Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20230211中潮 バチ抜け調査その5、遂に…?


中潮最終日、下げはちょっと緩そうだがどうか。前の潮だとこんな雰囲気でも抜けてたようだけれど。

満潮過ぎに到着。やや下水臭いが大丈夫か?下流下水処理場があり、上げでそこからの水も入ってきているだろう。いや、それどころかすぐ近くにそれっぽい施設もあるみたいだし…。

既に下げ始めてて、チラホラバチの姿も見えた。これからバチがどんどん増えて行く…と思いきや増えるどころか減っていき、そのまま時合いが終わった感じだった。

ライズは数えるほどだが一応出ていたことはでていた。一度ルアー交換してる時に目の前、岸際すぐ手前で派手にバシャッ!っとライズしたのでビックリしてうわっ!っと声が出てしまった。そしてエリ10を岸際に流していったらフワッとバイトしてきたのだが乗らなかった。誤爆。そもそも何の魚だか分からなかったが。魚からのコンタクトがあったのはこれだけで、それ以外は擦りもしなかった。一応数少ないライズを撃ったりもしたのだけれど。
今までは全く反応取れなかったけれど、今回は遂に魚からのコンタクトを得られたということで。やっと魚に近付いてきた感じがする。釣れてないけど。

バチの量としては恐らく次の潮くらいがピークになるのではないだろうか。それを捕食する魚の数も増えるのだろうと思う。しかし時合いは一瞬になってしまうだろう。


今日他の釣り人(師匠)と話してて得た知見は、無理にアップで投げなくてもクロス〜ダウンでも食う、ということ。みんな上手いことアップでシンペンを投げて良い感じにレンジキープというか、浮かず沈まず動き過ぎず、バチらしい動きを演出してるのかと思ったけどそんなのまともにできるのはプロレベルの人だけなんじゃないかと。特にあの暗闇で下げの激流の中、それをできる人は少ないと思われる。釣具メーカーとかメディアの洗脳に踊らされるなということだろうか。

上級者向けのことを付け焼き刃で真似してもどうせ上手くいかないので、僕は自分なりのやり方で、現時点でできる範囲で何とかやるしかない。その心は、「フローティングを流す」である。僕は昨年同様、エリ10を流すだけで釣ることにする。短い時合いの中で迷いを無くすためにも、釣りを変に難しくしないこと。シンプルにライズを撃つのみ。今日だって、ウエイトが後ろに残って尻下がり、斜めに浮きながら流れて行くエリ10に誤爆があったじゃないか。これが答えなのだと思う。バチは水平に浮かんだまま流れているとは限らない。現実にはうにょうにょしながら、色んな向きで蠢きながら流れている。水平姿勢は逆に不自然なのか?何故尻下がりが良いのかは不明だが、事実それが効くという意見は散見される。

次回、バチが抜け過ぎるくらいならエリ10よりももっとアピールできるミノーとかの方が良いのかも。いや、そこは敢えて選択肢を絞ってエリ10でいくか?兎に角フローティングを流す。シンキングは基本使わない。フローティングで、水面で勝負する。シンキング、マニックとかは港湾用のルアーと割り切ろう。


追記:

沖で着水した瞬間に引っ掛かったのだろうけど、もうハクもいるみたい。

あと魚はやはり壁際にいる。ライズしてなくても壁際には着いてるので、現実的には釣り人多くて難しいが、テクトロでも釣れるのではないかと思う。

エリ10がなぜ流すだけで釣れるのか、それは不安定さにあるのではないだろうか。着水後ほぼ勝手に重心が戻るシマノのミノーなんかには出せない不安定さ。水平浮きだと流れの中で安定してしまう(=ゴミと認識される?)が、重心が後ろに残って縦浮きになってるエリ10は不安定に揺らぐので、それが流されていくバチっぽさを演出しているのではないだろうか。バチは水平姿勢で流されてるわけではなくて、水面、水中問わず色んな向きでうにょうにょ、にょろにょろしてるので。開発者の意図したものではないだろうけれど、不完全さ、不安定さ、揺らぎ、がポイントなのでは、という仮説。
ここ何回かで試したところ、メガバス空海も同じことができそうなので使ってみようかな。というか空海に関してはウエイト戻しても斜め浮きである。これ実は河川バチ最強だったりしない?
去年散々見切られてた理由は水平で流してたからで、ゴミだと認識されてしまっていた?誰だよ「水平浮きが良い」「水平姿勢だと見切られない」とか言い出した奴。ちょっと誤解してた部分あるので、今年は斜め(縦)浮きに拘ってみる。
マグネットやバネ式の高級な重心移動システムが入ってると斜め浮きにはならない。エリ10、空海スリム120、アルバトロス。この3つを軸に河川はやってみようと思う。他に斜めに浮くルアーってあるだろうか。