Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20210918中潮 雨後のドブ臭運河ゲーム

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外洋側のポイントに行きたかったが、土曜は混んでるだろうということでいつもの運河へ。しかし雨後の隅田川水系は所謂う◯こ水、要は未処理水が流れてしまうので微妙なのでは?という思いもあり、その検証も兼ねて、という感じ。
到着すると水は白っぽく濁っており、酷くドブ臭い。これはまさに未処理水…しかしイナッコの群れが水面で波紋を出して泳いでおり、生命感はある。果たしてシーバスはいるのだろうか。

東に向けてテクトロを開始。開始10分もしないうちに穂先に違和感。ヒット!シーバスだ!エラ洗いもかわせた。魚はガンガン下に突っ込んでいく。濁りが酷いので魚の姿がなかなか見えないが、ネットイン。

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45くらいかな。ここら辺のアベレージといったところ。リリースして次。
少しテクトロすると5分も経たずにまたヒットした。

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さっきよりは少し小さいかな。40ちょいくらい。
端まで来てしまったので一旦少し折り返すことにする。同じくらいのサイズの群れが入っている可能性がある。そして少し折り返しているとまたもやヒット。3連続。今日はもらったかもしれないな。

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これも45といったところかな。リア1本掛かりだったが途中でもう1本掛かったのかな。
戻っても良かったのだけれど、先へ進んでから戻ってこようということで先へ。角を曲がって橋の方へ。ここはヒットが多発するポイントだが今日は不発。橋の下、明暗付近に何となく投げてみたら回収付近でアタリがあった。もう一投してみると、足元でド派手なピックアップバイトが!!反転していくシーバスの尻尾が水面を叩いた。結局この魚からの反応はこれ以上は得られなかったが、魚の活性は高いみたいだ。後で思えばあそこでエイトトラップをやれば良かったのかもしれない。

対岸へ。こういう日はどこでバイトがくるか分からないぞ、ということでいつもスルーしてしまうあたりも丹念に攻めていく。が、結局対岸ではバイトは得られず、折り返しもダメで、対岸に戻ることにする。この時点で結構下げが効いて潮位は下がってきていた。
さっき釣ったあたりを折り返し攻めていくが反応はない。そのままずっと西へ向かっていくがやはり反応はない。途中、橋の下あたりで何かが一瞬ヒットしたような気もしたが。少し前にヒットが多発した浅いポイントも、この濁りなら魚が着いているかも、と思ったが不発。その先の橋を潜ろうとしたら橋の下の通路が冠水してしまっていた…。手摺を伝ってなんとか潜ることに成功。その先をやっていく。少しやったらいきなりヒット、しかしすぐにバレてしまった。かなり小さかった、多分20センチとかの魚だったと思うけれど。その先はノーバイト、端まで着いてしまったので折り返していく。そして折り返しで漸くヒット。最初に3連続で釣れたのは幸先が良かったが、この魚に辿り着くまでに1時間掛かってしまった。

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初めはハーモニカ喰いだったのだけれどファイト中に少しづつ外れてきて、ネットに入れた時にはもうフックが外れてしまった。40センチくらいでやや小ぶりだが、鱗は傷ついていたので過去にも釣られたことがあるのだろうか。
続いて東へ向かうところで、またヒット。ちょっとサイズも良さそう。かなり突っ込んでいく魚。濁りは酷いが、シーバスが近づくとその付近にいたイナッコがワッと散るのでそれが目印になって何となくの位置が分かったりする。

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50センチくらい。ネットへの入れ方が良くなかったか、ネットの中でフックが絡まってしまい外れてしまった。魚は無事キャッチできたけれど。
エラが少し露出してしまっているが、これは僕のフックが掛かったからではなく恐らく前回釣られた時の傷だと思うけれど、エラを多少損傷してもちゃんと生きていけるのか。スズキは結構強い魚なのかな。

また橋を潜って例の浅いところをやってみたけど不発、そろそろ昨日と同じ細い水路に移動しようかなというところだったけれど、そのまままた東に向けてテクトロすることに。そして対岸へ渡って西に向けてテクトロ。いっそもうこのままテクトロしながら移動するか、ということでずっとテクトロしていったがバイトは全く無かった。ここら辺のエリアでも以前は釣れたりしたのだが、工事が入ってから底質が変わってしまったのか、あるいはエグレが埋められてしまったとかだろうか。とにかく釣れなくなったので、ほぼ攻める価値がなくなってしまった。移動する。



昨日と同じ細い水路。ここも濁っていてドブ臭いな。釣れるだろうか。右岸の下りからやっていく。半分くらいやったところでヒット!

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40くらいかな。昨日は苦労したが、今日はあっさりヒットした。
端までやって、折り返し上りを、ということでヘチギリギリにキャストして引いてきたらすぐにヒット。小さいから抜き上げられるかな。

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30くらい。このサイズも多いんだよな。
続けて行こう。上りが終わるギリギリのところでまたヒット。ヒットした時の感触的に大きいかと思ったけれど、意外とサイズなかった。掛かり方が変だったから抵抗が大きかっただけみたい。

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鰓蓋に掛かってしまい少し傷つけてしまったが、エラそのものは損傷していなかったので大丈夫だった。出血もなかった。フックリムーバーがあって良かったと思った瞬間。左岸へ渡り、また下りからやっていく。下りは無反応、上りをちょっとやったらまたヒット。

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でもまた30くらい。このクラスの群れが入っている模様。
少し続けたらすぐにまたヒット。やっぱりね。

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抜き上げるとバレそうだったからネットを使った。
この後、端までやっていく途中で大きなアタリ。これはさっきまでの奴らと違ってサイズあるぞ。50くらいの魚だったが、ここまでで沢山釣っていたからこそ油断してしまい、ラインスラッグが出た時にエラ洗いされてしまい痛恨のバラシ。魚が水面に出た時は思いっきりテンションを張らなければならない、なんて鉄則なのに。疲れと、集中力が切れてきていたというのもあったのだろう。雨で全身濡れていたので動きが緩慢になった、あるいは意識が削がれたというのもあったかもしれない。少なくとも、これが1匹目の魚だったらこんなバラし方はしなかっただろう。リア1本で掛かっていたから、何とかもう1本掛けたい、という思いがあったのも良くなかったか。
最後にデカいの釣って気持ち良く終わりたかったのに、不完全燃焼だったからもう一度右岸、左岸と攻めてみたが、ここで干潮潮止まりとなってしまったせいか、これ以上反応を得られることはなかった。油断と慢心は敵であると肝に銘じよう。

結果、13ヒット?10キャッチ。後半は30くらいの小さいのばかりだったが、一応つ抜け。ドブ臭くて白っぽく濁っていても釣れるのだということを実証できた。潮位と、潮の動きさえあればシーバスは釣れる。