Urban Side Paralyze

電車釣行&パックロッドで湾奥シーバスや管釣トラウトなどを釣っています。

20210724大潮 悔しいバラしと運河シーバスの真実について。

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チニング用のワームなど買い足したのでいざ運河へ。

到着時は丁度満潮、潮止まりで水位が高かった。まずは蟹ワームで橋の下のシェードを攻めてみる、が無反応なのでヘチを西に向かってずっとずる引き。無反応。どちゃ濁りなのでアピールが足りないのかな?ということで鉄板バイブにしてみる。暫くやってるとコツコツとアタリが。そしてググッと何かが掛かる。クロダイだ!しかしすぐにバレてしまった。橋をくぐった先、やや水深があるエリア。バイブを底まで沈めてテクトロ。するとヒット!エラ洗いしたので恐らくシーバス!しかしボトムで掛けて、魚がボトムから水面に一気に出たのでラインスラッグが出てしまいバレてしまった。鉄板バイブはバレやすいんだよな…クソー。端には先行者が。そこ打ってても釣れないと思うけど。折り返しはスキャッターラップで。たまにコツコツと当たるけど乗らない。クロダイだな。ずーっと行って角まで行って曲がってすぐ、コツコツ当たって漸く乗った!

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クロダイでした、皮一枚で掛かってた。危なかった。この前よりはサイズアップしたかな?
対岸へ。一通りスキャッターラップや鉄板バイブで攻めるがコツコツ当たるばかりで乗らない。もう一往復やろうということで戻る。橋のそばでスキャッターラップにピックアップバイトが一回。そして戻っていく途中大きなアタリ。クロダイ?しかもデカい?

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と思ったら掛かり方が変なだけだった。サイズはさっきと同じくらいかな。アベレージ小さめです。

角までやっていく途中、やたらアタリが多いのでちょっとだけ折り返してみる。やっぱり当たる。けど乗らない。難しいな。蟹ワームも使ったけど、アタリは増えるけど結局乗らない。なぜだろう?ジグヘッドというかリグを変えたりしたら掛かるようになるのかな?何回も同じところにルアー通してもスレるかな?と思ったので半分も行かないくらいでまた戻ることにする。戻りも一応テクトロしつつ。と思ったらいきなり大きなアタリ、そしてドラグが鳴ってどんどんラインが出ていく。なんだ?エイか?と思ったけどエイはこんな速くは泳がないはず。クロダイ?シーバス?エラ洗いしないからデカいクロダイかな?と思ったけど…

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上げてみたらシーバスだった。45センチくらいかな。真っ黒な居着きシーバス。ダブルフックは伸ばされてしまっていた。そしてフォーセップだと曲がっちゃってフック外しづらい。他のコードとかラインにも絡みやすいし、やっぱりプライヤーに戻すか。
何回も同じところにルアー通してるはずなのに、何回か通した後にいきなり食ってきたからびっくりした。渋い時は何回通しても無駄な時もあるだろうけど、少なくとも活性が高い時はしつこく何回も通してみないと分からないものなのだな。一回で諦めてたら勿体無いというか。去年の秋とかもそんな感じだったっけ。テクトロは何回も通してみないと、何回も歩いてみないと分からないものだ。

この後もずっと来た道を戻っていくが、アタリが遠のいてしまった。たまにコツコツとクロダイのアタリはあるのだけれど。一番端までスキャッターラップでやってみて、潮位が下がったせい?あるいは魚のいるレンジが違うのかな?と思い鉄板バイブにしてみる。するとまたコツコツとクロダイのアタリが。橋をくぐってまたスタート地点の方角へ。ハク?イナッコ?に少しボイルが出ていた。どうせ釣れないから狙わないけど。犬の散歩してる人に、ちゃぷちゃぷしてるハク?イナッコ?を差して「これって何の魚なの?」と訊かれたので、ボラの稚魚ですよ、スズキが下から襲い掛かってるんですよ、なんて答えたり。スズキ沢山いるんですけど、釣れないんですよねぇ、なんて話をしていたら、その後すぐヒット。マジかよ、こんな浅いところで?あるいは、ハクに襲いかかろうとして壁際で待機してた魚?暗いところでヒットしたので街灯の明かりがあるあたりまで引っ張っていって、タモを準備して入れよう…としたその時、バシャバシャ!っとエラ洗いでバレてしまった。鉄板バイブがぽろっと取れて、手摺にカコーンとぶつかった。クッソー!!!!もう少しだったのに。50あるなしくらいのシーバスだった。これは獲りたかった…。悔し過ぎる。やはり鉄板はバレやすいな。フックを交換するとか、対策を練らねば。そもそも、足場が高くて水位が低くなってるときってバラしやすいんだよな…。本当に難しい。この魚をバラしたのが悔しくて、もうなんだか疲れてしまった。
もう一往復やってみるかということでまたもやスキャッターラップに戻してやっていくが…たまにクロダイのアタリはあるものの、もう大分食い気がなくなってきたあるいはスレてきたみたいで反応が悪くなってきた。下げ止まりが近くて潮の動きも緩くなっていたのでそのせいもあるかもしれない。時合いが終わったのだ。もうちょっと粘っても良かったのだけれど、もう疲れてしまったので納竿。

結果はクロダイ2匹、シーバス1匹。クロダイ1バラし、シーバス3バラし。ダメだこりゃ。出直してきます。
この運河に関しては、やはりテクトロがほぼ全てなのだなと思った。例外は特定のベイトにボイルが出てる時。バチとかハクとかイナッコとか。ただハクとかイナッコにはボイル出ててもルアー食わないっす…。僕がやっているのは完全に、垂直護岸の小規模運河ならでの釣り、都会の居着きシーバス・クロダイ相手の釣り。他では通用しない。例えば旧江戸川の牡蠣瀬やブレイクを攻めていく釣りとか全く出来ないし(遠い上に混んでそうだからそもそも行かないが)、回遊待ちの釣りは全く出来ない。でも別にそれで良いんじゃないかなとも思う。多かれ少なかれ、みんな自分のホームでの釣りに特化していくものなのだろうと思う。週末アングラーなんて大体みんなそんなもんだろう。どんな場所でもマルチに対応できる人なんてプロじゃない限り存在しない。それどころか、「アウェイの洗礼」なんかを見てるとプロでも知らない場所での釣りには苦労するみたいだし。
とりあえずはこの運河での釣りを極めようと思う。もっとテクトロに特化すべきかもしれない。もっと身軽にするとか。テクトロで使えないルアーは全てどうでも良い。テクトロ原理主義者。テクトロマイスター、運河マイスターに俺はなる!

この狭い運河でずっとやっているだけでも、季節ごとにパターンが変わったりして毎回色々と学びがある。自分の未熟な経験則とかネットで得た知識とかの狭い範囲で考えていてはいけない。この運河で実際に起こっていることこそが全てなのだから。あと二ヶ月くらいで丁度始めてから1年になるけれど、ちょっとずつ運河の様子が1年前の「あの感じ」に近付きつつあるような気がする。1年前にもクロダイ釣ってたな。イソメで。そういえば未だにキビレが釣れてない。なぜか全部クロダイ
夏〜秋に濁りが強くなってくるとミノーやバイブレーション等の強い波動のルアーに反応が良くなるのかも。1年前は何にも分からずに、ただ巻いててブルブルと使用感があるからという理由で鉄板バイブをよく使っていたのだけれど、図らずもあれは正解だったのだな。釣具屋に「夏は鉄板バイブ!」とかいうポップがあって意味不明だったけどあれは正しかったのだな。夏は鉄板バイブ!


本題からずれるけどメモ。PEラインは1号が正解みたい。色んな人が言ってるけど、08とか06だと結束強度落ちて高切れしたり強度弱くなったりして飛距離以外のメリットないと。でも、そもそも1号でもそれなりに飛距離出るしね。管釣りで06とかそれ以下使うならショートリーダーにして結束がガイド内通らないようにすべし、とのこと。PEは思考停止で一生1号だけを使ってれば大丈夫。あるいは大物狙いならもっと太い1.5とか2号とか。
そういえば市ヶ谷の釣り堀の竿に結んである道糸はPEで、めっちゃ太かった気がするけどあれ何号なんだろ?