Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20210913小潮 ヤバい…これはもしやボウズ…?

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副反応で熱があったので早退。夕方まで寝てたら治ったので急遽短時間釣行へ。
土日は混んでるあのポイントに行こう。

時間的には満潮前、まだ上げの時間帯。到着すると先行者あり。このあたりのタワマンにでも住んでるのかな?いつ来ても絶対誰かしらいるんだよな。立入禁止の柵を超えて入ってクロダイ釣ってるおっさんがいた。
入口付近をちょっと攻めようとしたがゴミだらけなので断念、北側のブロックへ。
いつも通りルアーを通していくが…ノーバイト。只管ノーバイト。ヘチ釣りしてる人の前後を避けて只管攻めるもノーバイト。2往復目もノーバイト。流石におかしい。いつもならここまでで何らかの反応を得られているはずなのだが。これもしかしてボウズか…?という思いが脳裏をよぎる。今日は時間がないが、意を決して移動することに。
ダメだと思ったら見切ることも大切。いつも釣れているからといっていつでも釣れるわけではない。ダメな日だってあるだろう。土日に大会とかやっていたから、その影響もあるのかもしれない。200人とか参加してたらしいし。そうでなくても土日は四六時中他の釣り人に叩かれてるだろうから、スレきってしまって1番釣れないのが月曜なのかもしれない(木金で自分が荒らしたのも原因かもしれないが)。

電車と徒歩で大幅に移動していつものポイントへ。前回と同じ流れだ。移動途中のポイントでバイトが出ないのも同じ。最近お気に入りの細い水路へ。しかしここでも反応が得られない。まずい。久々にボウズかもしれない。満潮付近で水位はあるし、次のポイントで何とか捻り出したいところ。
いつもの運河に到着。ここで結果を出そう。ラパラを使ったりワームを使ったりしてみたがノーバイト。少し前によく釣れていたスポットにルアーを通していくが、ここでもバイトが出ない。ここで食わないか…。その先もずっとテクトロで攻めていく。バイトはない。東の端、角のところまで着てしまった。今日はあまり遅くまではやれない。残り1時間弱、この先で何とか釣れないか。と思ってやっているとグググッと漸くこの日初のヒット!小さいけど慎重にネットに入れる。

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30センチくらい。何とかボウズ逃れの1匹をゲット。危ないところだった。

その後端までやって、折り返していくところでまたヒット!今度は結構良い引き。それなりにサイズあるかな?と思いつつ浮かせた魚体はエラ洗いしない。クロダイだ。ここ最近、以前よりは水の透明度が上がったかな。

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30ちょいくらいのクロダイでした。

もう時間がないので、ここを角まで折り返しやるのと、対岸の最近釣れてるエリアだけに絞って他は捨てよう。ということで角まで戻っていくが反応はない。対岸へ渡る。対岸の角あたりからまた再開。足元で食ってくることも多いので足元まできっちりルアーを引いていく。西へ向かってテクトロ。このエリアでもう1匹くらい掛からないかな、と思ってやっていたらヒット!魚体が見えた。これは結構でかいぞ。そしてリア1本しか掛かっていない。これだとエラ洗いでバレる可能性が高いので、何とかフロントも掛けたい。何度か角度を調整して、フロントも掛けることに成功。これは失敗すると余計にバレるリスクが上がるが、魚の大きさ的に早期に決着を着けるのは難しそうだったし、最近リア1本掛かりでバラすケースが多かったので。下にはある程度突っ込んだけど、割と大人しい魚だったのでネットインはスムーズにできた。

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やっぱりでかくね?と思ったけど顔がでかいというか頭でっかちなだけで痩せていて、意外と60センチなかった。55センチくらい。老生魚といった感じの佇まいだったが。

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目の色が少しおかしい、というかエラ側が半分くらい白いのは何故だろう。ちなみにフックは目には刺さっていない。病気の個体なのかもしれない。割と急いでリリースしたが(僕は普段から即刻リリースだが)、ちゃんと泳いでいったので大丈夫かな。

残り時間で折り返しもやってみたけどノーバイト。まぁさっきのが釣れたからもう良いでしょう、ということで納竿。

結果は3時間ほどやってシーバス2匹、クロダイ1匹の3ヒット3キャッチ。あわやボウズかと思ったが、何とか釣れて良かった。
最近青潮の時を除いてほぼ負けなしな気がする。いつまで連勝記録が続くことやら。

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それにしてもラパラのミノーは繊細というかいい加減というかピーキーというか…。
いくらアイチューンしても真っ直ぐ泳いでくれないし、ちょっと右にすると思いっきり右に、それでちょっと左に曲げると今度は思いっきり左に向かって泳いでしまう。仕方ないからロッドワークで何とかしようとしてみるものの、結局岸壁の貝に引っ掛かってしまったり。あと根掛かりしたり魚を釣ったりするとまた微妙にアイが曲がってしまってアイチューンし直さなければならなくなたりして…個体差もあるし壊れやすいし、困ったルアーである。
それでも何で使い続けるのかといえば、見た目がかわいいから、というのもあるが、それ以上に釣れるから。バルサボディならではの波動が効くのか、固定重心で立ち上がりが良いからか、理由は不明だがとにかく釣れる。昔からある古典的なルアーだが現代でも通用するというのが凄い。ルアーの完成形なのかもしれない。