。

唯一、去年の秋に反応の多かった明暗でワームを流していると何かの魚が食ってきたがどうしても掛からなかったので正体不明。間違いなくシーバスではない。ボラかウグイかコノシロか。クロダイやキビレの稚魚かもしれない。ワームじゃ掛からないからとシンペンにしてみるとバイトがなくなる。やはりソフトルアーの食わせ力は異常。

満潮潮止まりのタイミングで流れが全然なかったのも悪かったのだろうけれど、そもそも下水臭くて水が悪かったのでもしハクが入ってたとしても沖側に出てしまっていて、シーバスも抜けてしまったのだろう。雨が降る度に全てが台無しになる。そしてこれはこの先永遠に解消されることはない。

暫く潮回りが微妙だし前中とかだと一瞬で干上がって釣りにならないのでまた再来週。流石にもう魚も戻っているだろうと思う。


この日は久し振りにグランデージSTD83Lを持ち出したが、やはり穂先の糸絡みが多い。気の所為かと思っていたがやはり他の竿に比べて段違いに穂先の糸絡みが多い。ちょっとテンションが緩んだりすると100発100中絡む。ガイドが悪いのかと思ったが普通のガイドだし、ティップが柔らか過ぎるのかもしれない。柔らか過ぎてブレ過ぎるのでPEを拾って絡むのではないかと。もう少しハリのある83ML-5では同じような事象は発生していない。次回は15ラブラックス90Lでやってみようか。

バチパターンで河川のオープンにぶん投げる釣りばかりしていたせいで、壁ギリギリに平行に投げるとか橋の下に低弾道で入れるとかの港湾の釣りが目に見えて下手くそになった。港湾の静かな水面を見ているとバチルアーを投げたくなるがそれで釣れるようになるのはもうちょっとだけ先。

20240313中潮 河川バチ、やっぱり終了してた。



昨日の雨の影響もありそうだし、風も強いのだがもう最後なので行くしかない、ということで河川下流域へ。到着してみるとやっぱり風が強い。これはもう仕方ないので何とかやるしかない。雨の影響か、なんか水がやや下水臭いのも気になる(河口の方に水再生センターがあるからだろう)。これ釣れるのかな?

到着時、丁度満潮時刻くらいだが北風のせいで表層は流れている。バチの姿は見えない。とりあえずマニックスロー135から投げるがやっぱり引き波は厳しいか。プリンス曰く風の強い時こそ敢えて引き波でアピールした方が良くて、沈めても逆に目立たないという話だったが…やはり限度があるのでは?スロー135だと風でラインが持っていかれるので水面を滑ってくる感じになってしまう。駄目だこりゃ、ということで前々回反応のあった(マルタだが)空海スリム140に替える。しかし以前よりも更に北風が強く、アップに投げようとしてもまともな飛距離を稼げない。こんな手前で巻いてても流石に厳しいのでは、ということでマニック155にしてみる。このルアーはこんな状況でもぶっ飛んでいく。風が強過ぎるので最早マニック以外はまともに飛ばない。他に手段がないのでもうこれで何とかするしかない。アップだと沈んでいってしまうのでクロスに投げて、クロス〜ややダウンで食わせる感じで。こんなので釣れるとも思っていなかったが、繰り返しているとややダウンに入ったあたりでグンッ、とヒット!え、マジかよ。この状況で食うの?なんか小さそうだけど跳ねたのでシーバスっぽい。小さいしバレそう。寄せてくるとやっぱりセイゴ。抜き上げるとポロリしそうなので激流の中操作しづらいが何とかネットへ。


20:15
やっぱりマニックなのか…しかしよくこのサイズのルアー食えると思ったな。初めて155で釣ったけど、やっぱり細ければ長くても食うのだな。逆に言えば長くてもセイゴを排除する機能はないという。

この1匹しか居ないということはないだろう、と同じやり方で繰り返すがこれ以上は反応得られず。さっきのは交通事故的な感じだったのだろう。そもそも強風&激流の中でどうやって釣ったのか自分でもよく分からないので再現性がない。
20:30くらいからチラホラとバチが流れてきた。しかし何故か小さいバチが多く、やはりもう終わりなのだろうなという雰囲気。もう流しソーメンになることはないのだろう。空海スリムやマニック155を投げ続けたが、更に風が強くなってきたのもあり見切りをつけて21時前に納竿。
帰り際、河辺でカップ麺食ってる外国人の集団が居たが何だったのだろう?このクソ寒い中なぜここで?というかどこで買ってどこでお湯入れてきたの?謎だらけ。

閑話休題
前の潮から怪しかったが、やはり河川の(少なくともこの川の)バチ抜けはもう終わったのだろう。去年の港湾とかもそうだったが、終わったのかな?と思ったらそこで終わり。そこからまた持ち直すということはまずない。産卵したら死んでしまうのだからどんどん数は少なくなっていくのだし、最後の方はもうパターンとして成立しなくなっていくものなのだろう。他の川に行けばまだ可能性はあるかもしれないが、皆考えることは同じなので輪をかけて混雑するだろうしそこまでしてバチに拘る必要もないかな、ということで自分としては今年の河川バチはここで終了。というか前の潮で終わってたのだけれど。マニックに始まりマニックに終わった。河川はやっぱりマニックなのかな。
多少のズレはあれども毎年同じような感じで、1月末か2月頭から始まって3月初めには終わる。序盤の方が釣り易い印象がある。風が吹くと基本ダメだがやりようはある。ただ限度があるが。下流域はいつも風が強いし激流なので正直微妙。

この時期の河川でしか使わないルアーは仕舞って、港湾の準備を始めよう。これからが楽しい季節の始まり。



今年河川バチで使ってみたルアー、結局釣れたのはほぼマニックスロー135だった。

マニックスロー135
去年港湾で活躍したのだが河川でも大活躍。下げ始める前の流れがないタイミングで引波出してても釣れたし、下げが効いてきてからも引波出して流してたらシュボッと食ってきた。「河川では引波出してるバチなんかいない」とか言う人もいるけど関係ない。そもそも鉤が付いてるバチなんかいないわけで。今まで如何にナチュラルに食わせるかということばかり考えていたがそれは間違いで、大量に流れてくるバチの中から選んでもらうには引波でアピールした方が効果的なのでは、この釣りはアピールしてナンボなのでは、と考え方が変わった。135という長さもアピールできるポイント。115や95は河川では使う必要なし。色んなカラー使ってみたがどの色でも釣れた。

・マニック135
ノーマルの方、釣果は出ていないがこちらの方が飛距離が出るので使い所はありそう。ただ沈下速度を考えるとスロー135とは異なりアップでは使いづらい。クロス~ダウンで水を当てないと浮き上がらないので。

・マニック155
135を初めて使ったときは「こんなデカいルアー食うの?」と思ったが、135に慣れた今では155にもあまり違和感がない。同様に細いからだろうか。27.5gなのでLクラスのロッドだときついし、MLでも持て余し気味な投げ方になってしまうがそれでもぶっ飛んでいく。これも沈下速度速いので水を当てないと浮き上がらない故にクロス~ダウン専用。港湾でも活躍すると思う。欲を言えばスローの155が欲しいところ。ネットでしか売ってない。廃番ではないが年1でしか生産していないとのこと(135もそうだった気がする)。

ヒソカ120
去年売ってしまったがみんな釣れる釣れるというので買い直した。感想、やっぱり微妙。とにかく飛ばない。みんなこんな飛ばないルアーでどうやって釣ってるの?風が吹いたらヒソカ、とか言ってるけど風強い時にこれ投げても絶望的に飛ばないのだが…。風が強くて水面が荒れているような時に、リップ付きのフローティングミノーで一枚下を探る。シンキングだと沈んでいってしまうので誰でも一定のレンジを引いてこれるフローティングで、というコンセプトは非常によく分かるのだが、如何せん飛ばな過ぎるので使いづらい。

ヒソカ150
120より更に飛ばない気がする。オヌマンもウェーディングして投げてたような…。近距離特化のルアーなのだろうか。そうすると益々自分には合わないかも。
→河川のウェーディングだと沖ではなく手前でライズが出ることもあるようだ。流芯で流れてくるバチではなく、その場所で抜けたバチを捕食しているという状況?そういうシチュエーションで使うルアーなのでは。つまり護岸された都市型河川で遠投して沖のライズを獲ることを目的にしたルアーではない(護岸された河川でも手前でも出るときあるけど)。あれ、そういえばオヌマンのホームって多摩川だよな…

・ピクシス
マニックのパクリ。釣れなかったけど、マニックで釣れていた場面でこれを投げていたら釣れていたと思う。マニック偏愛なのであまりこれを投げるタイミングがない。

・フィール150
長さの割に16gしかないし、センター固定重心なので飛ばない。マニックスローと同じような使い方で釣れそうな気がするが、それならやっぱりマニック投げちゃうんだよな…要は短い時合いの中でローテーションしてる暇がない。

・パドル110
自分の周りではこれで釣ってる人が多かったので買ってみた。これでレンジを入れて流す…と思ったが難しい。上手く流せていたとしても分からないので、結局何も分からない。上級者向けルアーな気がした。これで釣れる人は何使っても釣れるのでは、と。

・ヒエイ123SF
飛ぶ飛ぶ言ってるけどそんなには飛ばない。しかしこれは港湾で使うかも。

・ランザ120F
シマノガレ、エクスセンスノガレこと、重心位置を内蔵したノガレ。あんまり飛ばないけどノガレよりは多少飛ぶかな程度。港湾で釣れそう。

・ブローウィン110S
軽いから仕方ないが思ったより飛ばない。無風ならそれなりに飛びそうだが無風でこれを投げるというのはまずあり得ないので…。

・スリムアサシン149F
去年売ってしまったが買い直し。廃番らしいのでまとめ買いした。これも正直そんなに飛ばないのだが、フローティングミノーとしては飛ぶ方かなという程度。

空海スリム140
マルタ1匹しか釣れていないが、水面が荒れていて引波が通用しない時にどう攻めるか、という感覚はちょっとだけ掴めた。

空海スリム120
軽くてあまり飛ばないので120サイズのミノーは使いづらいと思った。140だけあれば大丈夫。


色々無駄なものを買ってしまったが、結局釣れたのはド定番のマニックなわけで新製品なんか買う必要なかったなと。ただしもしかしたら使い所が出てくるかもしれないので下手に売らない方が良いかも。また買い直す羽目になるのは無駄だし、意外と港湾で使える場面があるかもしれないので。
とはいえ短い時合いの中で迷いをなくすことを考えるとやはりルアーの種類は絞り込んだ方が良いのだろう。まず短いルアーは使わない。アピールできないので。飛ばないルアーもなし。届かないので。風がなければ水面引波でアピール、風が強くて水面が荒れている時はミノーで一枚下を探る、これでダメなら諦めるという感じ。ロリベでボトム攻めるとかは考えない。来年もこんな感じでやっていこう。

場所は結局ずっと上流の方でやってれば良いのではないかと思った。バチ抜け過ぎてから下流域でやったが、恐らく下流域で抜けるということはなくて、ただ上流から流されてきてるだけのように感じた。それでも釣れるには釣れるようだが、激流過ぎてルアーがコントロールできないし時合いも一瞬で終わってしまう。風にも弱い。来年は上流だけでやってみようか。